18日J1リーグ23第24節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイベスト電器スタジアムでアビスパ福岡対戦し、1対0でアルビレックス新潟は前半19分にMF長谷川巧の走り込みに相手DFがオウンゴールをで先制するとそのまま逃げ切り、7勝7分10敗勝ち点28得失点差-7で14位のままだった。

試合は新潟がボールを支配しながら展開し、前半19分にMF島田譲のクロスに走りこんだMF長谷川巧が相手DFのオウンゴールとなって先制する。新潟はその後FW長倉幹樹のシュートなど何度もチャンスを作るも前半は1点リードで折り返した。

後半福岡の反撃を受けるも新潟はGK小島亨介のファインセーブでピンチを防ぎ切り新潟が3試合ぶりの勝利で福岡からダブルをもぎ取った。

これでアルビレックス新潟は3試合ぶりの勝利で降格圏から大きく離れる事に成功し次節はアウェイで鹿島と対戦する。




公式戦6連勝中の福岡相手に新潟は最後までゴールを守り抜いた。ボール支配率63%とどちらも持ち味を発揮した戦いとなったけれどリードをすれば新潟のサッカーはより強みを増すだけに札幌戦以来の先取点で新潟は終始主導権を握った。

特にFW長倉幹樹のプレーには新潟が伊藤涼太郎が欠いて失っていた攻守に渡る活性化に大きく貢献した。

群馬では守備でもかなり貢献していたと聞いていたけれど、実際にプレーを見てこれだけ守備で貢献し、攻撃でもここまで変える事ができる選手とは驚いた。本当に1年前まで社会人リーグでプレーしていたのか?と思ってしまうほど既にJ1にフィットしている。さらには新潟のプレースタイルにも加入してわずか3週間でここまでフィットした事も凄い。

新潟の戦術はフィットするまでに時間を要するけれど、ここまで短時間で習得できるほどのプレーをした選手はなかなかいない。長倉幹樹の加入はそれだけ大きいターニングポイントとなったと言える。

長らく鈴木孝司がフル出場をするほどCFに苦しんできたけれど長倉幹樹の加入はそれを解消するには十分すぎるほどインパクトがあった。

そうなると高木善朗の起用法も考える必要はあるもののそれだけ色々な起用法ができる強みを手にしたと言える。

長谷川巧の右SHでの起用も色々な事を想定して起用している。元々右SBの選手だけれどここまで出番が少なかったがここにきて右SHで起用されている。2列目の守備では十分すぎるほどの守備力なので守りの点でも活かされる。残念ながら公式記録でオウンゴールとなったけれどオプションが増えた事は今後の新潟にとっては大きい。

次節はアウェイで鹿島と対戦する。厳しいアウェイになるけれど前回のように早い時間帯での失点は防ぎたい。勝ち点を積み重ねて上を目指す戦いをしていきたいところだ。





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