7月17日スタートのドラマ「コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−THE THIRD SEASON」を視聴した。
このドラマは2008年、2010年に2シーズン放送されたコード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−の7年後を描いた作品で立派な救命救急医となった白石、藤川らは新たなる新人フェローと共に奮闘していたが人材不足により限界に達していた。そんな中で三井先生が子供の事情で離れる事になり救命救急の最前線から離れた藍沢、緋山が復帰して若手を指導しながら奮闘していく姿が描かれる。
7年の月日はそれぞれを成長させ、成長した先に今度は次の世代の育成する年齢となって救命救急の現場と向き合う事になる。
このドラマは2008年、2010年に2シーズン放送されたコード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−の7年後を描いた作品で立派な救命救急医となった白石、藤川らは新たなる新人フェローと共に奮闘していたが人材不足により限界に達していた。そんな中で三井先生が子供の事情で離れる事になり救命救急の最前線から離れた藍沢、緋山が復帰して若手を指導しながら奮闘していく姿が描かれる。
7年の月日はそれぞれを成長させ、成長した先に今度は次の世代の育成する年齢となって救命救急の現場と向き合う事になる。
7年ぶりに帰ってきた藍沢、白石、緋山、藤川、冴島の5人に新たに加わった若手のフェローたちとの奮闘が描かれる事になるけれど、7年を経て既に主演級となった4人が再びこのメンバーでこのドラマをやる事ができる事は本当に嬉しいし、7年の月日が彼らの心境を変化させたのだと思う。もちろん色々な想いがあったとは思うけれど、今あるのはこのドラマがあったから今があるというのはここに1st、2ndに出演した5人が1番感じている事だと思う。
しかし彼らももう30代前後となり次の世代に繋げていく年代となった。若手から中堅になった事で色々な立場が違ってくる。その立場が変わった事で彼らにもこれまで経験してきた事を若手に伝えていく事になるのだが、自分たちの経験を若い世代に伝える事がどれだけ難しいのかは彼らが1番わかっていると思うんけれど、年代が違うと考えも違う訳でそのギャップと教えるという難しさをどう向き合っていくのか?その点を中心にレビューしたいと思います。
キャスト
藍沢耕作演じる山下智久
白石恵演じる新垣結衣
緋山美帆子演じる戸田恵梨香
冴島はるか演じる比嘉愛未
藤川一男演じる浅利陽介
名取 颯馬演じる有岡大貴
灰谷俊平演じる成田凌
横峯あかり演じる新木優子
雪村双葉演じる馬場ふみか
町田響子演じる伊藤ゆみ
早川正豊演じる伊藤祐輝
鳥居 誠演じる岩井拳士朗
広田扶美演じる下垣真香
橘優輔演じる歸山竜成
梶寿志演じる寺島進
西条章演じる杉本哲太
三井環奈演じるりょう
新海広紀演じる安藤 政信
橘 啓輔演じる椎名 桔平
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
医師として10年以上のキャリアを持った彼らは仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年代に達しそれぞれの道を歩みだしていた。藍沢耕作は翔陽大学附属北部病院の救命救急センターを離れ、脳外科医として研鑽をつみさらなる高みをめざし日々オペを行っている。白石恵は人手不足の翔北救命救急センターで今やフライトドクターのスタッフリーダーとして奮闘していた。かつてはともにフライトドクターを目指していた緋山美帆子は、翔北病院を離れ周産期医療センターで産婦人科医としての道を歩んでいた。冴島はるかは、今もフライトナースとしての道を究め続けエースとして活躍中。また藤川一男も白石と共に翔北救命救急センターを支える整形外科専門の救命医となっていた。彼らの成長を語る上で橘啓輔の名を挙げないわけにはいかない。そんな橘は救命医として活躍を続けているが現在、息子についてある厳しい局面に立たされていた。橘が葛藤する理由とは。
