11日J1リーグ23第32節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでFC東京と対戦し、0対0でアルビレックス新潟が終始ボールの主導権を握りチャンスを作りながらもゴールを奪えずスコアレスドローとなり、10勝11分11敗勝ち点41得失点差-5で10位のままだった。

終始ボールの主導権を握りながらゴールを奪えなかった事は主審の判定レベルとは関係ない。








残り3試合で1桁順位を目指す戦いになったけれどJ1において1桁の3位〜9位と10位〜15位の差は想像以上に差があるという現実を突きつけられた試合でもあった。実際に9位川崎が残り試合で1勝以下が条件になるけれど対戦相手を考えるとそれはかなり厳しい条件ではあるけれど全てを勝って相手の結果を待つという事をしていきたい試合だった。

ここまで6試合負けなしと前半戦で8敗した事を踏まえたら後半戦勝ち点24を稼ぎ10位まで浮上した事はJ1昇格1年目ではかなりの高成績になる。ましてJ1での人件費がJ1最下位で唯一10億に届かないという状況を踏まえたら倍以上の人件費を計上するクラブ相手に18位当然という評価を大きく覆したと言える。

後半戦ではJ1でも自分たちのサッカーを確りと自信を持って展開している事からも自信が確信になったプレーをいくつも披露してくれた。しかしこれから3位〜9位グループに入る為には今以上の戦術完成度を磨きさらに決定力ある選手が必要だという事も痛感した試合でもあった。

試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

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今季数少ない2トップでスタートした。

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2トップにしても1トップトップ下にしても基本戦術に影響はない。但しメンバー構成を見た時に純粋にトップ下でプレーできる選手は高木善朗選手位しかいない事を踏まえたら来季の事を踏まえたら2トップで挑む形も含めて2トップと1トップトップ下のオプションを備えておく事がチームの戦いの幅を広げる。

前節では急遽5バックを組んだけれどこれだけチームの戦術完成度と連携が高くなると次には様々なシステムのオプションを兼ね備える事で対戦相手及び状況に応じた戦い方ができるようになる。チームとしては次の成長ステージに入ったと言える。

前半は開始早々を除くと殆ど新潟が主導権を握ってゴールを目指したシーンが多かった。主審が山下良美主審だった試合で世間では色々言われているけれど、確かに判定を下すタイミングが遅いのはある。但し最近の判定基準でもオフサイドリレーで流したり、なるべくファウルを取らないなどプレー時間を長くするように向けられている。

確かにこの試合では舞行龍のファウルの前にFC東京のファウルがあったのでは?というシーンもありましたし、舞行龍が負傷したシーンでディエゴオリヴェイラに警告すら出ないという事を疑問視されますが、それは後ほどジャッジリプレイで検証すれば良い話なのでそこで判定について解説してもらい学ぶことにしていけばよい。少なくてもサポーターが主審に攻撃的な態度をとる事は百害あって一利なしと肝に銘じなければならない。

過去に特定の主審に対して大ブーイングしていた時代もあるけれどそういう事は自分たちの首を絞めるという事を考えなければならないし、考えられないなら後ほどその判定は自分たちの不利になるという事も忘れてはあらない。

そういう試合でもゴールを決めて勝ち切る事ができれば何の問題もない訳だけれどチャンスをあれだけ作りながらゴールを奪えなかった事を確り反省する試合だと思う。少なくてもカウンターでGKと1対1になったシーンも少なくなかっただけにそういうシーンで確りゴールを決めていたらこの試合は間違いなく競り勝っていた試合でもある。

勝てなかった事を主審のせいにするのは私は間違っていると感じているだけに冷静に振り返ればゴール前で大きな誤審はなかったし、それを決められない当たりまだまだ新潟は更なる成長が必要という事だ。でも成長できる可能性があるという事はそれだけ伸びしろがあるという事なので前向きに捉えて7試合負けなしを成長した証として捉える試合でもあった。

残り2試合になったけれど更なる成長の為には選手の入れ替えは必要なので残り2試合このファミリーで戦えた証を残していきたい。

次節はアウェイで横浜FMと対戦する。

今季4つ目のシーズンダブルを目指しての戦いになるしJ1リーグを面白くする為の戦いでもある。

正々堂々と真っ向勝負に挑んで勝ち切りたい!

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