27日サッカーW杯アジア最終予選日本対中国戦が埼玉スタジアム2002で行われ、2対0で日本は前半からボールを支配しFW大迫のPK、FW伊東純也のヘッドで中国に隙を与える事なく勝利し、5勝2敗勝ち点15得失点差+4として2位をキープし予選最大の分岐点サウジアラビア戦を迎える。

試合は前半開始から日本が圧倒的にボールを支配する展開となり、前半13分にFW伊東純也のクロスに中国DFがハンドでPKを獲得し、これをFW大迫が決めて先制すると完全に日本ペースで試合が進み前半は追加点を奪えないまま折り返した。

後半中国に押し込まれたシーンはあったものの決定的なシーンを殆ど与える事なく守り、攻撃では後半16分にFW伊東純也のヘッドが決まってリードを広げた日本が吉田、冨安の離脱を全員でカバーして勝利した。

これで日本代表は無警告で中国戦を乗り切り最終予選天王山サウジアラビア戦を迎える。
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吉田と冨安を欠いて戦う事になった日本代表だが、板倉、谷口が危なげないプレーで最後まで守り抜いてくれた。両サイドバックに百戦錬磨のベテラン酒井宏樹と長友佑都がいた事で安心してプレーできた事も大きかった訳だけれど、中国の攻撃そのものがそれほど迫力がある訳ではなかったので大一番を前にした中国戦でプレー感覚をつける事ができた事は収穫だった。

攻撃面についてはあれだけボールを支配する時間がありながら追加点をなかなか奪えないのは課題だが、それでも確実に1得点以上上げれているだけにあとはいかに失点しないで試合を遂行できるかになる。その上で1番不安だったCBがこの試合大きなミスもなく乗り切ったし、遠藤が無警告でこの試合を乗り切れた事で遠藤がサウジ戦に出場できるかできないかで違ってくるだけに遠藤がいる事の大きさはこの試合でも確り証明された。

ただ攻撃面については伊東純也は右サイドWとして絶対的な存在になっているけれど、その反面南野がサイドでプレーするとその存在感が完全に消えてしまっている。元々中央の選手がサイドでプレーしても輝きを失わない選手も少なくないのだが、南野の場合はサイドでプレーするとその存在感すらないほどだ。中央でプレーする時の南野は流石だと思うシーンがこの試合でも何度もあった。

日本の場合はCFを託せる選手が大迫しかいないのが厳しい現実になっているがこれも1トップに拘るばかりにそうなってしまっている。但し今の日本代表にとっては守田、田中碧の2人の存在が欠かせないだけに左Wは南野ではなくサイドを得意にする原口の起用がベストだと思うんですよね。

南野の起用法法に今のシステムのジレンマがある。

しかしオーストラリア戦以降これで4連勝となり、次は最終予選の天王山サウジアラビア戦となる。この試合に勝利すればオーストラリア戦で2位以内を決められるが負けると一気に3位転落になる。

厳しい時こそチームの結束力が試される試合になるだけに前回のリベンジを確り果たしたい。