26日J1リーグ23第25節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズと対戦し、0対2でアルビレックス新潟は鹿島のパワープレーの前に力負けして敗れ、7勝7分11敗勝ち点28得失点差-9で15位に後退した。

試合は新潟は鹿島の前線からのプレスに苦しみ前半9分にFW垣田裕暉に鮮やかなヘッドでゴールを決められると、前半30分にもFW鈴木優磨にヘッドで押し込まれて前半は完全に押されたまま2点ビハインドで折り返した。

後半新潟は運動量が落ちてきた鹿島にチャンスを作れるようになるもMF高宇洋のシュートはゴールバーを叩き、途中出場のMF小見洋太のシュートはGK早川友基に防がれてゴールを奪う事ができずに敗れた。

これでアルビレックス新潟は鹿島に完全に力負けし次節はホームで世界一の強敵浦和レッズと対戦する。




今季の失点はミス絡みが多かったけれど、この試合は完全に鹿島の強引なプレーの前に力負けしたと認めざる得ないほどチーム力の差を感じる試合だった。

やはり運動量がある前半に失点してしまうと鹿島の堅守をこじ開けるのは容易な事ではなかったし何より前線からの激しいプレスに前半は苦しみ続けた。

後半になるとさすがに運動量が落ちてきた事でボールを保持できるようになったけれど今度はポジショニングで確りと守備を堅めてきた。先行逃げ切りの戦い方をされるクラブに今季新潟は苦しみ続けている象徴的な試合だったけれど、後半戦の失点の多くは最終ラインか中盤でボールロストして奪われるミスによる失点が多かったがこの試合は守備を形成できている中で完全にこじ開けられた。

新潟にとってどういう相手が苦手なのか?というのを現した試合になってしまったけれどそれでも後半にはチャンスを作っていたものの決定的なストライカーがいる訳ではなく新潟が来季1桁順位を確実に狙う為にはFWの決定力ある選手がより重要である事を痛感する試合でもあった。

次節はホームで浦和と対戦する。前回は契約の関係で浦和サポーターとして戦いましたが、今回は新潟ファミリーとして浦和と戦う事になります。前回初めて新潟と戦ってみて感じた事はメンタル面での差が想像以上に大きいと感じた事です。浦和がACLで戦ってきた厳しい環境からメンタル面でタフな事を感じた試合でもありました。

但し攻撃力という点ではホセカンテ以外はで得点源がない状況なので引き分ける可能性はあるものの、勝利するとなると髪の毛1本の可能性があるかという確率です。GK西川周作、DFショルツ、ホイブラーテンのディフェンスを破る事は至難の業です。何時ものホームという気持ちで戦うと8000人以上来場するレッズファミリーの圧倒的な圧に追い詰められるだけに17年ぶりのJ1リーグでの勝利する為には絶対先取点を許してはいけない。

6年間浦和サポーターとして浦和のチーム状況を把握しているので厳しい試合になりますが、可能性がない訳ではないので17年ぶりに勝ち点3を手にできるようにサポートしていきます。






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