6日サッカー国際親善試合日本対ブラジル戦が国立競技場で行われ、0対1で日本はブラジルの攻撃陣を最後まで守備で粘り続けたが後半31分にPKを献上してこれをFWネイマールに決められて決勝点となり日本は守備では一定の評価を得たが攻撃では課題を残した。

これで日本代表はブラジルと守備でそれなりに通用する部分を見出せた事で攻撃面でどうやって得点を奪うかが大きな焦点となっていく。
daihyo2022-05





守備は開始早々にあわや失点というシーンを回避できた事で前半は何とか0に抑えたが、後半のパスミスからのブラジルの激しい攻撃に耐え続けられるほど甘くなかった。それでもただ守るだけでなくブラジル相手でも繋いでゴールを目指すという姿勢はあっただけに、世界最強のブラジル相手に何もできなかったという試合ではなかった。

特に守備面については奥州でプレーする選手たちがブラジル攻撃陣に必死で食らい付いていたし、ブラジルの攻撃陣をPK1点に抑えたのは守備面ではかなり評価して良い部分だ。

しかし攻撃陣になるとやはり世界屈指のディフェンスを持つブラジルから決定的なシーンを作る事も簡単ではないし、やはりブラジルと決定的な違いはゴール前でのポジショニングが違う。

ブラジルはゴール前では必ず中央に選手が集まりゴールに近い位置でプレーするが、日本の場合は長年の課題でもあるがゴール前になると中央にポジショニングする選手が少な過ぎる。故に孤立するシーンが目立ち更には守備に対しては良いかもしれないが攻撃に対してはゴール前で危険なポジショニングをする選手がいないという事だ。

前線で追いかける守備というけれど日本の場合追いかけすぎる守備でそれが攻撃になった時に中央に選手がいないというケースに繋がってしまっている。攻撃ではブラジルのポジショニングを学ばないとW杯本番でドイツ、スペインからゴールを奪う事は難しい。

さらに言えばやはりFKが日本にいないという最大の欠点がある。中村俊輔、遠藤保仁が代表から引退して以降日本に名手と言えるFKがいなくなった。色々な選手が蹴っているが正直どれも平凡なキックばかりでこれではやはり1点を争う試合ではかなり厳しいと言わざる得ない。それがブラジルと大きな差といえる部分だ。

しかし全てが通用しなかった訳ではなく守備ではブラジルに流れから失点を許さなかった事は自信を持っていい。欧州でプレーする選手たちがより守備力を向上させて、攻撃面では欧州でプレーする選手たちがゴールを奪うプレーを向上させるかで違ってくる。

W杯に向けて何が通用して何が通用しなかったのかは分かった試合だった。

次はキリンカップになるけれど、正直ブラジルの後なのでかなりレベルが落ちてしまうがここでどれだけの選手が生き残りにアピールできるか注目したい。