14日サッカーキリンカップ2022日本対チュニジア戦がパナソニックスタジアム吹田で行われ、0対3で日本は前半で決定的なゴールシーンを決められず、後半にDF吉田麻也がPKを献上してからミスから立て続けにゴールを奪われて敗れ、課題が噴出した試合となった。

これで日本代表は現状のポジションで起用するメンバーの見直し及び選手個々のレベルアップを次の9月に集まるまでに向き合う事になりドイツ、スペインに勝利する為の教訓としたい。



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久しぶりの完敗となったけれど、いまこれだけ大敗して色々な課題が出た事は悪い事ではない。真剣に戦ってくれたチュニジアに感謝したいところだ。

本番は雨が降らないのでこのようなコンディションで試合をする事がないだけに晴れた中で京のようなプレーをしたらまずドイツ、スペインに勝つ可能性は限りなくない。

前半に決定的なシーンで鎌田が押し込めなかった事がこの試合を難しくした。先制すれば違った展開にできていた事は間違いないだけにあれだけ決定的なシーンを外してしまったらこの試合勝利するチャンスはない。

そしてやはりこれまで現状起用しているメンバーについてだけれど、まずCFがいない。南アフリカ以降ずっと1トップで戦っているけれど、この12年で1トップに相応しい選手は大迫を除くと殆どいないと言える。

ドイツでプレーしていた時代の大迫はゴールも決めていたし、1トップでもブンデスで成功していたから起用は納得できるけれど、大迫に続くCFタイプの選手が誰もいないのが今の代表だ。

正確にいえば長身FWが日本にはいない。基本1トップになると殆どの代表及び強豪クラブは長身の選手を起用する。しかし日本では代表に選ばれる選手で185cmの選手はCBには冨安、吉田、板倉、伊藤洋輝がいるけれど、FWには180cmを超える選手今回は上田綺世以外いない。

日本で長身FWが成功しづらいというのもあるけれど、さすがにここまで長身選手がいないというのは世界と戦う上でマイナスだ。それならあえて1トップで戦うよりも2トップ気味に戦った方が良いのではないか?

但し今の代表にはウイング及びサイドハーフの選手が揃っているので今日のようにインサイドハーフを2枚にして戦うか?後半のようにトップ下で戦うか?という事になる。

東京五輪では4-2-3-1で戦い続けただけに4バック及び両ウイング=サイドハーフは外せないオプションになっている。そう考えると中央をどうするかだが現状として攻撃では南野、鎌田はセンターで活きるタイプの選手なので2人をセンターで起用した方がキープ力を踏まえると活きると思う。

その分両サイドにはスピードの伊東純也及びドリブル突破の得意な三笘薫を起用するなど両サイドの方が起用法の幅が広がる。この試合以前から感じるのは南野はサイドの選手じゃないという事だ。高さで勝負しないなら南野のCFがあっても良いと思う。

鎌田大地については欧州リーグで優勝した経験が大きく成長させた。まだ本田圭佑ほどの決定力はないけれど、キープ力及び得点力は兼ね備えている。やり慣れたドイツ相手なら十分力を発揮できる選手だと思う。

このシリーズでは伊藤洋輝、板倉滉が冨安や酒井宏樹の欠場によって起用されたが、伊藤洋輝の急成長でサイドバックに長身DFの起用も可能になるほど層が広がった。

伊藤洋輝の登場でDFの層は厚くなった。いい部分と悪い部分が出たのでそれぞれの課題に向き合う9月までの3か月間になる。

攻撃についての課題は高さとフリーキッカー不在になるのだが、決定力あるキッカーは今の代表には不在だけに中村俊輔級は世界のレジェンド級なので別格だが少なくても遠藤保仁クラスのキッカーがいればまた違った戦い方ができるのだが、近年のキッカー不足は非常に痛い。

高さある選手の起用もFWではほぼ絶望的だけに抜群の決定力ある選手が現れない限りは問題解決に至らない。

ただ今の代表の中で戦わなければならないので欧州でプレーする選手たちはW杯までのリーグ戦で大きく成長してほしいと思います。

次は東アジアE-1選手権になるけれど、この大会は国内組のみで戦う事になる。国内組で最後までアピールできる選手が現れるのか?国内組に注目していきたい。