15日J1リーグ24第14節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで横浜Fマリノスと対戦し、3対1で新潟は前半横浜FMの猛攻に耐えるも前半26分に先制を許すもそこから怒涛の攻撃でゴールに迫り後半5分にFW鈴木孝司、後半7分にFW谷口海斗、後半37分にMF奥村仁のゴールで横浜FMに逆転勝ちして連敗を2で止めて、4勝4分6敗勝ち点16得失点差-4で15位に浮上した。

怪我人続出の中で新潟はルーキーから救世主が現れ強豪からゴールを奪った事で自身を持って攻撃する姿勢を継続していきたい!












































強豪との連戦もここでようやくひと段落するがこの5試合は今シーズン1番厳しいと言われる5試合になると思う。5試合を振り返って個の力の差を痛感する試合もあったけれど、それ以上に強豪からゴールを奪えるだけの力もあるという事を選手たちは示せた。あとは大量失点をしない事がより重要になる訳で前半でどれだけ耐えられるかが重要だった。

横浜FMはACLで過密日程を戦い続けている影響でメンバーを大幅に落として挑んできたがそれでもレベルの高い相手に変わりない訳でアンデルソンロペス、ヤンマテウスがスタメンに入っているだけでかなり驚異だ。そんな厳しい戦いの中で新潟は新たなる得点力を身に着ける事ができた。

その点を振り返りながら今後の戦いを考えたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

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トップ下不在になりここ3試合は2トップで挑んでいる。

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試合は前半開始からFMに押し込まれる展開となり何度もCKから耐える時間が続いた。FMの場合ACLを戦い満足なメンバーが組めないという部分もあるけれどそれ以上に前半に勝負を決めてくるという試合が多く前半にどれだけ耐えられるかがポイントだった。

しかし前半26分にMF渡辺皓太にゴールを許して先制されるもそこから新潟が怒涛の攻撃に出るがなかなかゴールを割れない。前半41分にはあわや2点目という場面ではVARの結果オフサイドとなり難を逃れた。この試合ではVARに何度も助けられる事になる。

後半運動量が落ちたFMに新潟が怒涛のゴールラッシュとなる。後半5分に相手のパスミスからFW鈴木孝司がゴールを決めて同点に追いつくと、後半7分には途中出場のFW谷口海斗のゴールで逆転に成功する。このわずか2分間は本当に見事な攻撃だった。FMも反撃に出るがGK小島亨介がゴールを死守して迎えた後半37分にMF奥村仁がJリーグ初ゴールを決めて新潟が逃げ切り5試合ぶりの勝利を手にした。







負傷者続出の中でも新潟は誰が出場しても戦える強みをここで発揮した。

この試合では攻撃的選手は谷口海斗しかベンチ入りしておらず前半でMF長谷川巧が負傷交代するアクシデントとなった。そこでFW谷口海斗を熊本時代にプレーした左サイドで出場させたがこれが逆転ゴールに繋がった。

そしてこの試合ではMF奥村仁が初先発を果たして十分過ぎる活躍をしてくれた事がこの試合のすべてを物語っていた。元々攻撃的選手だけれどDMFの負傷者続出によりDMFとしてプレーしたが本職じゃないにもかかわらず見事に適応してみせた。そして攻撃では得意のドリブルを如何なく発揮してゴールまで奪った。

負傷者続出の中でも若手が活躍する事でチーム力の底上げになっているだけにこの試合で出場した稲村隼翔も入団前とは思えないプレーでチームを助けた。

これで連敗を2で止めてホームでは開幕戦以来の勝利となった。

次節はアウェイで湘南と対戦する。強豪とこれだけゴールを奪った勢いをそのままに順位が近い相手に競り勝って降格圏近くから抜け出したい。

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