22日J1リーグ24第19節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで川崎フロンターレと対戦し、2対2で新潟が前半に先制を許すも後半に反撃に出てDF藤原奏哉の同点ゴールで追いつき後半アディショナルタイムにDF舞行龍ジェームズのシュートをFW鈴木孝司が押し込み逆転に成功したが終了間際に川崎にゴールを許してドローとなり、5勝6分8敗勝ち点21得失点差-4で暫定15位のままだった。

前半戦最後の試合は激しい攻防の戦いとなったが冷静に振り返ると負けていてもおかしくない試合をドローにした事は十分評価できる試合だった。












































終盤アディショナルタイムで逆転に成功しただけにJ1昇格後最多観客数という試合で勝ちたかったが、冷静に振り返ると絶頂期の川崎だったら尽くゴールを決められていたシーンが少なくなかったし、同点の状況で何度もゴールを許しそうになった。そこを踏ん張り逆転に成功したが逃げ切れなかったという試合だが冷静に振り返ればドローにした事は悪い結果ではない。

試合を振り返りたい。

20240622_ALB (1)


アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

20240622_ALB (18)


この試合でも控えFW不在で試合に挑んだ。

20240622_ALB (27)


20240622_ALB (28)


20240622_ALB (29)


20240622_ALB (30)


試合は前半から川崎の前線からのプレスに苦しむシーンがあり、川崎がロングボールからサイドを狙ってボールを出してきた。以前の川崎だったら圧倒的にボールを支配して防戦一方という試合が多かったが、今のメンバーだとそれも難しく出場するメンバーによって差が生じる状況だ。特にFWが家長、小林悠が先発と運動量を考慮すると走れなくなる時間が時間が経過すると増えるので新潟は時間が経過するほどボールを保持できる時間が増えるようになった。

しかし前半17分に先制を許したシーンはスピードのあるWやSHの選手相手に苦戦しているだけにサイドの守備についてはスピードで抜かれると厳しい状況になる。

しかし後半には苦しい時間帯も多かったが、そこで川崎にゴールを許さなかった事でチャンスが巡ってきた。後半16分にDF藤原奏哉のゴールで追いつくと、その後は川崎の猛攻を受けるが耐え切り後半アディショナルタイムにDF舞行龍ジェームズのシュートをFW鈴木孝司が押し込んで逆転に成功した。





ここで逃げ切れれば良かったけれどここで逃げ切れないのが今の新潟の力不足という事もある。残り時間を考慮したら史哉の投入後にFWを下げてCBに遠藤凌を投入すれば1分使えただけにパワープレーに対応する選手交代をしても良かったとは思う。

冷静に振り返れば川崎にゴールを立て続けに決められても不思議ではない展開だっただけによくアディショナルタイムまで踏ん張ったと思う。今のメンバーだとDMFが不足しておりDMFのやりくりに苦労している。宮本英治が離脱してからDMFの守備力が低下してしまっているだけにDMFにフレッシュな選手がいればまた違ったと思うが今の新潟の辛い所は攻撃陣の故障もだけれどDMFの選手不足が今の勝ち切れない状況を作っている。

それでもこれだけ故障者が多数の中で若手の出番が増えているだけにチーム力は確実に上がっている。そこを前向きに捉えて後半戦浮上していきカップ戦を勝ち上がっていく戦いをしたい。

次節はアウェイで広島と対戦する。広島もDMF不足に陥っているがその分攻撃陣が多数起用されている。前回のような退場者を出してしまわないように戦いたい。最初の3試合中2試合が6ポイントマッチとなるだけにまずは勝ち点を1つ1つ積み重ねていこう!

20240622_ALB (31)


20240622_ALB (32)


20240622_ALB (33)


20240622_ALB (36)


20240622_ALB (37)






mixiチェック