5日サッカーカタールW杯決勝トーナメント1回戦日本対クロアチア戦がアル・ジャヌーブ・スタジアムで行われ、1対1(PK1対3)で日本は前半にFW前田大然のゴールで先制するも、後半にクロアチアのFWペリシッチにゴールを許して同点に追いつかれて延長戦に突入するも、延長戦でも決着がつかず公式戦上引き分けとなりPK戦に突入したが、PK戦では3人が失敗してベスト8進出はならなかった。

試合は前半からクロアチアにボールを握られるも次第に日本もボールを握れるようになり迎えた前半43分に日本はCKからFW前田大然のゴールで先制して前半を折り返した。

後半日本はクロアチアのクロスに苦しみ、後半10分にクロアチアはFWペリシッチにゴールを許して同点にされて両チームとも決定的なシーンで決める事ができずに延長戦に突入し、延長戦でも決定的なシーンで決め切れずPK戦に突入したが、PK戦では前回大会2連続で勝ち抜いたクロアチアの巧者の前に3人が失敗して敗れて日本は4度目の挑戦でもベスト8の壁は厚かった。

これで日本代表はベスト16に終わったもののドイツ、スペイン、クロアチアに善戦して欧州強豪国に勝てるという事を証明した大会として4年後を目指す事になった。



今大会初めての延長戦まで縺れたこの試合はこれまでのドイツ、スペインと違いボールを持てる時間が確実にあった。今大会初めてゴールを決めてこのままでは逃げ切れないというのは理解していたけれど、後半10分に追いつかれてその後決定的なチャンスでも決める事ができずに延長戦に突入し、延長戦では三笘薫のドリブルからのミドルシュートが最大の決定機だったが、クロアチアの粘りは強かった。

PK戦では前回大会2回連続でPK戦を制したクロアチアが圧倒的な巧者だっただけでこれは完全に運もあったし、何よりGKに完全に読み切られた。PK戦については誰を責める事もできないし、120分で決着を付けられなかった時点でどちらに転ぶかわからない展開だった。

最初は勝てる訳がないと言われたW杯もグループリーグ突破をしただけでも大きな事だったし、W杯で初めて対戦したドイツ、スペインに勝利してグループリーグ突破を1位通過した事はこれから日本が更に強くなる上で次に対戦する時には互角に戦える為の成長する上では欠かせなかったプロセスだと思っている。

クロアチアに対してはドイツ、スペイン以上にボールを握れたし、今後成長すれば間違いなく次の大会では互角にボールを握れる。

この大会の間違いなく世界を驚かせた戦いをしたのは日本であった事は間違いない。4年間の総括はこれからになるけれど、次の大会はベスト32から決勝トーナメント1回戦となるのでベスト8は決勝トーナメントを2度勝ち抜かなければならなくなる。その時に日本がどれだけ成長できるかは各選手たちの成長に掛かっていると言っていい。

ありがとう日本代表!共に戦えた事は嬉しかった。次の4年後に更なる成長を目指して戦い続けよう!






mixiチェック