17日ドラマ「下剋上球児」最終話を視聴した。

今回は越山高校は決勝に進出するも、甲子園出場を決めた場合多額の予算が必要な事に試合の裏で資金集めに奔走していた。

そんな事を知らずに戦う越山高校は4回まで0対0で試合が進むも5回に3点を先制されて苦しい展開になるも何とか3点で抑えて6回にチャンスを作り同点に追いついた。

しかし7回に再び2点勝ち越しを許して迎えた8回に越山高校は打線が繋がり一挙3点を奪って逆転に成功する。しかし9回裏に1死満塁のピンチにエース犬塚が最後までホームを踏ませず踏ん張り奇跡の甲子園出場を決めた。

生徒たちはこの奇跡もありその後の人生に大きな影響を受けたシーンがメインだった。
ストーリー




今回は越山高校が初の決勝に進出し甲子園まであと1勝と迫っていたが、その裏で高校の資金集めという難題が降りかかっていた。如何せん何時も1回戦負けで全国大会に出るような高校じゃないし、しかも公立高校という事で甲子園へ行く為の資金が殆どなかった。

甲子園に出場すると多くの学校がそうだと思いますがOBだと必ず寄付のお願いという手紙が来ます。初出場なら尚更ですがそれだけお金が必要という事です。100年以上歴史のある高校でも出場経験のない高校もありますからそれだけ甲子園へ行くというのは簡単な事ではないという事です。

試合は根室から犬塚まで3人で継投しているけれど、エースを後ろに控えさせたことで終盤に抑えられるという計算が南雲監督にはあったと思うし、1人で投げ切る事は難しいだけに良い投手は後ろに控えさせておいた作戦は良かったと思う。

打線も粘り強く食らいついた事で逆転まで持ち込んだ訳でこれも3年間の練習の成果と言える。市顎までピンチは続いたけれど犬塚が抑えて初の三重県大会優勝と甲子園出場を決めた。

そこからクラウドファンディングなどで多くの支援が集まった事は救いだったけれど1度でも甲子園へ行けた事はその後の高校へ選手が集まるきっかけになったと思う。

そして生徒たちもこの経験により人生が大きく変わった訳だから3年間やってきた成果がそういう人生で違った方向へ進めるキッカケになった。

甲子園では11対0で敗れたけれどそれでも甲子園まで行ったという事だけでも十分拍手を送りたい出来事だった。

ドラマとしては南雲監督を無免許教師にする必要性はなかったと思うし、ドラマファンに限らずこの生徒たちがどうやって三重県大会で優勝して甲子園出場を決めたのかを真剣に描くだけで十分だったと思う。少し脱線してしまった事が残念だった。

次回はさよならマエストロという事で音楽をテーマにした作品でどんなドラマになるのか楽しみに視聴したいと思います。

それではまた来年この時間で盛り上がりましょう!





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