6日J1リーグ24第22節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでサガン鳥栖と対戦し、3対4で新潟は鳥栖の猛攻の前に守備陣が崩壊し今季最多タイの4失点を奪われ攻撃こそ3得点で追い上げたが及ばず6ポイントマッチで痛恨の敗戦を屈して、6勝7分9敗勝ち点25得失点差-4で14位に後退した。

鳥栖の猛攻を耐え切れなかった新潟はカップ戦を戦う上で厳しい勝ち点差のまま挑まなければならなくなった。












































6ポイントマッチ2連戦の2戦目で新潟は痛恨の敗戦を屈した。中6日の新潟に対して中2日2試合目の鳥栖という条件で体力面では新潟の方が上だったにもかかわらずスタミナ切れを起こす前に鳥栖の猛攻を防ぐ事ができなかった事がこの試合のすべてだ。

川井監督との相性が最悪というのもあるけれど愛媛時代には3度ホームで対戦して大敗しているほど相性が悪く昨年もドローと川井監督と新潟との相性が非常に良くない。その相性がもろに出てしまった試合でもあった。個人的には川井監督でなかったらここまでという感じもしますけれどそれだけ相性の悪い監督相手に新潟は尽くゴールを決められ続けた。

試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

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奥村仁が外れて長谷川元希がトップ下に入った。

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試合は前半から前線のプレスに苦しむ新潟はセットプレーから再三のピンチを招く。鳥栖のゴール前は手数を掛けずに徹底してきた。決まる決まらないではなく徹底するというのは新潟がゴール前であまりないシーンだが、鳥栖は徹底してゴール前にボールを放り込んできたし、チャンスと思えばシュートを放ってきた。最初に失点のシーンではGKの阿部航斗が弾いたよりもその前に跳ね返せなかった事が全てだ。あれだけダイレクトにヘッドを決められたら処理が難しい。

その直後のカウンターは小見洋太が上手くゴール前まで運んで谷口海斗がヘッドで合わせた良いコンビネーションでのゴールだった。



ここで落ち着ければよかったが今日の新潟はパスを奪われると尽く鳥栖にボールが流れた。この試合で鳥栖は新潟でプレー経験のある福田晃斗が中央でプレーしていたが、新潟のサッカーを知り尽くす相手がいた事も新潟の欠点を良く知る事になるだけにそういう選手がいた事と川井監督との相性の悪さが加わり4失点するまでは完全に鳥栖ペースだった。

勝ち越しを許したゴールもグラウンダーのシュートがものの見事に決まったシーンだった。ここはコースを切れなかったDF側にも守備面で甘さがあった事は拭えない。

守備面についてはDMFが宮本英治、星雄次が離脱してから秋山裕紀がフル稼働して島田譲しか本職がおらず奥村仁がこの試合外れた事によりDMFの控えが石山青空だけという厳しい夫人の中2か月戦ってきた。元々DMFの選手層が薄い事もありDMFの補強は急務だ。

3点リードされて4枚代えをしてから新潟は反撃して3点まで迫ったが同点にする事ができずに6ポイントマッチ痛恨の敗戦となった。




最低でもドローに持ち込めば鳥栖との勝ち点差も維持できただけにこの敗戦は相当痛い。これからカップ戦も戦う中で18位との差を広げておけばある程度余裕を持って戦えたがそうもいかなくなった。

ここ5試合1失点以上していなかっただけに4失点は浦和戦以来となる。守備についてはこの試合の相手の相性が良くなかったという部分と改めて相手の順位で試合をしてはダメだという事を突きつけられた。そして条件面でも新潟圧倒的有利という何処かで隙を見せていた事は否定できない。どんな相手でも新潟より強いという気持ちを持たなければJ1で生き残る事はできないという事だ。

次節はアウェイでFC東京と対戦する。その前に天皇杯3回戦長崎戦を勝ち抜かなければならない。勝って4回戦へ進む為に出場する選手は全力を尽くしてほしい。そして次のアウェイは私も参戦します。初の国立での観戦となりますが1万を超えるアルビファミリーが駆けつけるという事で最高の形でサポートできるアウェイもなかなかありませんが昨年の国立では悔しい敗戦を屈して今回のFC東京は国立では滅法強いだけに臆することなく挑戦しましょう!

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