ストーリー



今回はジョーカーが依頼を受けた男性は実は数年前に娘が集団殺人事件の被害者で殺されていた事を知った事から男性が復讐のために手術を受けようとしていた事が発覚し、既に受け取っていた3000万を返却できずにいた。

それによって依頼が宙に浮いていたがエースはこの男性の手術を受ける事を決断した。

この男性の娘は高校生の時に男たちに集団暴行を受けて殺されていた。犯人4人は刑期を終えて出てきていた事から復讐のために犯人たちを次々と殺そうと狙っていた。

それを知ったエースが次々と刺された犯人たちを殺させない処置を行い誰1人死なせなかった。

どうしてこのような事をしたのかはエースが男性を殺人犯にしない為でもあった。

刑法上殺人と殺人未遂では全然意味が違う。負傷を負わせても亡くなれば殺人になるが、生きていたら殺人未遂になる。この差で刑期の差が大きく違ってくる。

4人を殺害したとなれば間違いなく死刑判決だが、殺人未遂だと最大でも無期懲役になるので父親が犯人に復讐をしたという情状酌量が加われば何年となる可能性もある。

エースは当初から亡くなった娘に殺人犯になってほしくないという気持ちではないか？と問う為にこの男性が指した犯人を助け続けた。

エースは男性の手術を成功させて刑期に耐えられるだけの体力を確保した。

そして犯人たちには男性の刑期が確定するまで生きられる1年以内の寿命という生命コントロールを施すという技を見せた。

確かに刑期が確定後に再判決というのはその人の寿命が最初からわかっていない限り行えないので、それによって刑期が変更される事はない。元々刺された時点で亡くなっていた事を踏まえれば1年だけ生きられるだけでも十分苦しむだけの刑期に犯人たちはなるだろう。

次回は手術をすれば才能を失うという選択を迫られる。果たしてエースはこの問いに患者はどう向き合うのか？その選択に注目だ。