24日J1リーグ23第33節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦し、0対0でアルビレックス新潟が横浜F・マリノスの猛攻にGK小島亨介が何度もファインセーブでゴールを死守し新潟も後半シュート12本で対抗したが最後までゴールを奪う事ができずスコアレスドローとなり、10勝12分11敗勝ち点42得失点差-5で10位のまま今季の1桁順位は消滅したが8試合負けなしとした。

試合は前半はホームのマリノスが終始ボールの主導権を握りゴールに迫ってくるもGK小島亨介が再三のピンチにゴールを許さず前半は0対0で折り返した。

後半新潟は運動量の落ちてきたマリノスからようやくチャンスを作り出すしゴールに迫るも再三の決定機にゴールを奪えず結局スコアレスドローとなり新潟は8試合負けなしは継続した。

これでアルビレックス新潟は今シーズンの最高順位は10位になる事が確定し今季最後の試合で10位確定を目指す。






最後まで守備陣が踏ん張った事が今季J1で戦える事を証明した試合でもあったけれど、その反面2桁ゴールを決められる選手不在が今季12分でリーグ2位タイの引き分け数を物語っていた事が象徴するように戦術としてJ1を戦い抜いたシーズンと言える成績だ。

戦術完成度という点ではJ1最下位の人件費で10位という成績で戦えているのはそれだけ戦術完成度がトップクラスであるからこそ戦えていると言っても過言じゃない。チームとして明確な戦い方が選手全員に浸透しているからこそJ1で残留争いに巻き込まれる事なく戦い続ける事ができた。

特に後半戦は鹿島戦を除けば大敗している試合は1つもなく神戸、名古屋にも0対1で敗れたもののボールポゼッションでは相手を圧倒していた事から戦術完成度がそれだけリーグトップ3に入るだけの戦いぶりができているからこそだ。

マリノス相手にアウェイで確り崩される事なく守れる守備で奮闘し後半に何度もチャンスを作ってゴールに迫った戦いぶりは今シーズン2位以上を決めたマリノス相手に堂々とした戦いぶりだったし2戦1勝1分は立派な成績だ。



ただその反面課題もはっきりした訳で2桁ゴールを決める力のある選手が不在という課題を克服しチーム戦術を更に極めていく事ができれば3位〜9位グループに入る事ができる手ごたえは掴めたシーズンだ。チームとして課題がハッキリしているだけに来季更なる高みを目指す上で今季の戦いぶりで自信を持って戦える事を後半戦で証明した試合だった。

次節はいよいよアルビファミリー2023最後の戦いとなる。昨シーズン殆どの選手が残りJ1で戦える事を証明した選手たちの最後の戦いとなるけれどさらに上へ行く為にここでお別れしなければならない選手たちもいる。もちろん残ってほしい選手も多くいるけれどこのメンバーと戦える最後の試合で殆ど補強せず戦い抜いた証を最後まで見せて未来に繋いでいこう!





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