17日ドラマ「ゴーストライター」最終話を視聴した。

今回はリサから小説のデータを渡された由樹だったが

やはりリサの名前で出せないと断りを入れた。

そんな由樹はリサの原稿を出版社に持ち込むがうちでは出せないと断られる。

諦め切れない由樹はその原稿を小田に渡した。

それを読んだ小田はその衝撃度に是非とも出したいと神崎に申し出るも断られ、

小田は鳥飼常務にもお願いするもうちから出せないと返答を受けた。

それでも諦め切れない小田は由樹に共作で出さないか?

と持ち掛けてそれをリサにも持ち掛ける。

そしてリサもその案を受け入れ、自主出版として出版される事が決まった。

そして出版した書籍は話題性もあり50万部以上の大ヒットを記録して由樹とリサは復活し、

由樹とリサそれぞれが別の小説を同時に出版する事で

由樹のゴーストライターという肩書も消え

2人で堂々と出版のヒットを記念したパーティーに出席した。

そして由樹とリサはそれぞれ作家の道を歩み出したシーンがメインだった。
ストーリー

リサは、新たに書きあげた小説「私の愛しい人」のデータを由樹に手渡した。

小説を読んだ由樹は、一度はリサにそれを返そうとするが、

思い直して神崎を訪ねる。

由樹はリサの原稿を差し出して書籍にして欲しいと頼む。

しかし神崎は、出せないの一点張りで聞く耳を持たない。

原稿を置いて帰る由樹を、小田が追いかけてきた。

小田は小説が書けなくなっている由樹を心配しつつ、リサとはかかわらないように助言する。

ビジネス雑誌で絶賛される神崎をわずらわしく感じていた鳥飼の元に小田がやってきた。

小田はリサの原稿を差し出してなんとかしたいと訴えた。

リサと由樹に共同執筆させて話題性を出すことを提案するが…。

元子のもとを訪ねていたリサは、

元子が遠野リサという名前すらわからなくなっていることを知りショックを受ける。

そんななか、小田から会いたいと連絡が入った。

待ち合わせ場所にやってきたリサの前に小田と由樹が現れた。

小田は、リサと由樹の共同執筆で新しく小説を書いて自費出版で本を出さないかと提案する。

それを聞いたリサは…。

以上フジテレビゴーストライターHPより


今回は由樹が小説を書けなくなったところに

リサが現れて自ら書いた小説を由樹に渡したが、

由樹はリサの小説はリサ名義で出すべきだと

考え結局リサの名義を変える事はしなかった。

しかし現状ではリサの名前で出版する事は難しいだけに

由樹がリサの小説を売り込んでも、小田が売り込んでも出せない状況だった。

そんな中で打開策として上がったのが由樹とリサが共作して自主出版するものだった。

自主出版は言うまでもなく自腹だ。

但し売れた分全て自らの利益となるだけに知名度のある2人なら

十分それが可能だと感じていた。

そしてそれぞれが共作で作品を書き上げて出版にこぎつけると、

その書籍は一気に話題となり50万部以上という大ヒットを記録した。

本来大手出版社が出せばその分は出版社の利益となるが、

小さな出版社から出している事もあり殆どの印税は由樹とリサにもたらされた。

こうなればさすがに出版社も無視できなくなり、

リサと由樹それぞれの小説を出す事で

話題性を広げて二人の書籍は見事に大ヒットとなった。

そして由樹は作家として独り立ちし、リサもまた作家として復帰したのだった。

色々紆余曲折があったものの由樹もリサが認めるほどの才能があった訳で、

その才能をリサ名義で出した事が全ての狂いのはじまりだった。

リサの推薦で出していたらこのような事にはならなかったのではないかと思うし、

作家にある程度の期間がなければ

良い作品は書けないものだという事が上手く描かれていた。

確かにそんなにアイディアが出てくれば誰も苦労しませんからね。

そんな中で由樹とリサはそれぞれの作家として

同じフィールドで活動して行く事になったのだった。

総評として1つの判断ミスがこのような騒動に発展した訳だけれど、

逆に言えばそれだけ1つの文章を上手く構成出来る人も少ないという事だ。

故にゴーストライターという影の職業が存在する。

本来は陰でなければならないところに

色々な欲が大きくなってしまうと関係が破たんしてしまうケースが描かれていた。

このケースでは和解で終わったけれど、

場合によっては和解で終わらない事も忘れてはならないだろう。

この時間枠のドラマは本当に久しぶりでしたが

今回でこの枠が無くなるという事でこの時間にドラマを観る事は次回からありません。

次回は木曜9時にドラマ枠を取ります。

木曜日のドラマ視聴は3年ぶりとなりますが

話題作なので次作でも完走できるようにしたいところです。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。

ゴーストライター
橋部 敦子 (脚本)
扶桑社
2015-03-19













mixiチェック