11日J1リーグ24第13節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで浦和レッズと対戦し、2対4で新潟は前半開始早々にFWチアゴサンタナにゴールを決められ苦しい展開になり徐々にゴールに迫れるようになるも後半浦和の個の力の差をまざまざと見せつけられて立て続けにゴールを許し3点ビハインドからFW太田修介、FW長倉幹樹のゴールで1点差としたが最後は再びFWチアゴサンタナにPKを決められて大敗し、3勝4分6敗勝ち点13得失点差-6で16位のままだった。
圧倒的な個の力の前に改めて新潟は強豪クラブとの差を大きさを痛感する事になった。
アルビレックス新潟と浦和レッズのダブスタ契約をする私にとって今回は新潟のホームという事で新潟をサポートする事になりましたが、両クラブをサポートしているからこそその力の差と個の差を痛感します。ある程度違いを出せる選手が2人ほどいればまた違いますが、今の新潟にはそういう選手が誰もいません。J1をずっと戦っていく上で違いを出せる選手というのがこれだけ重要なのだという事を痛感する試合はJ1昇格後初めて痛感した試合になった事が新潟にとって今までが上手くいきすぎていたという事を現実して叩きつけられたというのが正直なところです。
両チームの戦力とクラブの経済力を手を取るように知る私だからこそクラブの妥当な立ち位置というのがわかる訳ですが自分たちの立ち位置を確りと理解する事の大切さも改めて感じる訳です。新潟しかサポートしていない人って正直自分たちの立ち位置や力の差が全然把握できていないというのがこの1か月近くこのクラブのサポーターの姿勢から感じざる得ません。このクラブのサポーター何か勘違いしているというのを1か月前の態度から先日の広島戦の態度を含めてもね。
その中で新潟がこれからどう浮上していくのか?どう立て直すのかを試合を通じて振り返っていきます。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

高木善朗の負傷によりトップ下は事実上廃止され2トップにして挑んだ。




試合は前半開始早々の3分にDF渡邊凌磨のフィードにFWチアゴサンタナが抜け出してGKと1対1になりこれをFWチアゴサンタナが冷静に決めて浦和が幸先よく先制した。
どうしてもラインを高く保とうとする事により裏へのスペースができる新潟はCBやサイドバックにはスピードが必要だがそれ以上に立ち上がりでスタミナ十分のチアゴサンタナが抜け出してCBが追いつけずゴールを許したシーンだ。
浦和の場合スピードスターもいる相手なのでラインを高く設定し過ぎるとボールをロストしたら尽くカウンターからゴールを奪いに行く事が可能なクラブだ。故にこれまでの対戦相手はラインを上げずに裏を突かれないようにしたが、新潟はどの相手にもラインを高く保つ事でボール保持率を上げていたけれどFC東京戦、神戸戦、そして浦和戦とポゼッションサッカー最大の欠点であるボールロストからのスピードによるカウンター攻撃はこの試合ではまざまざと個の力の差で見せつけられる事になった。
上記の3試合を通じて共通する事はウイングにスピードある選手がおり、尽くサイドを走り切られてクロスを上げられてゴールを許し、この試合でも中盤でボールロストしてから3ゴール許している。これだけ個の力の差があると流石に1対1で競り勝つ事は容易ではない。これだけ個の差がある相手と対戦する時は自分たちのサッカーを貫くよりも相手に合わせて戦うスキルを身に付けなければならない。
今まで浦和がどうして苦戦していたか?と問われると守備の問題もクローズアップされていますが、相手に引かれて守られた時に思うようにゴールをこじ開けられていなかったというのが大きな理由です。浦和の守備面ではアンカーが前へ出たりグスタフソンの守備の動きが遅いので前半のように長倉幹樹がシュートまで持ち込めるシーンがあった事からも今の浦和はアンカーシステム故に守備力が低下している分、このようにハイラインを敷く相手には完全なる餌食にできるという側面があるという事です。
これが前半で0対0で進み前線の運動量が落ちた後半に持ち込めていたら少し違う展開にできている試合になったと思いますが、今季の新潟は13試合で11試合先制を許して2試合は勝ち点6、それ以外では勝ち点7といかに先取点を獲れば鉄板な戦術なのかというのはJ2時代から先制されると苦しい戦術という部分は変わっていません。
新潟の戦術は解りやすく言えばボールを保持する時間を長くして守る時間を少なくするというのが新潟の守備のベースですが守備の時間が短くするには前半で相手の前線の運動量を奪う上でボールを保持して動かす時間を長くする事で後半に相手の前線が追えなくしていく事で後半は更にボール保持率を上げていきます。
但し今シーズンも昨シーズンからの課題ですがゴール前で伺いながらシュートに持ち込めない試合が続き攻撃の形を作れないシーンが続いていました。
しかしこの試合を含めて最近は難しく迫らずシンプルにクロスを上げたりするシーンが増えてきた事でゴール数も増えている。これも1トップトップ下から2トップにした事でターゲットが1つから2つに増えた事が大きいし、これまで難しくこじ開けようとしていたシーンをシンプルにゴール前へ人数をかけてゴールを狙うようになった事は攻撃力としては改善傾向です。しかし問題はシュートまで持ち込めずにボールロストした場合は課題であり、この4試合は完全に個の力で突破されているだけにシュートで終わる事がどれだけ重要なのかを痛感する数試合になっています。
私から言える事は強豪と戦う時はまず守備から入る事です。新潟の戦術を捨てる必要はありませんが場面に応じて捨てる必要はあります。確りゴール前を堅めて守れば浦和も神戸もFC東京も簡単に崩せないだけに次に対戦する時は裏を突かれないようにライン形成を敷かなければなりません。
開幕からの9試合は確り戦えていただけにこの4試合は個の力の差を知った上で対戦相手次第で戦い方を変えられるクラブにしていかなければ生き残る事も難しくなると言えます。
最終節では再び浦和と対戦しますがその時は私は対戦相手のサポーターです。残留が決まっていなければ新潟をJ2に降格させるために浦和で戦う事になるだけに37節までに残留を決める為にこれから戦っていきますし、アウェイの浦和は過去1度も勝利がない場所なので最終節までに残留を決めなければ残留はないと思わなければなりません。
次節はホームで横浜FMと対戦する。ACL1stレグの死闘から中3日で誰が出場してくるのかわかりませんがACLのメンバーがそのまま来るようなら苦戦必至です。耐える時間が長くなるだけにどれだけカウンターからゴールを目指せるか?厳しい相手もここまでになりますが生き残る為にしがみついてでも勝ち点3を勝ち取る試合にしなければなりません。





