10日J2リーグ22第9節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで栃木SCと対戦し、2対0で新潟がMFイッペイシノズカのゴールで先制すると、後半にはFW谷口海斗のゴールで栃木を寄せ付けずに今季2度目の連勝とし、4勝3分2敗勝ち点15得失点差+4で5位に浮上した。
これから続く4月の5連戦の前に新潟は勢いを付ける為に絶対に勝利が必要だった。
3連戦を2勝1敗で乗り切って迎えたホームでの栃木戦は勝ち点差1という混戦の中で負ければ順位が入れ替わる接戦の中にいる。そういう状況だからこそ連勝を重ねれば抜け出せる訳だけれど、昨年は開幕13試合負けなしの後は連勝が思うように積み重ねられず重要な試合で落としていった。
今季はスタートこそキャンプの出遅れを踏まえて1か月は我慢する必要があると割り切って挑んだが、今季初勝利から新潟は次第に攻撃が機能し始めてきた。
この試合では新外国人選手ゲデスが初めてベンチ入りした試合でもあり、いよいよ新潟は攻撃オプションを多く抱えて挑める体制が整った。
試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
3連戦出続けた至恩がベンチスタートとなり、攻撃陣総替えできるメンバーがベンチに控えてスタートした。
試合は前半から栃木は5バックで裏へのスペースを与えない守備的な陣形を敷いてきたが、前半6分に最初のコーナーからMFイッペイシノズカがゴールを決めて新潟が先制した。この先制点がなかったら新潟はなかなかゴールを割れないジレンマに陥っていたかもしれなかっただけに早い時間に先制できた事でその後新潟は圧倒的な支配率で栃木に大きなチャンスを与えない。
チャンスもほぼ単発的なチャンスしかなくピンチらしいピンチは少なく前半を折り返した。
後半栃木はメンバーを代えて挑んできた事で新潟も思うように攻撃できずに追加点が奪えない時間が続き少し重苦しい空気が漂い始めた後半30分にFW谷口海斗が豪快な左足で蹴り込み待望の追加点を奪った新潟はその後栃木の反撃も寄せ付けずに逃げ切り新潟が今季2度目の連勝で5位に浮上した。
試合を振り返れば良い時に先制点を上げて、苦しい時に追加点を上げて試合内容からしたら快勝という内容だ。なかなかゴールを奪えない相手に対して早い時間にゴールを奪う事で相手のプランを崩した事がこの試合の大きなポイントだった。
新潟は先制すれば圧倒的な強さの戦術を持っているだけに特に前線からボールを奪いに来るよりもゴール前を堅める相手ほど先に先制すると有利になる。
選手たちにもボールを回す余裕も生まれ、更には自信もついてきた事で新加入したメンバーとの連携も次第に向上している。今季は昨シーズンより連戦が多いのでメンバーを入れ替えながら試合に挑んでいる事も昨シーズンと違う。
アルベルの時には特にCBとDFラインは殆ど固定していた。メンバーを固定した事で連携こそ向上したが連戦になると疲労が蓄積する欠点もあっただけに、松橋監督は連戦に備えて千葉、舞行龍、田上の3人をローテーションで回している。
田上は本来CBの選手だったけれど、アルベル時代にはサイドバックばかりプレーしていたがその経験が今季活きている。サイドバックも右は藤原、長谷川、左は堀米、渡邊と使い分けている。これによって突然出場するよりも試合勘の差がなく疲労を蓄積せずに挑めている。
攻撃陣もゲデスが加入した事で前線4,5人総替えも可能となり、この試合では4枚総替えしている。
これだけレベルの高いメンバーが揃えば誰が出場してもチーム力は落ちない。ここに今季まだベンチ入りしていない史哉、トミーが控えているだけに5連戦、3連戦になった時に彼らの力も必要となってくる。天皇杯を戦う上でもこれだけのローテーションをしている事でチーム力を保って闘える。
攻撃陣も谷口が5試合で5ゴールと絶好調でしばらくFWで先発出場させて途中からゲデスを起用するプランを継続して連戦に備えていきたい。
次節はアウェイで岡山と対戦する。
オーストラリア代表のミッチェル・デュークなど大型補強でJ1昇格候補とも言われる相手だがまだ本調子まで至らず今のうちに勝利したい相手だ。
ここで連勝を伸ばして次から始まる5連戦に挑みたい。
これから続く4月の5連戦の前に新潟は勢いを付ける為に絶対に勝利が必要だった。
3連戦を2勝1敗で乗り切って迎えたホームでの栃木戦は勝ち点差1という混戦の中で負ければ順位が入れ替わる接戦の中にいる。そういう状況だからこそ連勝を重ねれば抜け出せる訳だけれど、昨年は開幕13試合負けなしの後は連勝が思うように積み重ねられず重要な試合で落としていった。
