11日J1リーグ23第4節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで川崎フロンターレと対戦し、1対0でアルビレックス新潟がMF伊藤涼太郎のゴールをGK小島らディフェンス陣が最後まで川崎の猛攻を防ぎ切ってJ1昇格後ホーム初勝利を飾り、2勝2分勝ち点8得失点差+2として開幕4試合負けなしとした。
J1トップ2の川崎相手に新潟はJ2で磨き上げてきた戦術がJ1トップ2にも通用する事を証明し誰もJ1では通用しないという事はもう誰も言わない結果を残した。
厳しい開幕5試合をここまで3試合1勝2分で乗り切ってきた新潟にとって川崎は現在のJ1トップ2の一角のクラブであり共にJ2オリジナル10ではあるけれど今は大きな差がついてしまった。
過去6シーズンで4度のリーグ優勝で6シーズンでリーグ戦30敗しかしていない事からも三笘、田中碧、守田、旗手らが抜けてもJ1クラブが尽く敗れてきただけにそれだけ選手レベルはJ1屈指だ。
過去には確かにそれぞれのホームに強くビックスワンでは川崎が何度もこの地で敗れてきた歴史はある者のそれは過去の話で今はJ1トップ2の異次元のクラブ相手に新潟がどこまで戦えるのか?通用するのか?J1で3試合の戦いは本物だったのか?を試される試合だった。
怪我人多数の苦しい状況の川崎相手でもやはりJ1トップ2の力は凄かったが、その中で新潟は今持てる力を出し切り自分たちのサッカーを確りやり切った。
試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
千葉和彦が負傷した事でトーマスデンが入った以外変更はない。
試合は立ち上がりから川崎がボールポゼッションでゴールに迫ってくる。どのクラブも川崎相手の時はボールを持たれてしまうのでこの試合展開は新潟も想定通りだったのでこういう時に新潟は普段はボールポゼッションでボール保持のイメージがあるんだけれど、強い相手だと鋭いカウンターで駆け上がりチャンスを作り出す戦術もこの3年以上に渡る戦術の積み上げでできるようになっていた。
バルサのサッカーがベースで説明するとあまりカウンターというイメージはされないけれど、実際にアルベル時代はそれほどカウンターが多かった訳でもなくカウンターを掛けれるシーンでもボールを保持するケースが多かった。
しかし松橋監督になりアルベルのサッカーを継承しながらポステコグルーのサッカーを取り入れて中央突破、そして後方からのロングフィードも増やした事で引き出しが大きく増えた。昨年のJ2では時としてボールポゼッション、時として中央突破、時としてカウンターとJ2時代に世界2位にボール支配率を記録しているから常にボールを支配するものだとイメージしていると攻め込んだ時に鋭いカウンターの餌食になっているのが今の各クラブの状況だ。
この試合でも川崎が新潟のゴール前で新潟が奪ってからボールを保持してそこから両サイドのスペースに走る選手へパスを出して抜け出すシーンが目立つのは新潟はボールを保持してくるイメージが強くカウンターがそこまでではないという印象があると思う。
今の段階で新潟はJ1の残留争い候補と思って挑んできているから攻勢に出ているが、それがJ2では通用してもJ1では通用しないというイメージをしているクラブがあるんじゃないか?という事だ。
セレッソも広島もそこを読み違えてカウンターの餌食になり、広島に至ってはあれだけ見事に崩されて2ゴールを奪えているのは相手と展開に応じて戦い方を変える事ができるという事でもある。
J1に昇格した時点で戦術完成度についてはJ1でも上位である事は間違いないと感じていたけれど、川崎にもこれだけアルビのサッカーが通用した事は自分たちがやってきた事は間違っていないと自信を持っていい。
そしてゴールのシーンも新潟らしく奪われたら即奪還というプレッシングに行く事が身についているから生まれたゴールだ。川崎もボールポゼッションで攻め上がろうとするクラブなので新潟も自分自身のサッカーも同じなので相手のやる事もそれなりに読めるからいかに相手のパスおよびボールの予測をしてポジショニングしているかを示している。涼太郎が追いかけながら泰基がデュエルで競り勝って生まれたゴールだった。
もちろん涼太郎のゴールは素晴らしいけれど、その前のプレーは泰基1人ではなく周りの数人で奪った結果でありそれだけチーム戦術が確り機能している事を示したシーンだった。
その後も川崎の猛攻を凌ぎながらゴールを目指すもGKチョン ソンリョンはここはさすがだと思う。このGKなしに川崎の今はないほどのGKなのでこの壁に各J1クラブは阻まれてきた。