圧倒的な個の力の前に改めて新潟は強豪クラブとの差を大きさを痛感する事になった。
試合終了
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) May 11, 2024
🏆明治安田J1リーグ 第13節#アルビレックス新潟 2-4 #浦和レッズ#albirex pic.twitter.com/WgYgRTbiYq
アルビレックス新潟と浦和レッズのダブスタ契約をする私にとって今回は新潟のホームという事で新潟をサポートする事になりましたが、両クラブをサポートしているからこそその力の差と個の差を痛感します。ある程度違いを出せる選手が2人ほどいればまた違いますが、今の新潟にはそういう選手が誰もいません。J1をずっと戦っていく上で違いを出せる選手というのがこれだけ重要なのだという事を痛感する試合はJ1昇格後初めて痛感した試合になった事が新潟にとって今までが上手くいきすぎていたという事を現実して叩きつけられたというのが正直なところです。
両チームの戦力とクラブの経済力を手を取るように知る私だからこそクラブの妥当な立ち位置というのがわかる訳ですが自分たちの立ち位置を確りと理解する事の大切さも改めて感じる訳です。新潟しかサポートしていない人って正直自分たちの立ち位置や力の差が全然把握できていないというのがこの1か月近くこのクラブのサポーターの姿勢から感じざる得ません。このクラブのサポーター何か勘違いしているというのを1か月前の態度から先日の広島戦の態度を含めてもね。
その中で新潟がこれからどう浮上していくのか?どう立て直すのかを試合を通じて振り返っていきます。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

