18日J2リーグ22第37節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで水戸ホーリーホックと対戦し、2対0で新潟が前半にMF星雄次のゴールで先制し、後半にFW谷口海斗のヘッドで追加点を上げてそのまま逃げ切り、22勝8分7敗勝ち点74得失点差+35で首位をキープし2位横浜FCと3位岡山がそれぞれ勝利し残り5試合で3勝すればJ1昇格が決まる。

中位から下位相手に取りこぼしは許されないだけに確りと勝ち点3を積み重ねる事ができた。








残り6試合となりいよいよ昇格が見えてきたけれど、過去の歴代クラブの戦いを観ているとここからの6試合が本当に厳しい試合ばかりになるので相手が例え下位だからとか中位だからとかという意識で戦ってはいけない。

水戸も中位にこそいるが侮れない相手だったし活かし方次第では十分水戸にも勝機もあった試合だ。それでも今の新潟は選手たちが自信に漲っている。

試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

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CBにトーマスデン、DMFに星、2列目には高木善朗と大幅に入れ替えてスタートした。

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試合は序盤から新潟がボールの主導権を握り続けた。実際に水戸との大変ではかなりボールを持ちやすかったし、思った以上に中盤でのプレッシャーが大きくない故に序盤からゴール前に運びやすくチャンスも多く作り続けた。

しかしこれだけチャンスを作りながらなかなかゴールを割れない時間帯が続く。新潟はこの時点でJ2得点数1位の66ゴールと得点はしているけれど、1人も2桁得点に到達していない。それだけ多くの選手がゴールを奪っていると言えるのだけれど、言い替えると絶対的なストライカーがいないという事になる。

J2では通用してもこれがJ1だと通用しない試合が増えてくるだろうから来季J1に上がった時にはCFの外国人及びDMFの攻守で活躍できる選手が必要になる。特に攻撃力は上げていかないとJ1では苦しい試合展開が続く事になる。

それでもこれだけチャンスを作り続ければゴールを奪う確率は上がっていく訳で前半37分のMF星雄次のゴールは今季初ゴールという事でどこからでもゴールを奪える強みが活かされたシーンでもあった。





前半はほぼ新潟主導権のまま折り返したが、後半は何度か押されるペースが目立つようになる。しかしこれを楽にしたのは後半7分のFW谷口海斗のゴール決まった事で新潟に待望の追加点が加わった。





その後何度もチャンスを作り続けるもゴールポストに弾かれるなど更なる追加点は奪えなかったが新潟にとっては貴重な勝ち点3を積み重ねる事に成功した。

これが序盤戦だと試合内容を重視するが昇格争いがかかった終盤戦は勝ち点3以上の結果はないだけにあとはいかに下位相手に落とさないかがポイントになる。

トミーが復帰してCBに入った試合に限ると6試合でわずか1失点とJ2規格外の守備力で新潟のピンチの芽を摘んでいる。それだけ新潟にとってトミーの復帰は大きかった。





守備が万全になればあとはいかにゴールを奪うかだがチャンスが多く作れる方が当然ゴール確率が上がる訳でありこの試合ではポストやバーに阻まれた不運はあったもののゴールを奪うにはそれだけのチャンスを演出できている事が今の新潟の強みでもある。

2桁得点者が現時点でいないのは上位では新潟位なので誰が出場してもゴールを狙える戦い方がシーズン通してできている。これだけの選手をターンオーバーしても同じ力で戦う事は難しい訳でこの試合ではシュート23本を記録するなどいかにしてチャンスを作り続けているかがわかる。

チャンスを作らなければゴールを奪う事はできないだけに新潟にとってチャンスを作る機会を多く作れば自然とゴールが増えていく。この試合では星が今季初ゴール、谷口海斗も久しぶりのゴールが生まれてGKを除けば誰でもゴールを奪えるほど変幻自在にゴールを奪える強みは増している。

残り5試合で2桁ゴール達成者なしというのは避けたいところだがそれを感じさせないだけの力を今の新潟は持ち合わせている。

これで残り5試合で3勝すればJ1自動昇格が決まるところまできた。ただ岡山も破竹の勢いでこの2か月勝ち続けてきているだけに残り5試合の3強の対戦相手は

新潟  大宮、山形仙台、東京V、町田

横浜FC 長崎、琉球、大分、金沢、熊本

岡山  仙台、金沢、甲府、秋田、東京V

3位以内はほぼこの3クラブに絞られているだけに岡山の対戦相手を考慮すると残り5試合で5勝する可能性はかなり高い。一方新潟と横浜FCは5試合中3試合がプレーオフを目指すクラブとの対戦を残している。新潟は12位以下との対戦では後半戦全勝しているだけに大宮、東京Vを確実に勝ち点3を積み重ねて残り3試合で1勝というのが現実路線だ。

逆に横浜FCは後半戦残留争いを繰り広げるクラブに敗戦している試合も少なくなく長崎、大分、熊本を残している事を踏まえるとかなり厳しい試合になりそうだ。

それでも岡山との勝ち点差が8ある以上自動昇格に1番近い立ち位置にいるので9月のホームで3勝すればかなり有利な状況で10月を迎えられる。

次節はホームで大宮と対戦する。残留争いをしているとはいえ後半戦横浜FCと仙台を立て続けに勝ってきただけに油断ならない。この試合に勝利して10月を迎える為にも全力で立ち向かおう!

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@pro_g_mania21

J2リーグ第37節新潟対水戸戦勝利パフォーマンス恒例のアルビ劇団によるコント!今回は阿部航斗プロデュース!#アルビレックス新潟 #Jリーグ #アルビ劇団 #阿部航斗プロデュース #星雄次 #谷口海斗 #トーマスデン

♬ Magic Of Love - KOH+






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