29日J2リーグ22第19節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでモンテディオ山形と対戦し、3対0で新潟はMF松田詠太郎、MF本間至恩の誰も止められないドリブルからのゴール、DF田上大地のヘッドで3試合連続3対0での勝利で今季初の3連勝、ホーム連勝記録タイの9連勝とし、11勝5分3敗勝ち点38得失点差+17で2位をキープした。

激しい競争の中でスタメンを勝ち取った選手たちの躍動が止まらないまま前半戦ホーム10試合で勝ち点28を手にした。



ホーム連勝記録の9連勝が掛かった試合でもあるけれど、9連勝したから自動昇格が確約される訳ではなくこれはあくまで通過点でしかない。

昨年の開幕から13試合負けなしのクラブは全て昇格していた記録を止めただけに自動昇格を決めるまでは一切気を抜かずに戦い続けるのみだ。

それでもホームで強いという意識は非常に重要でこの試合が終わると2か月アウェイが7試合もある事を踏まえれば次からの10試合を乗り切れば自動昇格の可能性が大きく見えてくると言って良い。

今の新潟は誰が出場しても全く力が落ちないサッカーができる。それを証明した試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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前節からCB田上、MF松田詠太郎、高木善朗、本間至恩、FW鈴木孝司の5人を入れ替えてスタートした。

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試合は前半の25分までは山形に押し込まれる時間が続く事になる。立ち上がりはどちらかといえば山形が押してきた時間だったけれど、ここで確り守備をして相手に決定的なシュートを打たせなかった。新潟も何度かチャンスを作るもゴールを割れず迎えた前半28分にカウンターからMF高木善朗、MF本間至恩と渡り、クロスからFW鈴木孝司がヘッドでGKが弾いたところをMF松田詠太郎が決めて新潟が先制する。

この流れも素晴らしかったけれど、MF松田詠太郎のシュートがDFとGKの股を通して決めているあたり今の新潟の調子の良さを示すゴールだった。





ここから新潟が自信を持ってボールを回し続けて山形は新潟のパスに翻弄される時間になっていった前半だった。

後半になっても新潟はボールの主導権を握り続けて再三ゴールに迫って迎えた後半13分に新潟はMF本間至恩が相手DFを翻弄するドリブルから鮮やかにゴールを決めて追加点を取ると山形も押し返そうとするも新潟がボールを保持する時間が圧倒的に長くなり迎えた後半34分にCKからDF田上大地のヘッドがゴールポストに当たって入り3点目となりその後山形の反撃を0点で抑えた新潟が3試合連続3対0の快勝で今季初の3連勝、ホーム連勝記録タイの9連勝として2位をキープした。









仙台、横浜FCが負けないので勝ち点差は変わらないが、それでも競り続けた方が勢いあるチームは競り続ける事ができるのでこのままあと半分を戦い抜きたいところである。

得点を決めたゴールシーンは完全に相手のDFを崩して更に押し込むシュートも調子が悪いチームだとこれがGK正面だったり、ゴールポストに嫌われたりするけれど、今の新潟がこれが決まってしまうほど調子が良い。

松田詠太郎のゴールなんかは狙っていたとしてもGKに阻まれているようなシーンをDFとGKの2人を振り切っている。本間至恩のゴールはこれは本間至恩が本気を出した時のプレーはJ2レベルで止められるチームはない。前節の水戸戦に続き、この試合でも正面で相手のDFを棒立ちにさせてしまうほどドリブルが凄かった。

そして田上大地のヘッドは今のチーム状態を象徴しているゴールである。あれこそ調子が悪いとゴールポスト正面で弾かれるが、これがゴールに吸い込まれるあたりチーム状態の良さと選手たちの自信にみなぎったプレーがもたらしているゴールだ。

難敵山形をここまで完勝するだけ今の新潟の状態の良さを示した試合だった。

次節アウェイで徳島と対戦する。J2最少失点の徳島相手に新潟の攻撃力が何処まで通用するのか?そして水曜日の天皇杯2回戦で暫定6位の熊本と対戦する。今の新潟は控えメンバーでも新潟のサッカーを体現できるし、何より殆どの選手が試合勘があり試合に出たくて仕方ない選手たちだ。リーグ戦で出番がなかった選手と出場時間が短かった選手たちが2回戦突破の為に戦う。

天皇杯は当日観戦に行きますので全力でサポートしてきます。

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