21日J1リーグ23第30節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでサガン鳥栖と対戦し、1対1でアルビレックス新潟は前半にPKでFW鈴木孝司が決めて先制するもその直後同点ゴールを許し、後半は一進一退の攻防で両チームとも決定力を欠きドローとなり、9勝10分11敗勝ち点37得失点差-6で11位のままだったが4試合を残して今季のJ1残留を決めた。
戦術の完成度はさらに増したが決定力をさらに上げないとJ1上位に行くのは簡単ではない事を痛感する試合でもあった。
4試合を残してJ1残留を決めた事については開幕当初はもっと苦労すると思っていただけにJ2で磨いてきた戦術がJ1でも通用する事が疑心暗鬼から確信に変わった事で後半戦は連敗を1度もせずにここまで乗り切ってきた。
補強も新井直人がカムバックした事は補強として見ないとすると事実上の補強は太田修介とダニーロゴメス、クスタボネスカウ、シーズン途中に長倉幹樹のみというJ1からの補強は1つもない。
ほぼ昨年のメンバーだけでJ1残留を決めた事はJ1クラブから見ればかなりの快挙と言っていい。
横浜FCが多くの補強をしても残留争いしている事からもサッカーはいかに戦術が重要なのかを改めて感じる事になった。
J1に残留できた事で来季の人件費は今季以上に使う事ができるだけに選手の入れ替えを踏まえながら来季は1桁順位を目指せるクラブにしていく。
試合は戦術完成度が上がったがその反面やはり攻撃面ではこれから上を目指す上で必要な事も感じながら戦った。試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
前節から大幅にメンバーを入れ替えてスタートした。
試合は立ち上がりから新潟はボールを回しながら主導権を握り続けた。ボールを回す事はかなりの完成度があり見ている方も開幕当初以上のボール回しをしている。どこが相手だろうと今の新潟はボールを回して主導権を握り続ける。
しかしゴール前では決定力を欠きGKとの1対1のシーンでも数的にも余裕がありながら尽く外している。こういうシーンで確り決められるようになれば確実に上へ行けるというシーンでもあった。
しかし新潟は主導権を握りながら前半44分にPKを獲得し、これをFW鈴木孝司が決めて新潟が先制するがその直後に鳥栖はサイドからのクロスにFW小野裕二にゴールを許して同点に追いつかれて前半を折り返した。
このシーンは本当に勿体なかった。リードして折り返さなければならないシーンだっただけにこのシーンだけが試合を通じて1番悔やまれる。
後半は鳥栖に押し込まれるシーンが目立ち新潟は思うように攻撃できずも両チームとも最後のシーンで決定力を欠きそのままドローとなり新潟はこの試合で勝ち点1を積み重ねて今季のJ1残留を決めて2024シーズンもJ1で戦う事が決まった。
まず残留という目標は確り達成された。J2からの昇格して1年目は苦しむと言われる中でここまで大きな苦しみはなく前半戦こそJ1に対応できずに苦しんだが後半戦はJ1に慣れた事で1度も連敗もなく、大敗もなく戦えた。完敗は鹿島戦のみとシーズンを振り返ればこのメンバーでここまでやれた事は大きな自信になったし、これから新潟がJ1で生き残っていく為には誰が抜けたとしても誰が出場しても戦えるクラブにしていく事がより重要なのだと感じた。
この試合でも三戸舜介をアメリカ遠征の疲労を考慮してベンチ外にしたけれど、他のクラブはベンチに入れて試合にも出場させているが、新潟は誰が出場しても戦えるクラブにしてきた事で三戸舜介がいないから戦えないというクラブにしてこなかった。
J1のシーズン1は外国人頼みのサッカーで外国人の出来不出来が成績を左右したけれど、今の新潟は外国人でもメンバー外になるし常時試合出場できている選手はトーマスデンしかいないがそのトーマスデンもこの試合はベンチだった事からも1人の選手に頼らないサッカーができている。
選手が常時入れ替わりながらも戦術がぶれないのはどの選手もチームの戦術を理解しているからこそ成し得る訳で出場機会が少ない選手でも即起用されて戦えるのもそれだけ戦術が浸透しているからこそでもある。
ベストメンバーとは何か?と問われた時に他のチームは能力で選ぶが新潟はその時のコンディションも含めてベストメンバーを選ぶので選手はGKを除けば誰1人固定された選手はいない。
他のクラブからしたらこれだけ選手が毎試合入れ替わっても安定した戦いができる新潟の戦いぶりに出る選手が毎試合代わる為に分析する事も他のクラブより多くしなければならないと思う。
戦術完成度はJ1でも3本の指に入ると言ってよいと思うが、問題はゴール前での決定力ある選手がいないという事だ。現在でも今季最多ゴールは伊藤涼太郎の7ゴールで今在籍する選手では太田修介の5ゴールが最高と相手に脅威を与えられる前線の選手2列目の選手が必要なのも事実であるだけに選手の成長も必要だが決定力ある選手もこれから必要という事になる。
これに決定力が加われば間違いなく新潟は上位で戦えるクラブになる。これから新人選手も久しぶりに多く加入する来季以降更なるレベルアップを目指していく。
次節はアウェイで京都と対戦する。前半戦は3ゴールで敗れた相手だけにその借りを返したい!
