3日J1リーグ23第11節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦し、0対1でアルビレックス新潟はボールを支配するもゴールを奪う事ができず相手にゴールを許して敗れリーグ戦3連敗となり、3勝3分5敗勝ち点12得失点差-4で13位のままだった。

試合はGK以外先発全員入れ替えて挑み、前半に何度か決定的なピンチも迎えるがなんとか凌ぎ、攻撃は思うようにゴールに迫れず前半は0対0で折り返した。

後半新潟は積極的にボールを回すも迎えた後半8分に横浜FCはMFユーリ ララのゴールで先制を許すとそこから同点ゴールを目指したが最後までゴールを割る事ができずにリーグ戦3連敗となった。

これでアルビレックス新潟はJ1での戦いで試練の時を迎え次節ホームで柏と対戦する。











































GKを除く先発全員入れ替えて挑んだ試合だったけれど、GKを除いて先発全員入れ替えた事については私自身全く間違った判断ではないし、今の新潟は誰が出場しても新潟のサッカーを表現できるのでこの試合のメンバーがみんなが考えるベストメンバーより劣るとは一切考えていない。

それにベテランも少なくなくコンディションを考慮した起用も今の新潟だからできる事で松橋監督は横浜FMでもそういう起用をしていたのを見てきた。そしてアルベル時代はメンバーを固定して選手が疲弊した姿を見てきた事も無関係ではない。確かにメンバーを固定して戦う事が悪いとは言わないが、それは新潟がJ1のSeason1の時にマルシオがいなければ勝てない、レオシルバがいなければ戦えないという状況を作ってしまう事になるだけにそれが良いとも言えない。

誰が出場しても戦えるチームにする事で新潟がJ1に生き残っていく必要性があるので、今季のレギュレーションでは最下位にならなければJ1に残留できる恵まれたシーズンなのでシーズン途中に誰かがいなくなっても戦える状況にしておくことはシーズン後半に必ず生きてくる。

それに新潟はJ1の力関係では10位から15位のクラブという観点からも現在最下位の横浜FCに勝って当たり前という事は一切ないので自分たちの力関係と立ち位置は良く考えてJ1の戦いに挑まなければならない。J2の時みたいに勝ち続けられる状況ではない。

この試合だけでなく新潟は最近シュート数が少なく狙っていく姿勢が欠けている。この試合の前半も前半4分の高木善朗のシュート以降チャンスらしいチャンスを作り切れていない。ボールは回すも誰がシュートを打つのかを共有し切れていない。これがJ2とJ1の違いという事だが、ここを乗り越えた時にはどこからでもゴールを奪えるチームになるという事でもある。

ただCFに得点が少ない事で今大ブレイク中の伊藤涼太郎への負担が増えてきている事もある訳で守られた相手に対してどうゴールを奪うのかはやはりセットプレーを多くとる事が必要になる。新潟の場合はキッカーに恵まれているので色々なパータンがある。ゴールに迫れない時はゴール前でファウルを貰う事も1つの選択肢だ。

守備については最近目立つのはカウンターからロングボールからの失点だ。J2の時はそれでも防げたがJ1では少しでも人数を減らすと確実にやられるし、ロングボールに対応した守備も今後確りとしなければクリーンシートを達成できない。厳しい時が来たがここを乗り越えていかなければ来季のJ1の戦いはない。

次節はホームで柏と対戦する。既に3度目の対戦なので新潟のサッカーを熟知しているだけに新潟はどう挑むのか?ここで連敗を止めて踏ん張る戦いをしていこう!





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