1日J1リーグ24第17節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ町田GIONスタジアムでFC町田ゼルビアと対戦し、3対1で新潟がMF小見洋太のゴールで先制するもその直後カウンターから同点に追いつかれるも前半終了間際にDF藤原奏哉のゴールで勝ち越し、後半MF秋山裕紀のFKが相手のオウンゴールを誘ってリードを広げた新潟が最後まで追加点を許さず勝利し、5勝4分8敗勝ち点19得失点差-4で暫定14位に浮上した。
試合は前半から町田が再三ロングボールとロングスローでゴールに迫るも集中した守備で相手にゴールを許さず迎えた前半24分にMF小見洋太が抜け出しそのままゴールを決めて先制する。しかしその3分後CKからのカウンターから町田はFW藤尾翔太にゴールを許して同点にされるも新潟は前半終了間際にMF谷口海斗のシュートのこぼれ球をDF藤原奏哉が押し込んで勝ち越しに成功し前半を折り返した。
後半開始早々カウンターのピンチを迎えるもGK小島亨介が落ち着いて止めると後半7分にFKから相手のオウンゴールを誘ってリードを広げる事に成功する。その後再三のピンチもDF早川史哉が体を張ってゴールを守るなど組織的に相手の攻撃を跳ね返した新潟がこのまま逃げ切り3試合ぶりの勝利を手にした。
これでアルビレックス新潟は首位町田を撃破し次節はアウェイで2位鹿島と対戦する。
試合前から人件費30億ビッククラブ町田!とこの強敵をどうやって倒すのか?という課題と向き合いながら戦ったけれど、新潟の場合J2リーグで5年間様々なクラブと戦ってきた事もあり今日の町田のようにやる事がシンプルなクラブとの対戦も数多く経験してきた。
町田のやってくる事は高校サッカーでは青森山田のスタイルですし、中盤省略のロングボールとロングスロー、前線の高さを活かしたサイドからのクロス、自陣からのカウンターとそんなに難しいサッカーをやっていない。J2時代にはそういう相手とも戦ってきただけに新潟は町田の戦い方に免疫があったという事だ。
J1の場合だとポゼッション思考のサッカーが多く神戸のようなシンプルなサッカーをするクラブがあまりない。J2の戦い方に慣れていないクラブはJ2上がりのクラブと甘く見て想像以上の痛い目を浴びたというのがこれまでの町田との戦いぶりだったと言える。相手が人件費30億というクラブ相手だと最初からわかっていたらもっと真剣に向き合っていただろう。実際に人件費の差は贖える物ではない相手だったけれど新潟は5年間積み上げてきたバルサ流の新潟スタイルでJ2から這い上がってきただけに積み重ねてきたからこそこの勝利を手にした試合だったと言える。
試合展開としては最初にある程度手の内を伺う形で守備中心になったけれどある程度手の内を知ったらそれほど引き出しが多い戦い方ではないので新潟のように多彩なパスワークがあるクラブならそのかわし方を見つけることが十分できるし、何よりボールを持ち過ぎなかった事がよかった。
これまでボールを持ち過ぎてゴール前で仕掛けるケースが少なかったがこの試合は最初からカウンターを防ぐ上でも仕掛け続けた。最終ラインから前線に当てるボールが多かったのはそれだけ相手のカウンターを受けない為でもあった。
前線からのプレスが来る以上中途半端にキープするよりもパスの長さを長くした方が相手も引かなければならなくなる。そしてコンタクトしてくるところを素早く縦パスで前線に出したり、小見洋太のように自らドリブル突破して打開した事で相手を混乱させる事に成功した。
1点目の小見洋太のゴールはこれまで新潟はゴール前であまり仕掛けてこないというスカウティングがあったと思うけれど、この試合では自ら仕掛けて突破してみせた事でゴールに繋がった。
CKからの失点はあれはもう1対3ではどうする事もできなかったので諦めがついた。
2点目もゴール前で仕掛けてシュートのこぼれ球を藤原奏哉が押し込んだけれど藤原奏哉が長いフリーランニングをしてきて相手DFがFWに気を取られていたところをフリーでこぼれてきて後は押し込むだけだった。最近の新潟はサイドバックがゴール前まで上がるケースが多くそこからゴールを奪えているだけによく走っていたシーンだ。
3点目となったオウンゴールは相手の高さがアダになった。高さでは分が悪いけれど高さギリギリに上手く秋山裕紀がいれた事でクリアし切れずにそのボールがDFに当たってオウンゴールとなった。これは高さでは負けないという自信が過信になったシーンと言える。
その後決定的なピンチが何度もありながら全員で体を張ってゴールを守り抜き新潟が3試合ぶりの勝利を手にした。
厳しい試合だったけれど良く守り良く仕掛けてゴールを奪った。この勝利で降格圏から勝ち点差5となりルヴァンカップ、天皇杯と自信を持って挑める。リーグ戦のてっぺんは厳しいけれどカップ戦のてっぺんは十分狙えるだけにこの勢いのまままずルヴァンカッププレーオフを勝ち抜こう!
