29日サッカーW杯アジア最終予選日本対ベトナム戦が埼玉スタジアム2002で行われ、1対1で日本は再三ゴールに迫りながら決め切れずベトナムにまさかの先制を許し、後半DF吉田麻也のゴールで同点に追いつくも逆転する事ができずにドローに終わり、7勝2敗1分勝ち点22得失点差+8としてW杯最終予選を終えた。

試合は大幅にメンバーを入れ替えて挑んだが、ベトナムの激しい守備にてこずり迎えた前半20分に日本はCKからまさかの失点を許して前半は1点リードを許して折り返した。

後半日本は再三ベトナムゴールを襲い、後半9分にDF吉田麻也のゴールで同点に追いつくも、その後ゴールのシーンはあったもののVARでノーゴールとされてしまい勝ち越す事ができなかった。

これで日本代表はグループリーグ第3ポットに入る事が決まり4月1日にグループリーグの対戦相手が決まる。
daihyo2022-03




メンバーを大幅に入れ替えた事でなかなかやり慣れない選手も少なくなかったが、遠藤、守田、田中碧が抜けた中盤は守備力でどうしても劣ってしまった訳だけれど、柴崎のアンカーというのは流石に機能したとは言い難いし、DMFの控えという点ではどうしてもメンバーが足りないという状況だ。

攻撃メンバーも無理に3トップに拘る必要はなかったのではないか?という感じもする。古橋などいない選手もいたものの今日のメンバーならわざわざトップ下で起用するような選手がいなかった訳で2トップでも良かったのでないかと感じたほどだ。

やはり守り一辺倒に近い相手に対して崩す事の難しさを痛感させられる試合になったが、W杯本番ではこのような相手はいないだけにどれだけ勝負できるかになる。

今の日本最大の課題はFKがいない事だ。10年前半までは遠藤、本田らキッカーがいたけれど、今の代表にキッカーがいない。実際に予選で殆どセットプレーで決めたシーンはなかった。この課題をどうやって解消していくかが今の日本代表の課題でもある。

そして久保や三笘の活躍を期待したものの個人的にはもう少し2人を起用して新たなる可能性を見つけたいところだが、今の代表のレギュラーの層を崩すにはそれぞれのクラブチームで成長しなければならない。残り半年で2人がどれだけ食い込めるのかが注目だ。

当初は予選突破崖っぷちから1戦を残して突破を決められただけに残り半年で誰が台頭し、誰が主軸となるのか?注目していきたい。




mixiチェック