12日サッカーJ1アルビレックス新潟は2023シーズン新体制発表記者会見を行いました。

J1に昇格した今シーズンはJリーグ加盟後現時点で最少となる復帰を除く新加入選手1人という過去最少となり、移籍した選手も2人とほぼ昨シーズン同様のメンバーで戦う事になった。

寺川強化部長は今後ブラジル人選手2人の加入予定という事を発表し、FWとMFの攻撃的な選手が加入して新潟に足りない決定力ある選手が近日加入する。

これでアルビレックス新潟は3年間積み重ねてきた戦術をさらに強化してJ1のカテゴリーを戦っていく。





いよいよアルビレックス新潟のJ1での戦いが始まる訳だけれど、多くのJ1クラブは以前のアルビの戦い方とは全く違うチームになっている事を最初の対戦で戸惑うだろうとは思うけれど、3年間積み重ねてきたバルサ志向のサッカーがJ1でどれだけ通用するのか?というのが今シーズンになる。

これだけ主力の殆どが残ったのは戦術を機能させる上では大きく、若手にとってはJ1で戦えるという事で自分がどれだけ通用するのかを試せるシーズンになる訳で、戦術と連携部分についてはこれまで以上に強化していく事になるが、積み重ねてきた部分がある事でキャンプ初日から実戦練習に突入する事ができるほどだ。

現時点ではブラジル人選手2人が加入する事が寺川強化部長より発表されているけれど、今の新潟にとって必要な部分は攻撃的な違うを出せる選手という事は私自身もこのクラブでの強化ポイントであるという事は以前から語っているので、三戸、小見の成長を促しつつJ1に定着する為の土台作りのシーズンになる。

新加入が太田修介と新井直人の2人という事で、MF太田修介についてはイッペイシノズカの抜けた部分の補強という事で考えればよいし、町田で40試合11ゴールと2列目の選手としてはJ2では十分通用したのでJ1でも十分通用するだけの力はある。

DF新井直人は2019〜2020シーズンに新潟に在籍していたし、何よりアルベルのサッカーを経験しているので戦術と連携には全く問題はない。セレッソ大阪、徳島で守備の部分では大きく活躍していただけに守備のポジションなら何処でもプレーできるという強みは新潟にとって大きい。

個人的には新井直人はDMFで考えている。DFについては両サイドができる早川史哉もいるし、CBはトーマスデンが軸になるので、トーマスデンが今シーズンフル稼働できる事からもJ1で通用するだけの選手が揃っている。

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攻撃面については高木善朗が5月以降に戦線に戻ってくるけれどここにブラジル人選手2人が加入する事でより競争が激しくなる。現時点では伊藤涼太郎、三戸舜介が攻撃のキーマンになると思うし、それ以外のメンバーも昨シーズン同様誰が出場しても新潟のサッカーができるという事でチャンスが必ず来る。

5人交代制になってから新潟の攻撃面で大幅に入れ替えて全く違うチームに変えられるだけの選手が揃っている事も相手に的を絞らせない。

ブラジル人選手の加入は2020シーズン以来となるけれど、大きな予算がない新潟にとっては再びブラジル路線で攻撃的な選手は担っていく事になるが、以前と違い外国人頼みのチームではないのでそこが前回J1で戦ってきたチームとは違う。

ただJ1で戦い続ける以上前線に決定的な得点力ある選手がいる事は重要なので現実的に選手構成していくのは当然だ。

いよいよアルビレックス新潟の2023シーズンがスタートした。このメンバーでどれだけJ1で通用するのか?対戦相手としても今シーズンは観る事になるのでその現在地を知るのは4月位になると思います。




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