11日J1リーグ25第16節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで浦和レッズ対戦し1対1で新潟はボールを握る展開で攻め続け後半29分にMF長谷川元希のゴールで先制するその6分後に浦和は途中出場のFW長倉幹樹のヘッドで同点に追いつかれたまたもドローとなり2勝7分6敗勝ち点13得失点差-5で19位に後退した。

新潟らしくボールを握って攻め続ける展開だったが後半30分を過ぎるとプレスが弱くなりゴールを許してしまう展開にあと一歩足りない部分をどう向き合うかが重要だ。








過去J1リーグ戦で1勝しかした事がない浦和相手に勝つ唯一の方法は先取点をとって逃げ切る事だったが逃げ切る事ができなかった。

浦和は普段からサポートしているのでこの試合では契約の関係上新潟のサポートとして試合を観てきたけれど浦和はパワープレーが事実上ないので新潟と同じくペナルティエリアから伺いながらゴールを狙っていく点は新潟と同じだ。

新潟も前線の高さがある訳じゃないからゴール前でむやみなクロスをあまり上げないが昨年よりは多くなっている分得点に繋がるケースも目立っている。

ここまで試合数以上のゴールを決めているだけにこれが勝利に結びつかないのは守備面の問題点がなかなか解消されない事にある。その点を踏まえてレビューしていきたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

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稲村隼翔、秋山裕紀がコンディション不良の為外れて舞行龍ジェームズ、新井泰貴、ダニーロゴメスが入りスタートした。

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試合は浦和はこの試合はGK西川周作が負傷している事もあり牲川歩見がゴールを守った。やはり西川と違い西川だとロングフィードはあまり行わないがこの試合ではゴールキックからのロングフィードが多かった。

そして浦和の守備は思った以上に無理して前からプレスをかけてもボールを散らされるので新潟は最近の試合では少ないボールポゼッションをする時間がこの試合は多かった。

最終的にはそれほど大差は付かなかったが前半の多くの時間をボールポゼッションをできた事で2列目の疲労は相当なものになっていた。

ただボールは回すけれど思った以上にチャンスを作り出せていなかった前半だった。

0対0だとあまりリスクを冒さずに攻めている印象が強くビハインドになると無理しても攻めるというシーンが多くなっている。最初から仕掛けていく事がどうも少なく感じるのはゴール前からシュートに持ち込めていない事が要因だ。

試合を通じてチャンスは両チームに同じぐらいあったが元々爆発的な攻撃力が新潟も浦和もある訳じゃないので1,2点で勝利を積み重ねるしかないが浦和は守備が整備できているが新潟は終盤になると守備の綻びが出てしまい思うような守備をし切れない。

0対0ではあまりリスクを冒していなかった分チャンスも多く作れていなかったが後半浦和のCKから小見洋太がドリブルで持ち込んで上がってきた藤原奏哉からのクロスに小見洋太がシュートを放ちそのこぼれ球を長谷川元希が決めて先制した。

このシーンはカウンターから見事な崩し方をしていたしゴールまでの崩し方は本当に見事だった。

ここである程度選手を交代して動ける選手を増やしたかったがここで交代カードを切らなかったのはどうなのか?気温はそれほどでもなかったけれどやはり後半30分を過ぎる頃には運動量も厳しくなるわけで2回目の交代が同点にされてから6分後の86分とあまりにも遅すぎた。

今の現代サッカーでは5人まで交代できるので2回目は2人交代して3人目も同様に2人交代していけばよかったが動きが厳しくなったところを狙われた。

早すぎても良くないけれど30分前後には交代しないと選手の動きが厳しいのは言うまでもないので浦和が後半33分で5人交代を終了しているだけに早めに動いてほしかった。

同点にされて勝ち越し点を狙わなければならないのに期待のミゲルシルヴェイラを起用せず高木善朗を起用したがこの意図が良く解らない。

今の高木善朗だと得点の切り札になるのか?と問われると厳しい。チャンスメークは良いけれどゴールを目指すならミゲルシルヴェイラを起用すべきだった。

ようやく日本のプレーに慣れてきていただけに起用せずに終わるのは勿体ない。

それでもあわや勝ち越しを許しそうになったシーンを踏ん張った事で勝ち点1を積み重ねることができた。

スコルジャ体制ではこれで3分1敗と3試合連続引分を継続した。

攻撃力を主体とする戦術ではないので新潟としては組みやすさはあったがスコルジャのサッカーに対する相性の悪さはないと言える。

GK西川周作だったらゴールをこじ開けられなかったかもしれないがその点は新潟にとって1勝しかしていない相手から勝ち点1を獲れた事はポジティブに捉えて良い。

降格圏を脱出する勝ち点差が3なので連勝すれば抜け出せる状況にある。16試合で6敗だが5試合が1点差負けと悪い試合は1つもないだけにゴールを1点以上取れている事は新潟にとって得点力不足に悩むより良い。

GK吉満大介に代わってからは1勝2分1敗と4試合で勝ち点5は悪くはない。着実に積み重ねていく事で浮上していくのみだ。

次節はアウェイで岡山と対戦する。開幕当初は岡山旋風を起こしたが4月以降研究されて苦しんでいる。J1の洗礼を受け始めているだけにここから順位が近い岡山、湘南、名古屋、横浜FMとここで勝利しなければ浮上するチャンスはなくなる。生き残りをかけた4試合と捉えて粘り強く戦っていこう!

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