18日J1リーグ24第29節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦し、0対3で新潟は名古屋のカウンター3発に沈み攻撃陣も無得点に終わる完敗を屈し、10勝9分11敗勝ち点39得失点差-3で暫定11位に後退した。

試合は前半から名古屋に押し込まれる展開となり前半15分に名古屋はMF野上結貴にゴールを許して先制を許すと、攻撃が思うように機能しない中迎えた前半44分に名古屋はカウンターからFW永井謙佑にゴールを許し2点ビハインドで折り返した。

後半新潟は次第にゴールに迫るシーンを作るがなかなかゴールを奪えず迎えた後半33分に名古屋はカウンターからMF菊地泰智に決められ試合は決して新潟は最後までゴールを奪う事ができずに完敗した。

これでアルビレックス新潟は7試合ぶりの黒星を屈して次節ホームで神戸と対戦する。











































連戦の言い訳はしないし、相手も同じ日程を戦ってきているだけに疲労という点ではお互い同じ状況だから問題にする試合ではない。

但し言える事は新潟の場合FC東京や名古屋のようなカウンターで個人技で1発で沈めてくる相手に弱いという側面がある。じっくりと攻めてくる相手の方がやり易かったりする。前半から名古屋の守備網に何度もパスカットされてしまった事で思うような展開ができず、スコア以上の失点をしていたとしても不思議じゃない試合だったのは確かだ。

新潟の場合メンバーの入れ替えをしながら戦力強化を図っているマネジメントなのでメンバーを入れ替える事は特に驚く事はないし、色々なメンバーを起用するからこそ故障者が出ても戦えているし、カップ戦に出場する選手の試合勘が無い事もなく戦えている。

やはり今の新潟に不足している部分としては攻撃よりもDMFの不足だ。怪我人で不足しているのではなくシーズン前から不足しているDMFは宮本英治が長期離脱している時は本当に苦しいやりくりだったが、戻ってきても3番手に島田譲と守備の良い選手が不在で交代カードに使えるパターンが限られ過ぎている。

星雄次の長期離脱があったとはいえこのポジションはこのオフに補強が必要なポジションだ。

CBについては来季加入の稲村隼翔がもうすでに計算できる戦力となっているだけに毎試合居てほしい存在だがまだ大学の試合と兼ねている為にしばらく不在になる。

そこにきてトミーが負傷して途中交代しているだけにCBの台所事情は厳しくなっている。

こういう時に色々な選手が起用されて乗り越えてきているだけにこれから続く強豪との戦いではこれまで出場してきた選手たちの力が試される。

この試合では完敗したがこれがルヴァン決勝でなかった事は救いだ。次にルヴァン決勝で戦う事があるならこのような戦いはしないようにしなければならない。

次節はホームで神戸と対戦する。相手はタイでACLEを戦ってきているだけに大迫、武藤は途中出場だっただけにかなり警戒しなければならない。中3日で戦う事は同じ条件なので連戦でも戦えるだけのタフさを選手たちに求めていきたい。





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