そんな救命センターに新たにフライトドクターを目指すフェロー・名取颯馬、灰谷俊平、横峯あかり、フライトナースを目指す雪村双葉がやってくる。フェローたちは使い物にならないと救命センターの誰もが嘆く中、白石は人材不足の中、彼らを戦力にするしかないと必死に育てようと努力する。
脳外科医として信頼を既に得ている藍沢には強力なライバル、新海広紀が現れる。脳外科では世界屈指の水準を誇るトロント大へ臨床医師として選ばれるかどうかの席を争っていた。
それぞれの道を歩むかつてのフェローたち、新たなフェローたち、そして彼らの仲間たちによって『コード・ブルー』第三シーズンがついに始まる。
以上フジテレビコード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−THE THIRD SEASON HPより
今回は2ndシーズンから7年が経過して白石、藤川、冴島が残り、藍沢、緋山が別の道を歩んでいるところから始まるんだけれど、白石も藤川もフェローが入ってきて若手に指導する立場となった。それは7年も経ると新たなる新人を入れて世代交代しなければならないし世代の空洞化もできない訳で自分たちが通った道を思い出しながら彼らと接していく事になる。
とは言ってもここで大きな転換点となるのはこれまで救命救急の現場で向き合ってきた三井先生が子供の病気で辞める事になる。それにより緋山が復帰する事になり復帰早々救命救急で火事の現場から駆け付けるという救命救急の現場らしい登場となる訳だけれど、7年で産科医として奮闘してきた緋山も数多くの命と向き合ってきたし、自身も生死を彷徨った経験を経て大きく成長した。
白石は既にこの救命救急センターではリーダーの役割を担い周りを纏める立場となったが、気弱な性格は当時と変わらないがそれでも命と向き合う事で数多くの修羅場を乗り越えてきただけに気弱の中での自分自身の強さを身につけた。そして藤川も7年前の共に乗り越えた中で1番劣っていたがそれでも7年という月日が頼りになる整形外科専門医として現場と向き合う姿は大きく成長した藤川がそこにいた。今は冴島と同棲生活をして新しい命と向き合う事になる。
そして藍沢は救命救急の現場からは離れたが古巣の窮地になれば当然のように助っ人に登場するのは珍しい事じゃないという事で藍沢も救命救急の現場を経験したからこそ今があるというのをよくわかっている。
そんな彼らには今回若手を指導するという立場になった事で新たに教えていく姿が描かれる訳だけれど、やはりこういうシーンを観るに当たって藍沢、白石、緋山、藤川らのかつて通った道を振り返りながら見る事になる。当時を知らない人たちには彼らの姿をイメージするのは簡単じゃないけれど、当時を見てきた人たちにとっては当時の彼らの姿を思い出しながら見る事になる。
そのフライトドクター候補生として名取颯馬、灰谷俊平、横峯あかり、フライトナースに雪村双葉が加わる訳だけれど、藍沢らと違ってとにかく頼りにならない面々というのが今回のストーリーでもある。それは頼りになる事に越した事はないけれど、藍沢のような腕の良いドクターはそう簡単に表れるものじゃないし、みんながみんな優秀である訳じゃない。とはいえ医者になる人は少なからず優秀な頭脳でなければなる事ができない訳でどうやって現場経験を通じて向き合っていくのか?という部分はある。
使えないからと諦めてはいけない訳であり、使えない人を使えるようにしていかなければ次の世代は育たない。藍沢のように優秀過ぎる人ほどあっさり見切りをつけるけれど、それは本人も自覚しているのでそういう役割は白石の方が適任という事を感じている。教えるって自分が優秀過ぎるとできない人の気持ちになるのは非常に難しいものだ。学校の先生がいい事例で学校の先生になる人って大半は学生時代成績上位者であり、そういう人がなかなか理解できない人を教えるとどうしてできないの?というコメントをするケースがある。教える時ってできない理由を確り理解しないと教えても相手が覚える事は非常に難しいものであり、最初からできてしまった人って逆に不向きだったりする。
白石はその点優秀じゃない中で成長してきただけに自分ができなかったからこそできない気持ちを1番理解できる立場にある。これは今回藍沢に助けを求めたシーンで藍沢がフェローたちの陣頭指揮を執るように告げたのは緋山のような勝気な性格ではフェローたちは固まってしまうけれど、白石のようなタイプならその気持ちに入り込めるという部分があると見抜いているからだ。