次節はアウェイで鹿島と対戦する。勝ち点差同じ2位相手だけに厳しい戦いが予想されるが失点も多い相手だけにチャンスは必ずある!強い気持ちを持って挑もう!
そして次の試合はルヴァンカッププレーオフ長崎戦!相手は浦和を破って勝ち上がってきただけに油断ならないし、J2時代もかなり厳しい戦いを強いられた相手だ。勝ち取ったルヴァンカップホームで後押しする!
カップ戦のてっぺんを目指して出場する選手は全力で戦っていこう!
試合は前半から町田が再三ロングボールとロングスローでゴールに迫るも集中した守備で相手にゴールを許さず迎えた前半24分にMF小見洋太が抜け出しそのままゴールを決めて先制する。しかしその3分後CKからのカウンターから町田はFW藤尾翔太にゴールを許して同点にされるも新潟は前半終了間際にMF谷口海斗のシュートのこぼれ球をDF藤原奏哉が押し込んで勝ち越しに成功し前半を折り返した。
後半開始早々カウンターのピンチを迎えるもGK小島亨介が落ち着いて止めると後半7分にFKから相手のオウンゴールを誘ってリードを広げる事に成功する。その後再三のピンチもDF早川史哉が体を張ってゴールを守るなど組織的に相手の攻撃を跳ね返した新潟がこのまま逃げ切り3試合ぶりの勝利を手にした。
これでアルビレックス新潟は首位町田を撃破し次節はアウェイで2位鹿島と対戦する。
試合終了
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) June 1, 2024
🏆明治安田J1リーグ 第17節#FC町田ゼルビア 1-3 #アルビレックス新潟#albirex pic.twitter.com/UktDE2yNRi
試合前から人件費30億ビッククラブ町田!とこの強敵をどうやって倒すのか?という課題と向き合いながら戦ったけれど、新潟の場合J2リーグで5年間様々なクラブと戦ってきた事もあり今日の町田のようにやる事がシンプルなクラブとの対戦も数多く経験してきた。
町田のやってくる事は高校サッカーでは青森山田のスタイルですし、中盤省略のロングボールとロングスロー、前線の高さを活かしたサイドからのクロス、自陣からのカウンターとそんなに難しいサッカーをやっていない。J2時代にはそういう相手とも戦ってきただけに新潟は町田の戦い方に免疫があったという事だ。
J1の場合だとポゼッション思考のサッカーが多く神戸のようなシンプルなサッカーをするクラブがあまりない。J2の戦い方に慣れていないクラブはJ2上がりのクラブと甘く見て想像以上の痛い目を浴びたというのがこれまでの町田との戦いぶりだったと言える。相手が人件費30億というクラブ相手だと最初からわかっていたらもっと真剣に向き合っていただろう。実際に人件費の差は贖える物ではない相手だったけれど新潟は5年間積み上げてきたバルサ流の新潟スタイルでJ2から這い上がってきただけに積み重ねてきたからこそこの勝利を手にした試合だったと言える。
試合展開としては最初にある程度手の内を伺う形で守備中心になったけれどある程度手の内を知ったらそれほど引き出しが多い戦い方ではないので新潟のように多彩なパスワークがあるクラブならそのかわし方を見つけることが十分できるし、何よりボールを持ち過ぎなかった事がよかった。
これまでボールを持ち過ぎてゴール前で仕掛けるケースが少なかったがこの試合は最初からカウンターを防ぐ上でも仕掛け続けた。最終ラインから前線に当てるボールが多かったのはそれだけ相手のカウンターを受けない為でもあった。