後半も川崎が攻め込んできたところにカウンターで何度もチャンスを作り出すもここがJ1ではなかなか決めさせてもらえない。ここが新潟がJ1でさらに上へ目指す上の課題になるけれど、この試合ではそれほど危ない場所で奪われたシーンが少なく、大ピンチもGK小島中心に確りディフェンスもできる事を証明した。
そして新潟は2014年以来対川崎戦9年ぶりの勝利を手にした。
本当に厳しい試合だったけれどこの試合で新潟がJ1で通用する事を完全に証明した。伊藤涼太郎ばかり注目されるけれど、新潟は誰が出場しても同じサッカーができるクラブなので涼太郎が不在だからダメになるチームではない。私が常に言ってきた誰が出場しても戦えるチームというのがまさに今だ。
ディフェンスもこれまでの失点の多くは中盤でボールを失っての失点が多く最初から構えられればJ2の時もそれほど失点していない。不用意に中盤で奪われない限りはそれほど失点するリスクは大きくない。
攻撃面についてはどこからでもゴールを奪える戦いができるので相手としても1人だけマークをすれば防げるという戦い方でない事も潰すポイントは涼太郎だけではないと対戦すると感じるはずだ。
ここに外国人選手がフィットしてくるとさらに攻撃のオプションは増えていくだけに今は勝てる内に勝ち点を積み重ねていきたいところだ。
次節はアウェイで浦和と対戦する。私は浦和と契約している為次節は浦和の一員として新潟と対戦する事となります。対戦相手として今の新潟の強さを受け止める事になりますが初対戦から23年まだアウェイでは未勝利という歴史を継続しているだけに今の息子たちがその歴史を変える事ができるのか?次節の試合レビューは契約により休刊となります。
対戦により2023年3月13日〜2023年3月19日12〜18時までは新潟については涼太郎やトミーが代表選出した場合を除きツイートしません。
期間終了後には再びクラブに戻ってきますのでその時に何が足りなかったのかは語っていきます。
J1トップ2の川崎相手に新潟はJ2で磨き上げてきた戦術がJ1トップ2にも通用する事を証明し誰もJ1では通用しないという事はもう誰も言わない結果を残した。
アルビレックス新潟@albirex_pr試合終了
2023/03/11 15:54:17
🏆2023明治安田生命J1リーグ
#アルビレックス新潟 1-0 #川崎フロンターレ
#albirex https://t.co/fJb4IJAWvH
厳しい開幕5試合をここまで3試合1勝2分で乗り切ってきた新潟にとって川崎は現在のJ1トップ2の一角のクラブであり共にJ2オリジナル10ではあるけれど今は大きな差がついてしまった。
過去6シーズンで4度のリーグ優勝で6シーズンでリーグ戦30敗しかしていない事からも三笘、田中碧、守田、旗手らが抜けてもJ1クラブが尽く敗れてきただけにそれだけ選手レベルはJ1屈指だ。
過去には確かにそれぞれのホームに強くビックスワンでは川崎が何度もこの地で敗れてきた歴史はある者のそれは過去の話で今はJ1トップ2の異次元のクラブ相手に新潟がどこまで戦えるのか?通用するのか?J1で3試合の戦いは本物だったのか?を試される試合だった。
怪我人多数の苦しい状況の川崎相手でもやはりJ1トップ2の力は凄かったが、その中で新潟は今持てる力を出し切り自分たちのサッカーを確りやり切った。
試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
千葉和彦が負傷した事でトーマスデンが入った以外変更はない。
試合は立ち上がりから川崎がボールポゼッションでゴールに迫ってくる。どのクラブも川崎相手の時はボールを持たれてしまうのでこの試合展開は新潟も想定通りだったのでこういう時に新潟は普段はボールポゼッションでボール保持のイメージがあるんだけれど、強い相手だと鋭いカウンターで駆け上がりチャンスを作り出す戦術もこの3年以上に渡る戦術の積み上げでできるようになっていた。
バルサのサッカーがベースで説明するとあまりカウンターというイメージはされないけれど、実際にアルベル時代はそれほどカウンターが多かった訳でもなくカウンターを掛けれるシーンでもボールを保持するケースが多かった。
しかし松橋監督になりアルベルのサッカーを継承しながらポステコグルーのサッカーを取り入れて中央突破、そして後方からのロングフィードも増やした事で引き出しが大きく増えた。昨年のJ2では時としてボールポゼッション、時として中央突破、時としてカウンターとJ2時代に世界2位にボール支配率を記録しているから常にボールを支配するものだとイメージしていると攻め込んだ時に鋭いカウンターの餌食になっているのが今の各クラブの状況だ。
