30日J2リーグ22第29節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイトランスコスモススタジアム長崎でV・ファーレン長崎と対戦し、2対2で先制を許しながらもDF藤原奏哉、FW鈴木孝司のゴールで逆転したものの長崎にFWエジガル ジュニオのこの日2ゴール目のPKで追いつかれたがその後勝ち越しを許さずにドローに持ち込み、16勝7分6敗勝ち点55得失点差+24で得失点差で2位をキープした。

試合は立ち上がりから新潟が15分圧倒的にボールを支配するも、前半14分に一瞬の隙を突かれ長崎はFWエジガル ジュニオのゴールで先制を許す。しかし新潟は前半アディショナルタイムにDF藤原奏哉のゴールで追いつき前半を1対1で折り返した。

後半新潟はボールポゼッションから後半6分にMF松田詠太郎のクロスにMF伊藤涼太郎がパスで折り返しFW鈴木孝司が落ち着いて決めて新潟が逆転に成功する。しかし長崎は後半14分にPKを獲得しこれをFWエジガル ジュニオがこの日2ゴール目となるゴールを決められて同点に追いつかれた。

その後両チームとも決定的なチャンスがありながら決めきることができずにドローとなり、新潟は6ポイントマッチで貴重な勝ち点1を手にした。

これでアルビレックス新潟は7月を3勝1分2敗で乗り切り仙台も引き分けたために3位との勝ち点差は維持され4位以下の勝ち点差8を維持する事に成功し6ポイントマッチ2連戦を乗り切った。




舞行龍が出場停止で千葉和彦もまだ出れる状況にない中でもドローに持ち込めた事は今の新潟の力を示した試合でもあった。特に長崎はここ10試合負けなしが続いており前回の対戦とは全く違うチームになっていただけに厳しい試合だった。

その中でもトーマス・デンが今季初のベンチ入りを果たしてフィールドプレーヤーはこれで全員ベンチ入りを果たすことになった。試合勘の問題がありまだ出場まで至らなかったがベンチ入りできるほどまで回復してきたことでようやく初出場が見えてきた。

2試合強豪が続いたこともあるけれど、2試合で複数失点していることは反省材料としなければならないが、今季1度も連敗をしていないことは大きいし、この6ポイントマッチ2連戦で連敗しなかった事で4位以下との差を大きく縮められる事はなかった。

前節から指摘しているように夏場の運動量を考えたらこの試合では交代枠を2つしか使わなかったが4人は使ってもよいと思う。特に後半30分を超えるとどうしても運動量が落ちてしまうだけに運動量の確保も含めて交代カードをもう少し使った方がよいと思う。

それでも今季の新潟は誰が出場しても新潟のサッカーができる事を証明した試合でもある。千葉と舞行龍どちらかがいない試合は今季初めてだったが、この4位との6ポイントマッチで田上、早川史哉がよく最後まで粘り強く守ってくれた。

攻撃面は4試合連続複数得点を継続しており守備さえ確りすれば再び勝ち点3を積み重ねられる。









次節はホームで徳島と対戦する。リーグ最多17引き分けリーグ最少失点21と決定力不足ながら守備力は侮れないだけに先取点を奪って相手にゴールを許さない展開に持ち込みたい。





mixiチェック