5日J1リーグ24第33節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで鹿島アントラーズと対戦し、0対4で新潟は前半12分に失点すると立て続けに失点し前半だけで3失点し、後半も失点をしてノーゴールに終わる大量4失点で4試合15失点の守備崩壊は止まらず、10勝9分14敗勝ち点39得失点差-12で暫定15位に後退した。
あと1勝2勝が遠い新潟は苦しい状況の中でルヴァンカップ準決勝に挑まなければならない。
4試合で15失点というこれだけの守備崩壊は今季7月以来2度目という状況の中でそれだけ人件費ベース上位の相手に対してこれだけのチーム力の差があるという事を改めて痛感させられて現実の厳しさを突きつけられたと言える。今のメンバーで4,5年やっていると成長している選手もいるけれど年齢から衰えてくる選手もいる訳で更なるチームを作る為には新たなる選手を入れていかなければならないが新潟の戦術を習得するのが難しくなかなか加入してもフィットできる選手とそうじゃない選手がいる為になかなか難しい。
それがあるとしても違いを出せる選手がいなければ戦術を磨いてもそれ以上の戦いをするのには限度がある事も忘れてはならない。ACLE、ACL2、カップ戦を戦うクラブはそれだけ厳しい戦いをしているという事を常に感じているし、何よりもその為に人件費を投じている。新潟が昨年J1最下位の人件費で戦っていた事が判明した事で加入した選手で違いを出せるのは小野裕二だけという事を踏まえると違いを出せる外国人選手がいない事も難しくしている。
とはいえリーグ戦残り5試合、ルヴァンカップ最大3試合をこのメンバーで戦わなければならない以上残り試合どう乗り越えるべきかを試合を振り返りながらレビューしていく。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
小見洋太が久しぶりの先発で復帰した。
試合は前半から鹿島はボールを追いかけずポジショニングで相手にパスの出し所を見つけさせない戦術できた。前半のボール支配率が70%だがシュートは0というのはそれだけ持たされたという事だ。最近の試合の殆どは2トップで戦う事が増えているのでよりサイド攻撃が重要になるが現時点で考えた時に高木善朗がこの3試合右サイドハーフで出場しているものの全く機能していない。
元々トップ下中心の選手なのでサイドハーフでの出場機会は近年では2018年まで遡らなければならないほどない。大怪我をするまでは中央で中心的な役割を十二分に果たしていたが故障明けから怪我もそうだけれどJ1でのトップ下でプレーするには厳しくなっている。
近年中央でプレーする事が多かったためにポジショニングがどうしても中央になる為に今のポジショニングでかなりのズレが生じている為バランスを崩している。ダニーロゴメスや松田詠太郎が出場していた時にはそういう事はなかったけれど高木善朗が右サイドハーフに入ってから3試合で12失点を踏まえると使うなら2トップのFWで起用した方が良いと思う。
ボールを回しているとどうしてもボール保持を軸にしてしまうのは当然だけれどこの試合では後方からどうしようか?と考えるシーンが非常に多い試合だった。百戦錬磨の舞行龍ジェームズ、千葉和彦が何処に出そうかと考えてしまうほど鹿島のポジショニングは新潟封じの研究をしてきた。追いかけてこなかったのは中盤でパスを出す時にボールを奪って選手との距離感をよくする為だった。
ゴール前まではそれなりに運べている事を踏まえるとペナルティーエリアに侵入しようとする意識が強すぎる為にシュートに至らずペナルティーエリアの外でボールを回してしまう悪循環に陥った。こういう時はミドルシュートで相手DFに当ててコーナーを獲る事も重要だけにミドルシュートを多用した方が相手も前へ出てくるのでDFラインを崩す事にも繋がっていく。
直近の試合ではシュートで終わるという事ができていない事が最大の問題なのでシュートで終わればカウンターも受けずに構えられるだけにまずはシュートに持ち込む事を重点に置かなければならない。
ここ数試合の多くは中盤でロストしての失点なので相手のカウンターを受けない為にはどうするべきか?を考える事が必要であり相手に押し込まれて失点したシーンはそれほど多くはない。ポゼッションサッカーの悪い部分はボールを保持し過ぎる事にあるがボールを保持する為には距離感とポジショニングが重要だけに両サイドのバランスを重視した選手起用、そして相手のカウンターを受けない為にシュートに持ち込んで終わるという事を取り戻す事が必要だ。
シュートで終わっている時はそれほど悪い部分はないのでシュートに持ち込む事を意識しよう!
守備面についてはルヴァンカップではトミーがいないのでCBの舞行龍ジェームズ、千葉和彦、遠藤凌の3人で戦わなければならない。前回の反省を踏まえて中盤でボールを失わないようにする事が重要になる。
次のリーグ戦はアウェイで横浜FMと対戦する。どちらも守備崩壊中だけにどちらが守備を踏ん張れるかになる。
そしてルヴァンカップ準決勝は川崎とのホームアンドアウェイになる。前回の対戦では5失点の大敗となっただけにその時の教訓を確り活かす事ができればチャンスはある!180分の戦いの果てに国立への切符を手にできるか全てはこの2試合に掛かっている。
今持てる力を出し切って戦い抜こう!
