8日J1リーグ25第5節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで東京ヴェルディと対戦し2対2で新潟は前半10分に失点するも前半42分にMF長谷川元希ののゴールで同点に追いつき、後半13分にDF舞行龍ジェームズの勝ち越しゴールでリードしたが後半30分に追いつかれてドローとなり開幕5試合勝ちなしとなり3分2敗勝ち点3得失点差-3で19位のままだった。

ゴールを決めているだけに守備がフィットしてくれば浮上する事は十分可能だ。








2試合連続複数得点を取りながらドローに持ち込まれてしまうというのはまだ守備面で課題があるという事でもあるけれど、得点力不足に陥っていない事が救いではある。今季は昨年とは違いクロスを上げるシーンも多く、フィードで裏を突くプレーも増えた。

相手の数的有利にしない状況からゴールを決めているので昨年のようにゴールまでパスから崩そうとペナルティエリアの外でパスを回し続けるシーンは少なくなった。1対1や相手ディフェンスが整わなければ決められる確率は増えるだけに攻撃の違いは出せている。

守備については昨年とはやり方を変えているのでどうしてもフィットするまでに時間を要するのは仕方ない側面だが微妙な誤差の修正がもう少しできれば守備面も十分改善可能だ。

試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4‐2‐3‐1

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秋山裕紀が復帰し長谷川元希はトップ下としてプレーさせた。

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やはり秋山裕紀が戻った事でボール回しが円滑になった。星雄次、宮本英治が負傷で離脱したがこの試合では宮本英治がベンチ入りしたがまだ90分間プレーが難しいようだ。

立ち上がりは東京Vの前線からのプレスに苦しみボールを奪われるシーンもあったけれどミスからの失点はこの試合ではなかった。2失点の1失点目は今季は積極的にボールを奪いに行く姿勢を出して行く事が裏目に出たシーンだった。稲村隼翔がボールを奪おうとしたが裏にボールを出されて空いたスペースに1トップの木村勇大が走り込んで完全フリーでシュートをぶち込まれた。

中盤ならまだ距離があるので走って戻れるけれどペナルティエリアに近いエリアから奪いに行くのはリスクがある。最終ラインではCBはポジショニングで守る事が必要でポジショニングで構えていたら裏へ抜け出される事はなかったシーンだ。3バックで守るなら前へ出ても中央がカバーしてくれるけれど4バックだと空いたスペースをカバーするのは容易ではない。

この試合では思った以上にシュートを狙えるシーンが両チームとも少なかった。それだけシュートを打たせないシーンが多かった事の裏付けだけれど、東京Vも守備面では昨年終盤よりうまくいっていない為か連携面でミスがあり前半42分にMF長谷川元希のシュートがそのままゴールに突き刺さった。長谷川元希が今季早くも2ゴールと環境になれた事でかなりやってくれている。得意の右足であれだけ降り抜けるのは本当に頼もしい限りだ。

後半開始からボールを上手く回して改修もできていたし後半13分にCKから逆転に成功した事で流れは新潟で行くと思われたが後半20分過ぎにDF稲村隼翔が脇腹を痛めていたシーンがあっただけにここで交代しておいた方が良かったと思う。

警告も1枚もらっていたし、まだ交代カードも1枚も切っていなかっただけにジェイソンゲリアと森昂大の2人がいただけに交代する要員は揃っていた。同点にされてから交代していた事を踏まえると主力の稲村隼翔だからという部分が監督の頭の中に会ったのかもしれないが動きからこれは交代した方がいいと私は見えたのでここがこの試合の勝負の分かれ目だったと感じる。

2試合連続複数ゴールも4試合連続複数失点で勝ち切れず開幕5試合勝ちなしとなった。

清水戦の10人での戦いを除き4試合ではゴールを決めているので攻撃力は一定の力はあると考えて良いんだけれど、樹森監督がやりたいサッカーを踏まえるとCFに180cm以上の選手が不在なのが戦術の幅を広げられないと感じる。特に今季はクロスを多用しているので前線の高さが欲しい。

新潟は2020年以降長身FWは190cmを超えたファビオ、2023年に在籍したネスカウ以外に180cmを超えるFWを獲得していない。逆に170cmに満たないFWが多く空中戦となると明らかに不利だ。終盤に谷口海斗をCFにしたのは高さで勝負できるFWが谷口海斗しかいない為でもある。

樹森監督が目指すサッカーには180cmを超える長身FWが必要だけれどいない故に前線で走れる選手を起用して矢村健と長谷川元希を起用しているというのが現状だ。

170cm前後で得点力あるFWと言われると歴代でも佐藤寿人、大久保嘉人など相当な決定力ある選手じゃないと務まらない。その役割を矢村健に託す感じだが5試合で2ゴールなのでゴール前でのポジショニングが良くゴールを決めやすいポジションにいるのはそれだけ得点力があるという事だ。

現時点ではCFのファーストチョイスである事は間違いなくゴールを決めるシーンが増えればかなり違ってくる。FWは凄いシュートを決めるのではなく確実にゴールを決められる選手が必要なので十分期待している。

2敗も清水戦は64分間10人で戦う事になったが11人なら十分戦えたし、鹿島戦は今季の鹿島は本当に強いので他のクラブの戦い方を見る限り悲観する内容ではない。引き分けた3試合も内容そのものは悪くないので守備の改善が計れれば十分浮上していくだけの要素はある。

次節はアウェイで町田と対戦する。今季人件費トップ3確実であるだけに前線の個人技特に相馬勇紀には警戒だ。苦手意識はそれほどないだけに今度こそ勝ち点3を手にして今季初勝利を手にしたい。

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