5日YBCルヴァンカップ23第3節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで柏レイソルと対戦し、2対0で新潟がMF松田詠太郎、MF小見洋太のゴールで柏を終始圧倒し2勝1敗勝ち点6得失点差+2でグループ首位に浮上した。

鹿島戦で自身を付けたカップ戦ベストメンバーたちはこの勝利で更に自信を深める事になった。








昨年8月以来勝利がない柏と対戦したが、戦ってみて確かに今の柏はどん底なチーム状況であることは十二分に理解した。この状況になると選手たちのプレー1つとっても自信喪失の状況でプレーする事になるので速い時間帯に先取点が取れた事で完全に新潟が前半は70%近いボールポゼッション率を誇った。

しかしそんなチーム相手でもすべての時間が完全支配できる状況ではないだけにまだまだ後半の課題がある事で十分伸びしろがあるという試合でもあった。

試合を振り返りたい。

20230405_ALB (1)


アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

20230405_ALB (15)


GK阿部航斗、DF舞行龍ジェームズ、MF秋山裕紀以外全て入れ替えて挑んだ。

20230405_ALB (25)


20230405_ALB (26)


20230405_ALB (27)


20230405_ALB (28)


試合は開始早々の6分にMF小見洋太のクロスにMF松田詠太郎が今季初ゴールで先制すると、前半16分にMF小見洋太がゴールを決めて前半早々に新潟が完全に主導権を握って前半は相手のカウンター1本の大ピンチを凌いで前半を折り返した。

後半柏は一気に選手を4人代えて反撃に転じてきたが、何度か決定的なピンチをDF藤原奏哉がクリアし、GK阿部航斗がゴールを許さずに守り切り、攻撃では追加点こそ奪えなかったがこのまま逃げ切り新潟がルヴァンカップグループリーグ首位に浮上した。

20230405_ALB (29)


20230405_ALB (30)


20230405_ALB (32)


ほぼ前半16分までに勝負がついた試合でもあったけれど、それでもまだまだ相手の止めを刺すゴールが奪えなかった時点でまだまだ課題がある事は次へとつながる。今季は前半にこそゴールを奪えるが後半になかなかゴールを奪えない試合が続いている。

















それでもこの試合はピンチのシーンで最後までゴールを守り切ってルヴァンカップでは2試合目のクリーンシートを達成した。

得点者もこれまで太田修介、伊藤涼太郎が中心だっただけにここに小見洋太、松田詠太郎が今季初ゴールを決めた事で競争は更に激化していく事になった事が大きな収穫だ。

ルヴァンカップはこれで首位に浮上し次節に勝利すると福岡、鹿島の結果次第では勝ち点差が4まで広がる事になる。首位か2位グループ上位3クラブしか突破できないだけにこのメンバーで突破できればチームの底上げに大きな成果となりクラブ2度目の決勝トーナメント進出も見えてくる。そしてこのメンバー中心に天皇杯を戦う事になるだけに負けたら出場機会がなくなる事を踏まえるとカップ戦ベストメンバーも必死だ。

そして試合後には柏サポーターが激怒しスワンの空気が凍り付くほどだっただけに戦い方を見失ってはいけない事を肝に銘じたい。

20230405_ALB (33)


20230405_ALB (34)


20230405_ALB (35)


20230405_ALB (36)


次節のルヴァンカップはアウェイで再び柏と対戦する。勝利すればグループリーグ突破へ大きく前進するだけにルヴァンカップ連勝できるようにしたい。

20230405_ALB (38)


20230405_ALB (41)


20230405_ALB (46)






mixiチェック