25日J1リーグ24第16節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでアビスパ福岡と対戦し、1対2で新潟はボールを保持しながらチャンスを作れず福岡は少ないチャンスを活かしてゴールを決められ、終了間際にDF早川史哉のゴールで1点を返したが敗れ、4勝4分8敗勝ち点16得失点差-6で16位に後退した。

負傷者続出でFWが誰もいない中で戦った新潟だったが改めて仕掛ける大切さを痛感する試合となった。









































新潟のプランに福岡がプラン通りに守った結果と言うべき試合だった。

どちらも中2日で挑んでいるので条件は変わらないし、福岡はエースストライカーが出場停止と得点を獲れる選手が不在という中で最初からわずかなチャンスだけを狙っていた。

その中で新潟が戦術の悪い癖が出てしまったわけだけれど、どうするべきだったのか振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

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FWの控えなしで挑んだ。

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試合は前半から新潟が圧倒的にボールを保持する展開だった。福岡は奪ってカウンターと解りやすい展開で最初から守る意識で挑んできた。そして無駄にボールを追わない事にも徹した。

ハイプレスに来るクラブはそこで無駄な体力を消耗する訳で最初から構えた方が無駄な体力を消耗しない。そしてそれによってポジションも空く事もない。試合を通じて福岡はポジショニングを重視した守備をしていた。5−2−3という裏のスペースは殆どありません。よく裏を狙えと言うけれどこういうクラブに対して裏はないので自ら仕掛けて突破しなければなりませんし、中央からミドルシュートで相手ディフェンスを引き出す事をしなければなりませんでした。

しかし90分の多くをパスでゴールを伺うシーンばかりで相手にとってクロスを入れたり突破されてシュートを打たれるという事の怖さがありませんでした。

ポゼッション率72%でもわずかなチャンス活かしたのが福岡だったのが皮肉です。

パスコースを探し続けた故に打開できないというシーンが多く単純にクロスを入れていけば相手も守るのにかなり神経を使っていく事を踏まえるとゴール前でパスのコースを探し過ぎています。これが新潟の悪い時のシーンです。やはりゴール前でクロスを入れて相手に危険を感じさせるプレーが少な過ぎました。それができたのが得点を取られてからというそれまでの多くがディフェンスラインでボールを回すだけなら誰も怖くありません。

改めて仕掛ける事の大切さを痛感した試合でした。

何とか降格圏には落ちませんでしたがこれから続く相手を考えると前半戦終了までに残留圏に留まれる保証は何処にもありません。必死に勝ち点3を追い求めるしかありません。

次節はアウェイで町田と対戦します。もう2年前の町田ではありません!FC東京、ガンバ大阪同等の人件費のクラブに変貌しました。そこに名将黒田監督が短期間で戦術を浸透させる術で浸透させている訳で今の首位は必然です。必死に町田ビッククラブに立ち向かう準備をしていきましょう!

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