10日J2リーグ22第26節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ維新みらいふスタジアムでレノファ山口FCと対戦し、3対1で新潟はFW鈴木孝司の2ゴール、MF伊藤涼太郎のゴールで終了間際に失点したもののそのまま勝ち切り、15勝6分5敗勝ち点51得失点差+22で得失点差で首位に浮上した。

試合は前半から新潟が数多くチャンスを作り続けるも最後のシーンでなかなかゴールを奪えず迎えた前半45分にカウンターからFW鈴木孝司がゴールを決めて新潟先制して前半を折り返した。

後半新潟は開始早々の後半5分にCKからFW鈴木孝司が再び決めてリードを広げると、後半28分にMF伊藤涼太郎がゴールを決めて勝利を確実にした。後半45分に1点を失ったもののそのまま勝ち切り、新潟は横浜FCがドローに終わった事で勝ち点で並び得失点差で首位に浮上した。

これでアルビレックス新潟は本間至恩が移籍した直後の試合で不安を全く感じさせない戦いぶりで次節アウェイで金沢と対戦する。





ALBLINEUP2022-021


本間至恩が欧州へ移籍してチームを離れた直後の試合だっただけに至恩がいなくなったから勝てなくなったと言われるような試合には絶対にしてはいけないという選手たちの強い気持ちをプレーに感じた。

今季の新潟はターンオーバーで選手を入れ替えながら3月下旬から組み込まれた連戦に対応する為にフィールドプレーヤーではトミーを除いてすべての選手が出場した。調子のよい選手を起用し、疲労を考慮して入れ替えながら戦い続けた事で5月にコロナ感染で5人以上離脱しても勝ち切ってくる事ができた。

至恩に頼らない誰が出場しても新潟のサッカーができるチーム作りで至恩を快く送り出せる状況を作り上げた。

この3連戦は2勝1敗と千葉にこそダブルを食らったが、群馬、山口相手に2点差勝利で勝ち点6を重ねる事ができた。J2は9月に3連戦を残すのみとなりしばらく中1週間で戦える。

この試合でも伊藤涼太郎と高木善朗が同時出場したのは3月26日の群馬戦以来となる。どうしてもトップ下で被るというのもあったけれど、元々高木善朗はサイドハーフもできる選手なので上手く入れ替えながらもトップ下は伊藤涼太郎がプレーする機会が多かった。













終盤にこそ山口に押し込まれて失点したけれど、前半、後半を通じて多くの時間を新潟が支配しチャンスを作り続けた試合だった。守備面についてはやはりCBが史哉だったのでメンバー的にも舞行龍以外に180cmを超える選手がいなかったので高さで不利な中でも後半45分以外は競り負けなかった。

連敗しない事こそ重要であり、下位にいるクラブに勝ち点3を勝ち取る事が昇格への大きな近道なので次が今季最後のアウェイ2連戦の最後なので気を引き締めていきたい。

次節はアウェイで金沢と対戦する。昨シーズンはアウェイで悔しい敗戦を屈しただけにここで確り勝ち点3を積み重ねて岡山、長崎と続く6ポイントマッチへの弾みにした。






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