12日サッカー国際親善試合日本対パナマ戦がデンカビックスワンで行われ、3対0で日本がFW南野、MF伊東の2試合連続ゴールで大勝し初めて起用された選手もアピールする試合となった。

4年ぶりの新潟開催となった試合で日本代表はアジア杯へ向けて多くの選手が試される試合となった。

4年ぶりとなった新潟開催に私も観戦してきました。4年前と違い希望を持って発進した代表は新たなるメンバー発掘となる国内3か月の試合でアジア杯に向けて新戦力を発掘していく必要がある。

長谷部、保本田らが引退した事で次に代表定着するメンバーは誰なのか?そして森保監督がやろうとするサッカーはどういうシステムでどういう戦術なのか?そういう部分も踏まえて試合を振り返りたい。

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日本代表のフォーメーションは4-2-2-2

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この試合ではベルギーでプレーする冨安選手が初めてCBで起用され、海外組の大迫、南野、原口が起用されてスタートした。

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メンバー紹介では大迫の1トップ南野のトップ下となっているものの、南野の試合中のポジションを見ると2トップの位置にいる事が多かったので私の見方では大迫、南野の2トップとして扱います。

純粋にこのメンバーではトップ下の選手は不在なのでメンバーを見る限りトップ下の選手はいないシステムを組んでいる。2列目はサイドハーフだけれど、場合によっては中央に寄ってプレーする機会もあれば両サイドが入れ替わる事もある。

攻撃時はボランチが下がってボールをビルドアップし、両サイドが高く上がる攻撃が多く、守備については数的有利を作るようにボールを囲むゾーンプレスに近い内容だ。

守備としてはボールに数的有利を作ろうとする事で時々サイドががら空きになるケースはあるものの、ゴール前ではポジショニングを重視してポジションを空けないようにしていたのでピンチになっても必ずゴール前には人が付いているし、ポジションが空く事はなかった。ただ両サイドに大きく展開されると厳しいという印象がある。

攻撃面についてはボランチが司令塔の役割を担い、両サイドハーフはサイドから突破を計るドリブラーやアタッカー中心になると言える。今の日本の選手構成を考えた時に純粋にトップ下の選手が多くない。どちらかと言うとサイドの選手が多いし、何よりもFWの選手になると長身の選手がいないので180cmを超える選手1人ともう1人の得点力ある選手が起用された方が活きる印象があるという点では森保監督が選んだ2トップの選択肢は正しいと思う。

世界では主流となっているCFによる1トップは純粋に長身の選手でなければ本来は務まらない。それに該当できる選手が日本にいない事と、唯一対応できる選手が大迫ぐらいという点を考慮すれば本田のようなフィジカルの強いトップ下もいない今の日本にとって特徴を生かすにはこの2試合の4-2-2-2の方がシックリくると思う。

そうなると起用できる選手は格段に増える訳で森保監督が広島でやっていたシステムはあくまでミシャがやっていたシステムをそのまま継承しただけなので、本来森保監督が目指したサッカーというのは新潟時代のヘッドコーチとして2年間にあると考えるとこのシステムは十分合点が行く。

新潟の2年間のシステムは4-2-2-2で1人は純粋なFWとしてプレーし、もう1人はボールを配給する役割も担った選手という点ではこの試合の大迫、南野はその役割を十分担ったと言える。

このシステムそのものは必ずしも難しいシステムでも戦術でもないので短期間で代表の選手は十分なれる事は可能であるし、森保監督もミシャシステムが時間を要する事は本人が1番よくわかっていることだろうから代表の試合を通じて4-2-2-2が主流になると感じる。

ポストプレーとドリブラーの組み合わせは相手にとっても嫌な組み合わせだと思いますし、途中で2トップを総入れ替えしたのも2トップでプレーする事でより得点とファーストディフェンダーを兼ねるという意図を与えたかったとも感じている。

その点でも外国人監督だったら1トップに拘った可能性が高いけれど、日本人監督となり日本人の特性を活かせるシステムは4-2-2-2なのだというところに行き着く感じがしている。

パナマ相手にはこのシステムは十分通用したものの、次のウルグアイ相手に吉田、長友らを起用してどれだけ通用するのか楽しみにしている。

次はウルグアイと対戦する。この3か月で1番強い相手となるけれど、今の日本の現在地を知るには最高の相手だ。この試合に出場しなかった吉田、長友、中島、遠藤、酒井宏樹らが起用されるだろうけれど、果たしてどれだけの戦いができるか?選手たちのプレーに注目だ。

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