1つでも上へ行く為に残り試合無駄な試合はない。
戦術の完成度はさらに増したが決定力をさらに上げないとJ1上位に行くのは簡単ではない事を痛感する試合でもあった。
試合終了
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) October 21, 2023
🏆2023明治安田生命J1リーグ#アルビレックス新潟 1-1 #サガン鳥栖#albirex pic.twitter.com/6Gqssz8yW6
4試合を残してJ1残留を決めた事については開幕当初はもっと苦労すると思っていただけにJ2で磨いてきた戦術がJ1でも通用する事が疑心暗鬼から確信に変わった事で後半戦は連敗を1度もせずにここまで乗り切ってきた。
補強も新井直人がカムバックした事は補強として見ないとすると事実上の補強は太田修介とダニーロゴメス、クスタボネスカウ、シーズン途中に長倉幹樹のみというJ1からの補強は1つもない。
ほぼ昨年のメンバーだけでJ1残留を決めた事はJ1クラブから見ればかなりの快挙と言っていい。
横浜FCが多くの補強をしても残留争いしている事からもサッカーはいかに戦術が重要なのかを改めて感じる事になった。
J1に残留できた事で来季の人件費は今季以上に使う事ができるだけに選手の入れ替えを踏まえながら来季は1桁順位を目指せるクラブにしていく。
試合は戦術完成度が上がったがその反面やはり攻撃面ではこれから上を目指す上で必要な事も感じながら戦った。試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
前節から大幅にメンバーを入れ替えてスタートした。
試合は立ち上がりから新潟はボールを回しながら主導権を握り続けた。ボールを回す事はかなりの完成度があり見ている方も開幕当初以上のボール回しをしている。どこが相手だろうと今の新潟はボールを回して主導権を握り続ける。
しかしゴール前では決定力を欠きGKとの1対1のシーンでも数的にも余裕がありながら尽く外している。こういうシーンで確り決められるようになれば確実に上へ行けるというシーンでもあった。
しかし新潟は主導権を握りながら前半44分にPKを獲得し、これをFW鈴木孝司が決めて新潟が先制するがその直後に鳥栖はサイドからのクロスにFW小野裕二にゴールを許して同点に追いつかれて前半を折り返した。
このシーンは本当に勿体なかった。リードして折り返さなければならないシーンだっただけにこのシーンだけが試合を通じて1番悔やまれる。
後半は鳥栖に押し込まれるシーンが目立ち新潟は思うように攻撃できずも両チームとも最後のシーンで決定力を欠きそのままドローとなり新潟はこの試合で勝ち点1を積み重ねて今季のJ1残留を決めて2024シーズンもJ1で戦う事が決まった。
まず残留という目標は確り達成された。J2からの昇格して1年目は苦しむと言われる中でここまで大きな苦しみはなく前半戦こそJ1に対応できずに苦しんだが後半戦はJ1に慣れた事で1度も連敗もなく、大敗もなく戦えた。完敗は鹿島戦のみとシーズンを振り返ればこのメンバーでここまでやれた事は大きな自信になったし、これから新潟がJ1で生き残っていく為には誰が抜けたとしても誰が出場しても戦えるクラブにしていく事がより重要なのだと感じた。
この試合でも三戸舜介をアメリカ遠征の疲労を考慮してベンチ外にしたけれど、他のクラブはベンチに入れて試合にも出場させているが、新潟は誰が出場しても戦えるクラブにしてきた事で三戸舜介がいないから戦えないというクラブにしてこなかった。
J1のシーズン1は外国人頼みのサッカーで外国人の出来不出来が成績を左右したけれど、今の新潟は外国人でもメンバー外になるし常時試合出場できている選手はトーマスデンしかいないがそのトーマスデンもこの試合はベンチだった事からも1人の選手に頼らないサッカーができている。
選手が常時入れ替わりながらも戦術がぶれないのはどの選手もチームの戦術を理解しているからこそ成し得る訳で出場機会が少ない選手でも即起用されて戦えるのもそれだけ戦術が浸透しているからこそでもある。
ベストメンバーとは何か?と問われた時に他のチームは能力で選ぶが新潟はその時のコンディションも含めてベストメンバーを選ぶので選手はGKを除けば誰1人固定された選手はいない。
他のクラブからしたらこれだけ選手が毎試合入れ替わっても安定した戦いができる新潟の戦いぶりに出る選手が毎試合代わる為に分析する事も他のクラブより多くしなければならないと思う。
戦術完成度はJ1でも3本の指に入ると言ってよいと思うが、問題はゴール前での決定力ある選手がいないという事だ。現在でも今季最多ゴールは伊藤涼太郎の7ゴールで今在籍する選手では太田修介の5ゴールが最高と相手に脅威を与えられる前線の選手2列目の選手が必要なのも事実であるだけに選手の成長も必要だが決定力ある選手もこれから必要という事になる。
これに決定力が加われば間違いなく新潟は上位で戦えるクラブになる。これから新人選手も久しぶりに多く加入する来季以降更なるレベルアップを目指していく。
次節はアウェイで京都と対戦する。前半戦は3ゴールで敗れた相手だけにその借りを返したい!
1つでも上へ行く為に残り試合無駄な試合はない。