白石も藤川も色々辛い経験を乗り越えて今があるだけにだからこそ育てる事を諦めないという気持ちにさせるのは自分自身がそうだったからに他ならない。だからこそ藍沢、緋山が戻ってきた事で白石はフェローたちに向き合って成長を促していく事になる。もちろん今回登場する名取颯馬、灰谷俊平、横峯あかり、雪村双葉らの成長する姿もこのドラマの見どころであるし、彼がどんな壁にぶち当たり、そして命と向き合う事でどんな苦しい状況でも這い上がっていく姿は藍沢、白石、緋山、藤川らがどう向き合うのか?という部分に注目していきたい。
次回は藍沢、緋山が復帰した救命救急の現場でフェローたちの挫折する場面が数多く登場する。果たして彼らにどう厳しく向き合い、どう彼らに乗り越える術を与えていくのか?教える立場になった藍沢、白石、緋山、藤川らの姿に注目だ。
しかし彼らももう30代前後となり次の世代に繋げていく年代となった。若手から中堅になった事で色々な立場が違ってくる。その立場が変わった事で彼らにもこれまで経験してきた事を若手に伝えていく事になるのだが、自分たちの経験を若い世代に伝える事がどれだけ難しいのかは彼らが1番わかっていると思うんけれど、年代が違うと考えも違う訳でそのギャップと教えるという難しさをどう向き合っていくのか?その点を中心にレビューしたいと思います。
キャスト
藍沢耕作演じる山下智久
白石恵演じる新垣結衣
緋山美帆子演じる戸田恵梨香
冴島はるか演じる比嘉愛未
藤川一男演じる浅利陽介
名取 颯馬演じる有岡大貴
灰谷俊平演じる成田凌
横峯あかり演じる新木優子
雪村双葉演じる馬場ふみか
町田響子演じる伊藤ゆみ
早川正豊演じる伊藤祐輝
鳥居 誠演じる岩井拳士朗
広田扶美演じる下垣真香
橘優輔演じる歸山竜成
梶寿志演じる寺島進
西条章演じる杉本哲太
三井環奈演じるりょう
新海広紀演じる安藤 政信
橘 啓輔演じる椎名 桔平
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
医師として10年以上のキャリアを持った彼らは仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年代に達しそれぞれの道を歩みだしていた。藍沢耕作は翔陽大学附属北部病院の救命救急センターを離れ、脳外科医として研鑽をつみさらなる高みをめざし日々オペを行っている。白石恵は人手不足の翔北救命救急センターで今やフライトドクターのスタッフリーダーとして奮闘していた。かつてはともにフライトドクターを目指していた緋山美帆子は、翔北病院を離れ周産期医療センターで産婦人科医としての道を歩んでいた。冴島はるかは、今もフライトナースとしての道を究め続けエースとして活躍中。また藤川一男も白石と共に翔北救命救急センターを支える整形外科専門の救命医となっていた。彼らの成長を語る上で橘啓輔の名を挙げないわけにはいかない。そんな橘は救命医として活躍を続けているが現在、息子についてある厳しい局面に立たされていた。橘が葛藤する理由とは。
そんな救命センターに新たにフライトドクターを目指すフェロー・名取颯馬、灰谷俊平、横峯あかり、フライトナースを目指す雪村双葉がやってくる。フェローたちは使い物にならないと救命センターの誰もが嘆く中、白石は人材不足の中、彼らを戦力にするしかないと必死に育てようと努力する。
脳外科医として信頼を既に得ている藍沢には強力なライバル、新海広紀が現れる。脳外科では世界屈指の水準を誇るトロント大へ臨床医師として選ばれるかどうかの席を争っていた。
それぞれの道を歩むかつてのフェローたち、新たなフェローたち、そして彼らの仲間たちによって『コード・ブルー』第三シーズンがついに始まる。
以上フジテレビコード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−THE THIRD SEASON HPより
