14日J1リーグ24第30節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで湘南ベルマーレと対戦し、3対1で新潟はFW小野裕二、FW長倉幹樹、MF谷口海斗のゴールで湘南に競り勝ち、10勝9分10敗勝ち点39得失点差で暫定10位に浮上した。

ルヴァンカップ準決勝進出を決めた勢いそのままに新潟は勝ち点差4だった湘南相手に競り勝ちいよいよ1桁順位を狙える順位まで浮上した。













































勝ち点差4で迎えた湘南との6ポイントマッチ!この試合で勝利して上位を目指して戦うのか?敗れて残留争いに巻き込まれるのかというリーグ戦運命の分かれ道となった試合は新潟がルヴァンカップ準決勝進出の勢いのまま戦った。

小野裕二が復活してから新潟の攻撃力は明らかに違いを出せるようになってきた。長倉幹樹がFWに定着してから攻撃では安定した戦いぶりを出している。

宮本英治が戻ってきてからの新潟は攻守の安定を取り戻した中でリーグ戦では残留争いから抜け出し1桁順位を目指していく戦いになる。

運命の分岐点となった試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

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トミーが代表帰りの疲労を考慮して稲村隼翔をCBで起用し堀米悠斗に代わって橋本健人が出場し、太田修介が4か月ぶりに出場した。

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試合は前半から新潟が仕掛けてゴールに迫り前半8分にFW小野裕二のシュートがそのままゴールに吸い込まれて新潟が幸先よく先制する。悪かった時は先取点を獲られて苦しい試合が続いたけれど今は先取点を前半で獲る事ができておりリードを奪えば新潟の戦術が大きく機能する。



勢いそのままに前半32分にFW長倉幹樹がゴール前で落ち着いてゴールを決めて前半で2点リードを奪って折り返した。



しかし2点リードした後半から湘南が押し込む時間が続き苦しい中で新潟もチャンスを作り続けるもなかなかゴールを奪えない中で迎えた後半30分にMF谷口海斗がグラウンダーのシュートで追加点を奪ってリードを広げた。後半の追加点は相手にとっても反撃の気持ちを折る追加点になるだけに谷口海斗のゴールは大きかった。



その直後の後半35分にMF宮本英治が湘南FWルキアンに顔を蹴られてこれがVARで一発退場となり10人となった湘南に最後は押し込まれて1点を失うもそのまま逃げ切り新潟が湘南との6ポイントマッチを制して暫定10位に浮上した。

リーグ戦の分岐点という試合が8月から9月に続いたけれど負ける事無く乗り切った。ただ18位磐田とは勝ち点差7なのでまだ油断大敵であるが団子状態の中に入れた事である程度他のクラブの動向を踏まえながら戦える。ほぼ安全圏になるだろう勝ち点45まで積み重ねて残り試合を上位だけ目指して戦い続けられるかは次の名古屋戦、神戸戦の戦い方次第になる。

この試合では谷口海斗がJ1では2016年のラファエルシルバ以来の2桁ゴール者となり、J1では日本人選手として川又堅碁以来11年ぶり2人目の2桁ゴール者となり、さらにJ1J2J3全てのカテゴリーで2桁ゴール達成者となりこれは新潟に在籍したレオナルド以来2人目日本人選手初の快挙となった。

新潟のように掘り出し物を探してくるクラブじゃないと殆どのクラブは活躍する前に移籍してしまうだけに新潟はそれだけ下のカテゴリーの原石を探すのが上手いというのを証明した結果だ。

選手が多く怪我からも戻ってきてから幅広い起用ができている事も大きく2列目の総入れ替えをしても違いを出せるだけの戦い方は出せるしレベルが変わらないので戦力ダウンする事もない。

ただ1つだけ心配なのはDMFの交代カードが限られている事なので秋山裕紀と宮本英治に続く選手が島田譲しかいないのがチームの課題だ。星雄次が戦線復帰してきたけれどどちらかが途中交代してもいいような状況になれば更に上を目指せるだけにここは来季の課題だと感じる。

次節はアウェイで名古屋と対戦する。8月31日に中止となった試合だけれど勢いのまま戦える事は大きいし、名古屋も状態が良い訳ではなくルヴァンカップ決勝で戦う可能性がある相手だけに前哨戦でもある。連勝して勢いをつけていこう!

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