この試合でも川崎が新潟のゴール前で新潟が奪ってからボールを保持してそこから両サイドのスペースに走る選手へパスを出して抜け出すシーンが目立つのは新潟はボールを保持してくるイメージが強くカウンターがそこまでではないという印象があると思う。
今の段階で新潟はJ1の残留争い候補と思って挑んできているから攻勢に出ているが、それがJ2では通用してもJ1では通用しないというイメージをしているクラブがあるんじゃないか?という事だ。
セレッソも広島もそこを読み違えてカウンターの餌食になり、広島に至ってはあれだけ見事に崩されて2ゴールを奪えているのは相手と展開に応じて戦い方を変える事ができるという事でもある。
J1に昇格した時点で戦術完成度についてはJ1でも上位である事は間違いないと感じていたけれど、川崎にもこれだけアルビのサッカーが通用した事は自分たちがやってきた事は間違っていないと自信を持っていい。
そしてゴールのシーンも新潟らしく奪われたら即奪還というプレッシングに行く事が身についているから生まれたゴールだ。川崎もボールポゼッションで攻め上がろうとするクラブなので新潟も自分自身のサッカーも同じなので相手のやる事もそれなりに読めるからいかに相手のパスおよびボールの予測をしてポジショニングしているかを示している。涼太郎が追いかけながら泰基がデュエルで競り勝って生まれたゴールだった。
アルビレックス新潟@albirex_pr/
2023/03/11 18:10:43
狙いすました一撃💥
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敵陣でハイプレスをかけ #渡邊泰基 選手がボールを奪うと #伊藤涼太郎 選手へ⚽️
右足で放ったシュートがゴール左スミに飛び込んだ🤩
注目の大一番⚽️見逃し配信は #DAZN で🤳… https://t.co/t3H81TpMf3
もちろん涼太郎のゴールは素晴らしいけれど、その前のプレーは泰基1人ではなく周りの数人で奪った結果でありそれだけチーム戦術が確り機能している事を示したシーンだった。
その後も川崎の猛攻を凌ぎながらゴールを目指すもGKチョン ソンリョンはここはさすがだと思う。このGKなしに川崎の今はないほどのGKなのでこの壁に各J1クラブは阻まれてきた。
後半も川崎が攻め込んできたところにカウンターで何度もチャンスを作り出すもここがJ1ではなかなか決めさせてもらえない。ここが新潟がJ1でさらに上へ目指す上の課題になるけれど、この試合ではそれほど危ない場所で奪われたシーンが少なく、大ピンチもGK小島中心に確りディフェンスもできる事を証明した。
アルビレックス新潟@albirex_pr/
2023/03/11 18:30:00
勝点3⃣をもたらすセーブ🧤
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コーナーキックからの⚠️決定的ピンチを #小島亨介 選手が弾き👐💥 #太田修介 選手がクリア🛡️
川崎の猛攻を防ぎ👍今季初のクリーシートを達成✨
注目の大一番⚽️見逃し配信は #DAZN… https://t.co/FDfN7XAurq
そして新潟は2014年以来対川崎戦9年ぶりの勝利を手にした。
本当に厳しい試合だったけれどこの試合で新潟がJ1で通用する事を完全に証明した。伊藤涼太郎ばかり注目されるけれど、新潟は誰が出場しても同じサッカーができるクラブなので涼太郎が不在だからダメになるチームではない。私が常に言ってきた誰が出場しても戦えるチームというのがまさに今だ。
ディフェンスもこれまでの失点の多くは中盤でボールを失っての失点が多く最初から構えられればJ2の時もそれほど失点していない。不用意に中盤で奪われない限りはそれほど失点するリスクは大きくない。
攻撃面についてはどこからでもゴールを奪える戦いができるので相手としても1人だけマークをすれば防げるという戦い方でない事も潰すポイントは涼太郎だけではないと対戦すると感じるはずだ。
ここに外国人選手がフィットしてくるとさらに攻撃のオプションは増えていくだけに今は勝てる内に勝ち点を積み重ねていきたいところだ。
次節はアウェイで浦和と対戦する。私は浦和と契約している為次節は浦和の一員として新潟と対戦する事となります。対戦相手として今の新潟の強さを受け止める事になりますが初対戦から23年まだアウェイでは未勝利という歴史を継続しているだけに今の息子たちがその歴史を変える事ができるのか?次節の試合レビューは契約により休刊となります。
対戦により2023年3月13日〜2023年3月19日12〜18時までは新潟については涼太郎やトミーが代表選出した場合を除きツイートしません。
期間終了後には再びクラブに戻ってきますのでその時に何が足りなかったのかは語っていきます。