今季はスタートこそキャンプの出遅れを踏まえて1か月は我慢する必要があると割り切って挑んだが、今季初勝利から新潟は次第に攻撃が機能し始めてきた。
この試合では新外国人選手ゲデスが初めてベンチ入りした試合でもあり、いよいよ新潟は攻撃オプションを多く抱えて挑める体制が整った。
試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
3連戦出続けた至恩がベンチスタートとなり、攻撃陣総替えできるメンバーがベンチに控えてスタートした。
試合は前半から栃木は5バックで裏へのスペースを与えない守備的な陣形を敷いてきたが、前半6分に最初のコーナーからMFイッペイシノズカがゴールを決めて新潟が先制した。この先制点がなかったら新潟はなかなかゴールを割れないジレンマに陥っていたかもしれなかっただけに早い時間に先制できた事でその後新潟は圧倒的な支配率で栃木に大きなチャンスを与えない。
アルビレックス新潟@albirex_pr/
2022/04/10 18:30:29
イッペイが決めた👏
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#高木善朗 選手の☄️CKにフリーになった #イッペイシノヅカ 選手が合わせる💥
マークを外す動きも右足アウトサイドのシュートも✨技ありのゴール👏
堅守栃木から主導権を得る貴重な先制弾👍
試合の… https://t.co/DFzqh8SLfD
チャンスもほぼ単発的なチャンスしかなくピンチらしいピンチは少なく前半を折り返した。
後半栃木はメンバーを代えて挑んできた事で新潟も思うように攻撃できずに追加点が奪えない時間が続き少し重苦しい空気が漂い始めた後半30分にFW谷口海斗が豪快な左足で蹴り込み待望の追加点を奪った新潟はその後栃木の反撃も寄せ付けずに逃げ切り新潟が今季2度目の連勝で5位に浮上した。
アルビレックス新潟@albirex_pr/
2022/04/10 18:53:49
繊細かつ豪快なゴール🤩
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#高宇洋 選手の縦パスを受けた #高木善朗 選手が右足アウトの🧑🎨芸術的なスルーパス☄️
猛然と走りこんだ🌊#谷口海斗 選手が思い切り左足を振りぬきニアサイドをぶち抜く💪
試合の振り返りは… https://t.co/2dqLBIcPyy
試合を振り返れば良い時に先制点を上げて、苦しい時に追加点を上げて試合内容からしたら快勝という内容だ。なかなかゴールを奪えない相手に対して早い時間にゴールを奪う事で相手のプランを崩した事がこの試合の大きなポイントだった。
新潟は先制すれば圧倒的な強さの戦術を持っているだけに特に前線からボールを奪いに来るよりもゴール前を堅める相手ほど先に先制すると有利になる。
選手たちにもボールを回す余裕も生まれ、更には自信もついてきた事で新加入したメンバーとの連携も次第に向上している。今季は昨シーズンより連戦が多いのでメンバーを入れ替えながら試合に挑んでいる事も昨シーズンと違う。
アルベルの時には特にCBとDFラインは殆ど固定していた。メンバーを固定した事で連携こそ向上したが連戦になると疲労が蓄積する欠点もあっただけに、松橋監督は連戦に備えて千葉、舞行龍、田上の3人をローテーションで回している。
田上は本来CBの選手だったけれど、アルベル時代にはサイドバックばかりプレーしていたがその経験が今季活きている。サイドバックも右は藤原、長谷川、左は堀米、渡邊と使い分けている。これによって突然出場するよりも試合勘の差がなく疲労を蓄積せずに挑めている。
攻撃陣もゲデスが加入した事で前線4,5人総替えも可能となり、この試合では4枚総替えしている。
これだけレベルの高いメンバーが揃えば誰が出場してもチーム力は落ちない。ここに今季まだベンチ入りしていない史哉、トミーが控えているだけに5連戦、3連戦になった時に彼らの力も必要となってくる。天皇杯を戦う上でもこれだけのローテーションをしている事でチーム力を保って闘える。
攻撃陣も谷口が5試合で5ゴールと絶好調でしばらくFWで先発出場させて途中からゲデスを起用するプランを継続して連戦に備えていきたい。
次節はアウェイで岡山と対戦する。
オーストラリア代表のミッチェル・デュークなど大型補強でJ1昇格候補とも言われる相手だがまだ本調子まで至らず今のうちに勝利したい相手だ。
ここで連勝を伸ばして次から始まる5連戦に挑みたい。