今回は2ndシーズンから7年が経過して白石、藤川、冴島が残り、藍沢、緋山が別の道を歩んでいるところから始まるんだけれど、白石も藤川もフェローが入ってきて若手に指導する立場となった。それは7年も経ると新たなる新人を入れて世代交代しなければならないし世代の空洞化もできない訳で自分たちが通った道を思い出しながら彼らと接していく事になる。
とは言ってもここで大きな転換点となるのはこれまで救命救急の現場で向き合ってきた三井先生が子供の病気で辞める事になる。それにより緋山が復帰する事になり復帰早々救命救急で火事の現場から駆け付けるという救命救急の現場らしい登場となる訳だけれど、7年で産科医として奮闘してきた緋山も数多くの命と向き合ってきたし、自身も生死を彷徨った経験を経て大きく成長した。
白石は既にこの救命救急センターではリーダーの役割を担い周りを纏める立場となったが、気弱な性格は当時と変わらないがそれでも命と向き合う事で数多くの修羅場を乗り越えてきただけに気弱の中での自分自身の強さを身につけた。そして藤川も7年前の共に乗り越えた中で1番劣っていたがそれでも7年という月日が頼りになる整形外科専門医として現場と向き合う姿は大きく成長した藤川がそこにいた。今は冴島と同棲生活をして新しい命と向き合う事になる。
そして藍沢は救命救急の現場からは離れたが古巣の窮地になれば当然のように助っ人に登場するのは珍しい事じゃないという事で藍沢も救命救急の現場を経験したからこそ今があるというのをよくわかっている。
そんな彼らには今回若手を指導するという立場になった事で新たに教えていく姿が描かれる訳だけれど、やはりこういうシーンを観るに当たって藍沢、白石、緋山、藤川らのかつて通った道を振り返りながら見る事になる。当時を知らない人たちには彼らの姿をイメージするのは簡単じゃないけれど、当時を見てきた人たちにとっては当時の彼らの姿を思い出しながら見る事になる。
そのフライトドクター候補生として名取颯馬、灰谷俊平、横峯あかり、フライトナースに雪村双葉が加わる訳だけれど、藍沢らと違ってとにかく頼りにならない面々というのが今回のストーリーでもある。それは頼りになる事に越した事はないけれど、藍沢のような腕の良いドクターはそう簡単に表れるものじゃないし、みんながみんな優秀である訳じゃない。とはいえ医者になる人は少なからず優秀な頭脳でなければなる事ができない訳でどうやって現場経験を通じて向き合っていくのか?という部分はある。
使えないからと諦めてはいけない訳であり、使えない人を使えるようにしていかなければ次の世代は育たない。藍沢のように優秀過ぎる人ほどあっさり見切りをつけるけれど、それは本人も自覚しているのでそういう役割は白石の方が適任という事を感じている。教えるって自分が優秀過ぎるとできない人の気持ちになるのは非常に難しいものだ。学校の先生がいい事例で学校の先生になる人って大半は学生時代成績上位者であり、そういう人がなかなか理解できない人を教えるとどうしてできないの?というコメントをするケースがある。教える時ってできない理由を確り理解しないと教えても相手が覚える事は非常に難しいものであり、最初からできてしまった人って逆に不向きだったりする。
白石はその点優秀じゃない中で成長してきただけに自分ができなかったからこそできない気持ちを1番理解できる立場にある。これは今回藍沢に助けを求めたシーンで藍沢がフェローたちの陣頭指揮を執るように告げたのは緋山のような勝気な性格ではフェローたちは固まってしまうけれど、白石のようなタイプならその気持ちに入り込めるという部分があると見抜いているからだ。
白石も藤川も色々辛い経験を乗り越えて今があるだけにだからこそ育てる事を諦めないという気持ちにさせるのは自分自身がそうだったからに他ならない。だからこそ藍沢、緋山が戻ってきた事で白石はフェローたちに向き合って成長を促していく事になる。もちろん今回登場する名取颯馬、灰谷俊平、横峯あかり、雪村双葉らの成長する姿もこのドラマの見どころであるし、彼がどんな壁にぶち当たり、そして命と向き合う事でどんな苦しい状況でも這い上がっていく姿は藍沢、白石、緋山、藤川らがどう向き合うのか?という部分に注目していきたい。
次回は藍沢、緋山が復帰した救命救急の現場でフェローたちの挫折する場面が数多く登場する。果たして彼らにどう厳しく向き合い、どう彼らに乗り越える術を与えていくのか?教える立場になった藍沢、白石、緋山、藤川らの姿に注目だ。