試合終了

🏆明治安田J1リーグ 第9節#ヴィッセル神戸 0-1 #アルビレックス新潟#albirex pic.twitter.com/oikNXRynZH

— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) April 6, 2025

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今季初遠征で昨年に続き３度目の国立遠征に行ってきました。今回は前日にプロ野球観戦を兼ねて２連戦だったんですけれど帰りの新幹線をかなりタイトなスケジュールに組んでしまった為に帰りはかなり強行スケジュールとなりました。

そこまでしてもこの国立での試合に勝利する為に行ってきた訳ですが新潟史上旧国立時代を含めて１度も勝利がない場所で勝利する事はそれだけ厳しい訳ですが、チーム一丸となって最後まで走り切りそして掴み取りました！

試合を振り返りたい。







アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

4人入れ替えてDF稲村隼翔が復帰し舞行龍ジェームズが今季初のベンチスタートとなった。













試合は前半から神戸に押し込まれる時間帯が続き苦しい立ち上がりになるがDF陣が体を張って跳ね返し続けた。ビルドアップでミスしたシーンもありましたが最後まで集中力を切らさず即時奪還即時ディフェンスで神戸にチャンスを作らせない。

そんな中で迎えた前半12分に新潟はショートカウンターからFM長谷川元希のゴールが決まり新潟が待望の先取点を手にした。これまで先制した試合では勝ててはいないものの負けてはいないだけにこの先取点は新潟にとって大きなゴールだった。長い時間0対0で進むと最近の神戸は勝っていないとはいえ違いを出せる選手は揃っているだけに厳しい展開になったが先取点を獲れた事で新潟は集中して守れるシーンを作り出せた。

この試合ではCBをゲリアと稲村隼翔の2人が今季初めて組んだけれどゲリアの守備を見てしまうと起用しない方が勿体ないほどなので稲村隼翔が復帰した時どういう組み合わせをするのか悩ましい所だったが樹森監督は舞行龍ジェームズを外す決断をした。

連戦を考えた時に30代後半の舞行龍を出場させ続ける事は厳しいのは言うまでもないし、ここは相手の高さとカバーリングを考慮したら高さのゲリアとカバーの稲村隼翔を起用した方がバランスが良かった。

舞行龍が控えになった事でCBの控えの層は厚くなったしこれから新たなるチーム構成を考慮したらゲリアの守備の軸になるしそこに稲村隼翔を起用した方が違った展開を出せるCBがいるとかなり違う。

実際に2人が入った事でCBの守備力はかなり厚かった。

この試合では谷口海斗を1試合1試合休ませて万全を期して起用している。この試合の多くは左サイドの守備に追われたがどうしてもサイドからのクロスに対応する為には下がり気味になる事は当初からプラン通りだったとは感じる。

全体的にも守備の意識が確り共通していたしゴール前では試合が進むにつれてセーフティにクリアでけり出すシーンが多かったのは後ろで下手に回し続けるより安全を重視した結果だ。神戸のような個の強い相手にははっきりした対応が必要だ。

ただ神戸の攻撃は解り易い分個の調子が悪いと機能しない側面もあり特に主力の高齢化は今後の神戸にとって大きな課題となる。

この試合ではチャンスこそ少なかったけれど最後までゴールを目指す姿勢は最後まで持ち続けたからこそ勝利に結びついた。惜しくも阻まれたがFW矢村健のボレーシュートはそういうシーンを相手に見せるだけでも感じ方は全然違ってくる。

中3日という事で厳しい体力の中でプレーしたが選手を入れ替えても機能できる強みは新潟の強みは今季も健在という事だ。

このまま逃げ切った新潟は3つの初が付く勝利となり順位こそ20位のままだが勝ち点差3の中に10クラブある状況になった。

まだ29試合残している中で勝ち点差3に多くのクラブがあるなら十分浮上する事が可能だ。まだこの時期は連勝が伸びると順位をかなり浮上できるし、1つの勝利が大きなキッカケと自信に繋がる。

1試合以上のゴールを奪えているだけにゴールを決めて失点をしない試合が増えれば勝ち点3を積み重ねる事は十分可能だ。CBの守備の目途が付いた事で浮上するきっかけをつかんだ試合だった。

次戦はルヴァンカップ2回戦松本戦！中2日での試合となるだけにリーグ戦で出場するメンバー以外の選手中心になって戦う事になる。もちろん3回戦進出する為に戦い抜く！

リーグ戦はホームで横浜FCと対戦する。現在勝ち点差3と2得点差勝利で順位が入れ替わる。連勝して順位を１つずつ上げていこう！