前線からのプレスが来る以上中途半端にキープするよりもパスの長さを長くした方が相手も引かなければならなくなる。そしてコンタクトしてくるところを素早く縦パスで前線に出したり、小見洋太のように自らドリブル突破して打開した事で相手を混乱させる事に成功した。
1点目の小見洋太のゴールはこれまで新潟はゴール前であまり仕掛けてこないというスカウティングがあったと思うけれど、この試合では自ら仕掛けて突破してみせた事でゴールに繋がった。
#小見洋太 選手が自陣からドリブルで持ち運ぶ。相手のクリアがルーズボールになったところを拾い、さらに突進。最後は相手GKとの1対1を制してゴールに突き刺した。
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) June 1, 2024
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CKからの失点はあれはもう1対3ではどうする事もできなかったので諦めがついた。
2点目もゴール前で仕掛けてシュートのこぼれ球を藤原奏哉が押し込んだけれど藤原奏哉が長いフリーランニングをしてきて相手DFがFWに気を取られていたところをフリーでこぼれてきて後は押し込むだけだった。最近の新潟はサイドバックがゴール前まで上がるケースが多くそこからゴールを奪えているだけによく走っていたシーンだ。
#早川史哉 選手が出足よくインターセプトし #谷口海斗 選手へ。#長倉幹樹 選手からのリターンを受けて放ったミドルシュートはブロックに遭ったものの、反応よく走りこんだ #藤原奏哉 選手が右足で押し込んだ。
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) June 1, 2024
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3点目となったオウンゴールは相手の高さがアダになった。高さでは分が悪いけれど高さギリギリに上手く秋山裕紀がいれた事でクリアし切れずにそのボールがDFに当たってオウンゴールとなった。これは高さでは負けないという自信が過信になったシーンと言える。
その後決定的なピンチが何度もありながら全員で体を張ってゴールを守り抜き新潟が3試合ぶりの勝利を手にした。
#早川史哉 選手が出足よくインターセプトし #谷口海斗 選手へ。#長倉幹樹 選手からのリターンを受けて放ったミドルシュートはブロックに遭ったものの、反応よく走りこんだ #藤原奏哉 選手が右足で押し込んだ。
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) June 1, 2024
敵地で首位と激突した一戦の振り返りは #DAZN で🤳https://t.co/TXEcE7LIeu#albirex… pic.twitter.com/M9OwuntavB
厳しい試合だったけれど良く守り良く仕掛けてゴールを奪った。この勝利で降格圏から勝ち点差5となりルヴァンカップ、天皇杯と自信を持って挑める。リーグ戦のてっぺんは厳しいけれどカップ戦のてっぺんは十分狙えるだけにこの勢いのまままずルヴァンカッププレーオフを勝ち抜こう!
次節はアウェイで鹿島と対戦する。勝ち点差同じ2位相手だけに厳しい戦いが予想されるが失点も多い相手だけにチャンスは必ずある!強い気持ちを持って挑もう!
そして次の試合はルヴァンカッププレーオフ長崎戦!相手は浦和を破って勝ち上がってきただけに油断ならないし、J2時代もかなり厳しい戦いを強いられた相手だ。勝ち取ったルヴァンカップホームで後押しする!
カップ戦のてっぺんを目指して出場する選手は全力で戦っていこう!