27日J1リーグ24第32節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで川崎フロンターレと対戦し、1対5で新潟は前半20分で2失点をし後半も川崎の攻撃を止める事ができずにJ2昇格後最多5失点の大敗を屈し、10勝9分13敗勝ち点39得失点差-8で暫定13位に後退した。

試合は雨の中ボールが止まりやすい中で迎えた前半13分にGK小島亨介がPKを与えこれを川崎はFWエリソンが決めて先制を許すと、前半18分にMF脇坂泰斗にゴールを許して2失点から新潟はゴールに迫る機会が増えるもなかなか決定的なシュートを打てずに前半を2点ビハインドで折り返した。

後半川崎はショートカウンターから新潟のゴールに迫り後半18分にFWエリソン後半18分と28分にFW山田新にゴールを許してJ1昇格後最多5失点となり後半41分にMF太田修介が1点を返したが遅かった。

これでアルビレックス新潟は3試合で11失点と守備が崩壊しリーグ戦は次の1勝が遠い。












































芝コンディションが悪すぎたと言ってしまえばそれまでだけれど川崎は雨でボールが止まる芝の特性を確り活かした戦い方をしてきた。これだけボールが止まるなら無理にボールを回す事に拘らない方が良かったのかもしれないほどだが中盤で奪われたボールを尽くショートカウンターから失点を重ねてしまった。

この試合ではDMFの宮本英治が出場停止で中盤の守備が落ちたのは痛い所でもあったけれど、新潟の場合宮本英治が不在の試合はかなりの失点をしている。それだけ宮本英治の存在が大きいと言えるが守備力のあるDMFが不在な事で中央の守備が弱くなってしまっている。

それに舞行龍ジェームズ、トーマスデンも3連敗中に途中交代するなどコンディションが良くなかった事も大量失点に繋がっていた。それだけ連戦になると選手層の違いが出てしまうし、連戦慣れしている川崎の方がコンディションが悪くても戦う慣れという点では新潟は改めて足りない部分を見つめ直さなければならない。

現状ではCBは舞行龍ジェームズ、トーマスデンの2人がベストな組み合わせになるだけに確り休養を与えれば良いプレーをしてくれる選手なので次の鹿島戦まで8日間ある事を踏まえて確り準備をしたい。

攻撃については中央で相手を脅かすシュートが少なかった。それだけ中央を堅められると簡単にゴールを奪えないと言えるし、川崎のような違いを出せる選手がいないという事も強豪相手になると出てしまう。

但しこの試合で言えばこれがルヴァンカップでなかった事が救いだ。ルヴァンカップで5失点したら流石に逆転する事は難しいだけに川崎がやってきた事を今度はやらせないようにしていく事で対策を練る事ができる。新潟は逆に全て悪い部分を出し切ったと思ってやることだ。

次節はホームで鹿島と対戦する。3位以上の可能性を残している相手だけかなり厳しい戦いが予想される。ここで勝ち点3を獲ってリーグ戦の安全圏に浮上してルヴァンカップで川崎に再び挑む戦いにしたい。





mixiチェック