14日サッカーアジアカップ2024日本対ベトナム戦がAl Thumama Stadiumで行われ、4対2で日本はMF南南野拓実のゴールで先制するも、その後ベトナムのセットプレーでまさかの逆転を許す展開となるも、再びMF南野拓実のゴールで同点にし、MF中村敬斗のゴールで逆転し、後半にはFW上田綺世のゴールでリードを広げて勝利し13年ぶりのアジアカップ制覇へトルシエの警告を受けた試合となった。


試合は前半からベトナムの激しいチャージとカウンターに苦しみピンチを前半11分に日本はMF南野拓実のゴールで先制する。しかしベトナムは前半16分にCKからFWグエン ディン バクに見事なヘッドを決められ同点にされると、前半33分にはFKからFWファム トゥアン ハイに逆転ゴールを許してしまう。これで目が覚めた日本は前半45分にMF南野拓実の2ゴール目で同点に追いつくと、アディショナルタイムにはMF中村敬斗のゴールで逆転に成功して前半を折り返した。

後半日本は運動量の落ちてきたベトナムに対して主導権を握るもなかなか5バックの守備を崩せず迎えた後半40分にFW上田綺世がゴールを決めて突き放し日本がまさかの2失点でのスタートとなった。

これで日本代表は13年ぶりのアジアカップ制覇へ油断が最大の敵である事を思い知らされる初戦となった。




ハッキリ言ってしまえばベトナムのサッカーがとてもよかった試合でもある。元々トルシエ監督の代名詞であるフラット3を軸にして事実上の5バックでコンパクトに守り奪ったら素早いカウンターは日本は何度も苦しめられた。

日本の場合はどうしてもボールポゼッションが長くなるために中央から前線に選手が集中する為に売側れた時に素早いカウンターが要注意になるケースが少なくない。それを見越してベトナムは戦ってきたが失点が2点ともセットプレーからという事で今後各国セットプレーから得点を奪いにくるというのが日本のセットプレーの守備を確りと改善する必要性があると言える。

1失点目はあのヘッドはもうベトナムを褒めなければならない素晴らしいゴールだった。

しかし2失点目は鈴木彩艶が弾くのではなくキャッチしなければならないシーンだった。シュートスピードを見る限りキャッチできないボールではなかっただけに弾いた事で相手にゴールを許した。

日本の攻撃については5バックを確りと破るサッカーができる事は証明したので得点力不足はないという点がこの試合唯一の収穫ではあったものの、それ以上に2失点した事がこの試合の最大の反省点であった。

今季モナコで復活した南野拓実が格の違いを見せつけた事は日本代表にとっても攻撃面で一切の不安なしになったし、中村敬斗が相変わらず絶好調と6試合6ゴールとハイペースでゴールを重ねている。

三笘薫の代役とよく言われるがもう代役でもなく重要なピースに昇格した。









この試合思った以上にベトナムの動きに苦戦したけれど逆に言えばこれだけ素早い動きをされなければ苦戦しないとも言える。

ベトナム戦の反省を次のイラク戦で確り修正してほしい。

次はイラクだけれどこの組で1番強い相手という事でここで確りと格の違いを見せつけたい。





mixiチェック