10日ドラマ「ゴーストライター」第9話を視聴した。

今回は小説家を辞めたリサは元子の介護に専念していた。

その頃由樹は小説を書きながら多忙な日々を送っていたが

次々と来る出版の依頼に疲弊し始めていた。

さらに由樹には元ゴーストライターの肩書が重く圧し掛かり

それが次第に由樹を追い込んでいた。

一方リサはそんな中で2年以上の執筆をしていなかった事で

これまで疲弊していた想像力と推理力が再び甦ってきて再び執筆し始めた。

そしてそのタイミングに合わせたように由樹から連絡が入り、

引き出しが無い事に対する限界を口にした事でリサは自ら書いた

何処にも出せない現行を由樹に渡して

由樹はその原稿を川原由樹として出版しようとしていたシーンがメインだった。

ストーリー

小説家を辞めたリサは、家事にいそしみ、元子の介護にもさらに力を入れる。

荷物を取るために家に立ち寄った大樹はそんなリサの姿を見てもぶっきらぼうな態度を貫く。

一方、由樹は小説を書きながら、

雑誌の取材やトークショーの仕事を精力的にこなしていた。

話題性もあり小説の売れ行きは順調だった。

編集部にいた小田のもとに、岡野が由樹の次回作の表紙サンプルを持ってきた。

小田は帯に書かれた“元ゴーストライター”の文字を外せないかと神崎に打診するが、

一蹴されてしまう。

リサにけがを負わせた美鈴は精神科に入院していた。

美鈴は、見舞いに来たリサに、由樹への謝罪の手紙を書いたことを告げる。

リサはついでに出しておくと言って手紙を預ると、後日、由樹の家を訪れる。

帰り際、由樹からもう小説は書かないのかと問われたリサは…。

ある日、由樹と真奈美が居酒屋で飲んでいると、酔ったサラリーマンが声をかけてきた。

ゴーストライターと言われて一瞬顔を曇らせる由樹だが、すぐに笑顔に戻り丁寧に対応する。

そんななか、小田が新作の本を届けにくるが…。

以上フジテレビゴーストライターHPより


今回はリサは小説家から身を引いて元子の介護に専念していた。

その頃由樹は多忙な執筆活動の日々を送っていたが、

その出版数が1年で4冊という3か月に1冊ペースで出版するほどだった。

普通にこれだけの執筆をし、

さらに連載まであったらいくら才能のある小説家でも書けるものじゃない。

まして1年に4冊は異常という数字だ。

普通に1年1冊でも多いかもしれないところを

1年で4年分書くんだからこのペースではすぐに持っているストックを使い果たしてしまう。

そして由樹もリサが味わった苦しみを味わう事になった。

そしてリサはその間2年以上執筆を辞めていた事もあり、

これまで休んだ分疲弊していた想像力、推理力が甦ってきて、

これまで元子への憎しみを糧にしていた事に改めて気づき、

再びリサは執筆する事を決意する。

しかしリサの著書を出版してくれる出版社はなく、

このまま闇に葬られるところだったが、

自ら書いたデータを由樹に私、由樹はようやくリサの苦しみを理解したのだった。

まずリサを追い込んでしまったのは次から次へと出版させてきた出版社である事と、

由樹が苦しむ原因になったのはリサが必ずしも書けない作家ではなかったからである。

新垣さんのケースでは佐村河内氏に才能がない事がハッキリしたからこそ

世間は新垣さんへ批判する事はあまりしなかった。

故に新垣さんは堂々とテレビにも出演している訳だけれど、

リサの場合はそうじゃないのでどうしても由樹は不利な立場になる。

まあそれだけ読者とは冷たい存在であるという事だ。

これは誰にでも言える事でもあるから、

嫌いな人に対しては良い事は一切言わないと割り切るしかないんですけれどね。

次回は由樹はリサが託したリサの著書を出版する事にする。

果たして2人の作家はどんな結末をむかえることになるのだろうか?

その結末に注目したい。

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ゴーストライター
橋部 敦子 (脚本)
扶桑社
2015-03-19













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