あと1勝2勝が遠い新潟は苦しい状況の中でルヴァンカップ準決勝に挑まなければならない。
試合終了
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) October 5, 2024
🏆明治安田J1リーグ 第33節#アルビレックス新潟 0-4 #鹿島アントラーズ#albirex pic.twitter.com/ofDuTYxJtz
4試合で15失点というこれだけの守備崩壊は今季7月以来2度目という状況の中でそれだけ人件費ベース上位の相手に対してこれだけのチーム力の差があるという事を改めて痛感させられて現実の厳しさを突きつけられたと言える。今のメンバーで4,5年やっていると成長している選手もいるけれど年齢から衰えてくる選手もいる訳で更なるチームを作る為には新たなる選手を入れていかなければならないが新潟の戦術を習得するのが難しくなかなか加入してもフィットできる選手とそうじゃない選手がいる為になかなか難しい。
それがあるとしても違いを出せる選手がいなければ戦術を磨いてもそれ以上の戦いをするのには限度がある事も忘れてはならない。ACLE、ACL2、カップ戦を戦うクラブはそれだけ厳しい戦いをしているという事を常に感じているし、何よりもその為に人件費を投じている。新潟が昨年J1最下位の人件費で戦っていた事が判明した事で加入した選手で違いを出せるのは小野裕二だけという事を踏まえると違いを出せる外国人選手がいない事も難しくしている。
とはいえリーグ戦残り5試合、ルヴァンカップ最大3試合をこのメンバーで戦わなければならない以上残り試合どう乗り越えるべきかを試合を振り返りながらレビューしていく。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
小見洋太が久しぶりの先発で復帰した。
試合は前半から鹿島はボールを追いかけずポジショニングで相手にパスの出し所を見つけさせない戦術できた。前半のボール支配率が70%だがシュートは0というのはそれだけ持たされたという事だ。最近の試合の殆どは2トップで戦う事が増えているのでよりサイド攻撃が重要になるが現時点で考えた時に高木善朗がこの3試合右サイドハーフで出場しているものの全く機能していない。
元々トップ下中心の選手なのでサイドハーフでの出場機会は近年では2018年まで遡らなければならないほどない。大怪我をするまでは中央で中心的な役割を十二分に果たしていたが故障明けから怪我もそうだけれどJ1でのトップ下でプレーするには厳しくなっている。
近年中央でプレーする事が多かったためにポジショニングがどうしても中央になる為に今のポジショニングでかなりのズレが生じている為バランスを崩している。ダニーロゴメスや松田詠太郎が出場していた時にはそういう事はなかったけれど高木善朗が右サイドハーフに入ってから3試合で12失点を踏まえると使うなら2トップのFWで起用した方が良いと思う。
ボールを回しているとどうしてもボール保持を軸にしてしまうのは当然だけれどこの試合では後方からどうしようか?と考えるシーンが非常に多い試合だった。百戦錬磨の舞行龍ジェームズ、千葉和彦が何処に出そうかと考えてしまうほど鹿島のポジショニングは新潟封じの研究をしてきた。追いかけてこなかったのは中盤でパスを出す時にボールを奪って選手との距離感をよくする為だった。
ゴール前まではそれなりに運べている事を踏まえるとペナルティーエリアに侵入しようとする意識が強すぎる為にシュートに至らずペナルティーエリアの外でボールを回してしまう悪循環に陥った。こういう時はミドルシュートで相手DFに当ててコーナーを獲る事も重要だけにミドルシュートを多用した方が相手も前へ出てくるのでDFラインを崩す事にも繋がっていく。
直近の試合ではシュートで終わるという事ができていない事が最大の問題なのでシュートで終わればカウンターも受けずに構えられるだけにまずはシュートに持ち込む事を重点に置かなければならない。
ここ数試合の多くは中盤でロストしての失点なので相手のカウンターを受けない為にはどうするべきか?を考える事が必要であり相手に押し込まれて失点したシーンはそれほど多くはない。ポゼッションサッカーの悪い部分はボールを保持し過ぎる事にあるがボールを保持する為には距離感とポジショニングが重要だけに両サイドのバランスを重視した選手起用、そして相手のカウンターを受けない為にシュートに持ち込んで終わるという事を取り戻す事が必要だ。
シュートで終わっている時はそれほど悪い部分はないのでシュートに持ち込む事を意識しよう!
守備面についてはルヴァンカップではトミーがいないのでCBの舞行龍ジェームズ、千葉和彦、遠藤凌の3人で戦わなければならない。前回の反省を踏まえて中盤でボールを失わないようにする事が重要になる。
次のリーグ戦はアウェイで横浜FMと対戦する。どちらも守備崩壊中だけにどちらが守備を踏ん張れるかになる。
そしてルヴァンカップ準決勝は川崎とのホームアンドアウェイになる。前回の対戦では5失点の大敗となっただけにその時の教訓を確り活かす事ができればチャンスはある!180分の戦いの果てに国立への切符を手にできるか全てはこの2試合に掛かっている。
今持てる力を出し切って戦い抜こう!