13日J1リーグ25第10節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで横浜FCと対戦し0対0で新潟は何度かチャンスを作り出したものの横浜FCの堅いディフェンスを最後まで崩す事ができず新潟も横浜FCの攻撃を最後まで防ぎ切り1勝5分4敗勝ち点8得失点差-4で19位に浮上した。

DF面が大幅に改善した事により後は勝ち点3をどうやって積み重ねていくかだ。









公式戦2試合連続クリーンシートを達成して迎えた横浜FCは相手の得点力不足もあるけれど、攻撃力に課題のある相手に対してゴールを決めて勝つ事がどれだけできるかが今後浮上するポイントになっていく。

CBにジェイソンゲリアと稲村隼翔のコンビになってから守備が格段に良くなっただけにしばらくはこのコンビでリーグ戦は戦い続ける事が失点を大幅に減らす事ができる。

特にジェイソンゲリアが先発した試合は多くても1失点と新潟の戦術慣れしてきてからオーストラリア代表の守備力がここにきて大きく効いてきている。

試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

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神戸戦と同じメンバーでスタートした。

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試合は前半から新潟がボールの主導権を握り、横浜FCがクロスから高さでゴールを狙うという図式だったがCBに入ったジェイソンゲリアと稲村隼翔のコンビが尽く跳ね返した。

長らく舞行龍ジェームズがCBの要としてプレーしてきたが年齢的な衰えなどを踏まえると今は控えに回った方が良いと思うし、ジェイソンゲリアをどう起用しようかと監督も長らく考えていたと思うけれど舞行龍ジェームズを控えにした事でその問題が解決した。

結果もジェイソンゲリアと稲村隼翔のコンビで2試合連続クリーンシートを達成している事からこのコンビで十分機能している。

CBが確りした事でDMFの負担もかなり軽減された。CBが確りするとDMFもうまく連動するもので星雄次の豊富な運動量で相手のチャンスの芽を摘んでいる。

開幕から守備が嵌らない試合が続いてきたけれどCBの確立で問題は解消に向かった。

クリーンシートが達成できるようになれば少なくても勝ち点1は確保できる戦いができるのでこれまで失点していた分を取り戻していく試合が続くが問題は今日のように3バックで堅めてくる相手をどう崩すかが問題だ。

実際にボールが持てる時間は作れたけれど、肝心のゴールに迫るというシーンを思った以上に作り出せていない。多少遠めでもミドルシュートを狙う姿勢があるとCBが前に出て裏を狙えるだろうがそういう狙いがないとCBを前へ引き出せない。

特に前線の高さがない新潟にとってグラウンダーからのボールを通せるかがポイントになる。再度からのクロスも上げているものの余程相手を外すクロスじゃないと決まらない。

この試合でもチャンスはあったけれど決定的な枠内シュートが思ったより少なく少ない決定的なシーンでもハンドを取られるなど最後まで決め切る事ができずスコアレスドローとなった。

2試合連続クリーンシートを達成した事は大きな試合だ。これまで開幕8試合連続失点していただけに0で抑える試合がこれから増やせるかが大きなポイントになっていく。

笠井佳祐もようやく途中出場でチャンスを掴みかけているので上手く前線に嵌ってくれると得点する形も増えていく。

矢村健が最近リザーブで起用されるシーンが増えているけれどどうしても小野裕二や長谷川元希を起用するとリザーブになってしまうのは否めない。そこは上手く起用して活きたいところだが現時点では小野裕二のサブという位置付けだ。

強いて言うならサイドハーフの交代カードが以外にないし、そこは怪我人が戻って期待すると違ってくるとは思う。

次節はホームで京都と対戦する。京都は水曜日に浦和とアウェイで戦うので中2日で乗り込んでくる。体力面では新潟が有利だけにアドバンテージを確り活かしたいところだ。

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