高木善朗の負傷によりトップ下は事実上廃止され2トップにして挑んだ。




試合は前半開始早々の3分にDF渡邊凌磨のフィードにFWチアゴサンタナが抜け出してGKと1対1になりこれをFWチアゴサンタナが冷静に決めて浦和が幸先よく先制した。
どうしてもラインを高く保とうとする事により裏へのスペースができる新潟はCBやサイドバックにはスピードが必要だがそれ以上に立ち上がりでスタミナ十分のチアゴサンタナが抜け出してCBが追いつけずゴールを許したシーンだ。
浦和の場合スピードスターもいる相手なのでラインを高く設定し過ぎるとボールをロストしたら尽くカウンターからゴールを奪いに行く事が可能なクラブだ。故にこれまでの対戦相手はラインを上げずに裏を突かれないようにしたが、新潟はどの相手にもラインを高く保つ事でボール保持率を上げていたけれどFC東京戦、神戸戦、そして浦和戦とポゼッションサッカー最大の欠点であるボールロストからのスピードによるカウンター攻撃はこの試合ではまざまざと個の力の差で見せつけられる事になった。
上記の3試合を通じて共通する事はウイングにスピードある選手がおり、尽くサイドを走り切られてクロスを上げられてゴールを許し、この試合でも中盤でボールロストしてから3ゴール許している。これだけ個の力の差があると流石に1対1で競り勝つ事は容易ではない。これだけ個の差がある相手と対戦する時は自分たちのサッカーを貫くよりも相手に合わせて戦うスキルを身に付けなければならない。
今まで浦和がどうして苦戦していたか?と問われると守備の問題もクローズアップされていますが、相手に引かれて守られた時に思うようにゴールをこじ開けられていなかったというのが大きな理由です。浦和の守備面ではアンカーが前へ出たりグスタフソンの守備の動きが遅いので前半のように長倉幹樹がシュートまで持ち込めるシーンがあった事からも今の浦和はアンカーシステム故に守備力が低下している分、このようにハイラインを敷く相手には完全なる餌食にできるという側面があるという事です。
これが前半で0対0で進み前線の運動量が落ちた後半に持ち込めていたら少し違う展開にできている試合になったと思いますが、今季の新潟は13試合で11試合先制を許して2試合は勝ち点6、それ以外では勝ち点7といかに先取点を獲れば鉄板な戦術なのかというのはJ2時代から先制されると苦しい戦術という部分は変わっていません。
新潟の戦術は解りやすく言えばボールを保持する時間を長くして守る時間を少なくするというのが新潟の守備のベースですが守備の時間が短くするには前半で相手の前線の運動量を奪う上でボールを保持して動かす時間を長くする事で後半に相手の前線が追えなくしていく事で後半は更にボール保持率を上げていきます。
但し今シーズンも昨シーズンからの課題ですがゴール前で伺いながらシュートに持ち込めない試合が続き攻撃の形を作れないシーンが続いていました。
しかしこの試合を含めて最近は難しく迫らずシンプルにクロスを上げたりするシーンが増えてきた事でゴール数も増えている。これも1トップトップ下から2トップにした事でターゲットが1つから2つに増えた事が大きいし、これまで難しくこじ開けようとしていたシーンをシンプルにゴール前へ人数をかけてゴールを狙うようになった事は攻撃力としては改善傾向です。しかし問題はシュートまで持ち込めずにボールロストした場合は課題であり、この4試合は完全に個の力で突破されているだけにシュートで終わる事がどれだけ重要なのかを痛感する数試合になっています。
私から言える事は強豪と戦う時はまず守備から入る事です。新潟の戦術を捨てる必要はありませんが場面に応じて捨てる必要はあります。確りゴール前を堅めて守れば浦和も神戸もFC東京も簡単に崩せないだけに次に対戦する時は裏を突かれないようにライン形成を敷かなければなりません。
開幕からの9試合は確り戦えていただけにこの4試合は個の力の差を知った上で対戦相手次第で戦い方を変えられるクラブにしていかなければ生き残る事も難しくなると言えます。
最終節では再び浦和と対戦しますがその時は私は対戦相手のサポーターです。残留が決まっていなければ新潟をJ2に降格させるために浦和で戦う事になるだけに37節までに残留を決める為にこれから戦っていきますし、アウェイの浦和は過去1度も勝利がない場所なので最終節までに残留を決めなければ残留はないと思わなければなりません。
次節はホームで横浜FMと対戦する。ACL1stレグの死闘から中3日で誰が出場してくるのかわかりませんがACLのメンバーがそのまま来るようなら苦戦必至です。耐える時間が長くなるだけにどれだけカウンターからゴールを目指せるか?厳しい相手もここまでになりますが生き残る為にしがみついてでも勝ち点3を勝ち取る試合にしなければなりません。




