27日サッカー国際親善試合キリンチャレンジカップ2015

日本対チェニジア戦が大分銀行ドームで行われ、

2対0で日本が途中出場のFW岡崎、本田のゴールで勝利し、

ハリルホジッチ監督の初陣を飾った。

試合はランキング上位のチェニジアに対して日本は本田、香川、岡崎らを外して挑み、

積極的に前線からプレスを掛けてボールに寄せて積極的に動き、

攻撃ではサイドにドリブラーの武藤、スピードスターの永井が積極的に仕掛けて

1トップの川又が泥臭くゴールを狙う展開に持ち込むも

ゴールを割る事ができず前半は0対0で折り返す。

後半になると日本は6枠ある交代枠を有効に活かして

後半15分にFW本田、MF香川を投入しリズムが変わると、

後半27分にFW岡崎、宇佐美を投入して攻勢に転じると

後半33分カウンターからFW岡崎がゴールを決めて先制すると、

後半38分FW本田のゴールで追加点を上げた

日本がそのまま逃げ切りハリルホジッチ監督の初陣を飾った。

これで日本代表はアギーレ体制からハリルホジッチ体制になって

リスタートを切る事に成功しハリルホジッチが目指すサッカーが示された。
ハリルホジッチ監督の初陣という事で

これまで様々な情報を得ていたので

どういうサッカーをするのかは実際に試合を見た上で

判断したかったのでここまで特に触れてこなかったけれど、

まず先発メンバーだけ観てもこれまで常連だった

本田、香川、岡崎、川島らが起用されないというのは

驚いた人もいるかもしれないが、

ハリルホジッチ監督がどうして起用しなかったのかは

試合を見てある程度感じる部分があったし、

先発したメンバーの3人はA代表初出場という

新鮮味あるメンバーだった事で何がやりたいのかはメンバーを観て理解できた。

果たしてハリルホジッチ監督の目指すサッカーとは?試合を振り返りたい。

日本代表のフォーメーションは4−2−3−1

GK権田

DF

右SB酒井宏樹 CB吉田 CB槙野 左SB藤春

MF

ボランチ 長谷部 山口

右SH永井 トップ下清武 左SH武藤

FW川又

A代表初出場の藤春、永井、川又を先発させる大胆なメンバーでスタートした。

試合は前半からハリルホジッチ監督が目指すサッカーが随所に見られた。

まず守備についてだけれど、

これまでの代表との違いはメディア記事でも

ボールへの寄せを早くという事を告げられていたけれど、

前線からの守備は本当に寄せを厳しく詰め寄っている。

これまでも寄せが甘かった訳じゃないが、

これまで以上に前線からの守備を重視するのが

ハリルホジッチ監督のサッカーでもあるし、

中盤では数的有利を作る事で相手からボールを奪って

素早く攻撃に転じるというのはボールを保持して展開する

これまでの代表のサッカーとは異なる部分だ。

そして攻撃面でも両サイドにはスピードある永井、

ドリブルの得意の武藤、

1トップには泥臭いプレーの川又

とこの時点でキーワードはサイドからの飛び出しというのがあるし、

何よりサイド攻撃を重視するサッカーを展開しようとしている。

そして何より前線からのショートカウンターを狙っているだけに

とにかく足を止めない事がハリルホジッチ監督が求めるサッカーだという事だ。

これまではゴール前でボールを回しながら機会を伺う展開が多かったけれど、

ハリルホジッチ監督の場合はサイドから切り裂くサッカーが増えるだろう。

もちろんそのためには中央に詰めなければならないが、

この試合では徹底的にゴール前に詰めていた。

初陣としては良く詰めた方だと思うけれど、

これから試合を重ねる毎に更に詰めて行く事になるだろう。

この試合ではこれまで以上にワンツーでの折り返しが多かった事も

これまでの代表にはなかったパターンだ。

下手に中央に偏るよりも手数を掛けずにサイドから崩していく事で活路を見出そうとしていた。

ただ前半はこれまで代表経験の少ない選手が多かった事もあり

決め切れなかった部分もあったけれど、

初出場した選手もそれなりにアピールはできたと感じる。

後半はこれまで慣れ切った岡崎、本田、香川が登場すると

やはりレベルが違うと感じるプレーでゴールを決めてくれたけれど、

彼らが先発させなかったのはズバリコンディションだ。

ハリルホジッチ監督はコンディションの悪い選手は主力でも起用しないという事を

伝えられていたのでコンディションの整わなかった主力は外された。

しかしこの試合は新戦力も発掘する事が目的だった事を踏まえても

わかっている選手よりこれからの選手が出てきてほしい

というメッセージを送っていたのは確かだ。

A代表初出場がこれだけ多かったのがそのメッセージだけれど、

私はこれで良かったと思う。

本田、香川、岡崎、川島とわかっている選手を起用するよりも

他の選手が台頭してこなければ次が無いという事もある。

ただ軸として長谷部、吉田は外さなかったのは守備を統率する上で欠かせなかったからだ。

コンディションが良ければ当然これまでの主力が出場してもおかしくないが、

この試合は色々な選手を試すという点では試せた選手が多かった点は

プラスと捉えて良いだろう。

そして今後選ばれる選手の基準はとにかく動ける選手!

そしてコンディションが良い選手!

最後にハリルホジッチ監督のサッカーの理解度がある選手という事だ。

今日のサッカーで守備ができない選手は選ばれないという事も付け加えておきたい。

次のウズベキスタン戦ではチェニジアより

格下とはいえ同じアジアを戦う上での試金石でありライバルになる。

果たしてハリルホジッチ監督は同じアジアのカテゴリーに対して

どんなサッカーを展開するのか?

その戦術と采配に注目したい。

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