13日J2リーグ22第4節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイソユースタジアムでブラウブリッツ秋田と対戦し、0対1で新潟はピッチコンディションが悪い状況で90分間秋田の思うようなサッカーに最後まで翻弄され続けて1本の縦パスからゴールを奪われて敗れ、0勝3分1敗勝ち点3得失点差-1で18位に後退した。

試合は前半から芝のピッチコンディションが悪く新潟のサッカーができない状況で秋田に終始主導権を握られてFWイッペイシノズカが負傷交代するアクシデントも重なった。再三CKからのピンチにDF陣が跳ね返して前半はチャンスを活かせぬまま0対0で折り返した。

後半新潟は秋田ゴールに迫るも秋田の必死にディフェンスにゴールを割る事ができず迎えた後半26分に秋田は縦パス1本から途中出場のFW吉田にゴールを決められて先制を許すと新潟もゴールに迫るもFW本間至恩がゴールを決められずに敗れ今季2度目の無得点試合となった。

これでアルビレックス新潟は開幕4試合勝ちなしとなり改めて高さのない前線では厳しい事を痛感させられた。
ALBLINEUP2022-010




J2のピッチコンディションの悪さは今に始まった話ではないのでこういう試合でも勝つ事ができなければJ1昇格はできない訳であるけれど、昨年も昇格した京都が0対1敗れ、磐田も1対1でドローになっているほど対戦相手はこのソユーススタジアムで大苦戦しているクラブが多い。

新潟の本来のサッカーではこの時期に対戦する事は昨年の京都同様に厳しい戦いは予想できた。特に新潟の場合高さで勝負できないチーム構成であり、昨年から続く前線の高さ不足は今だ改善されていない。

幸いFWアレクサンドレ ゲデスが加入したもののチームにフィットするまでに試合出場は4月から4月からの連戦でようやく常時出場できる状況になるという感じだ。

今日の途中から前線身長は本間至恩164cm、矢村健169cm、三戸舜介164cmで平均165.67cmのFWでどうやって高さで勝てるのか?パスを出す側もさすがにターゲットがわからず目掛けるパス先がない状況でした。秋田のCB2枚が千田が186cm、小柳が181cmと平均183.5cmとその差18cmもある訳です。

世界のサッカーの標準からもCFは最低でも180cm以上標準で185cm以上当然という世界ですし、Wこそ169cmのメッシのようなずば抜けたドリブルと決定力ある選手は別にしても3トップで平均170cmを切るどころか165.67cmの3トップを構成するクラブってあるんですか?

180cmある田上大地、渡邊泰基を最後の交代カードで使わずに高さを捨ててクロスを上げてもそれは勝てる訳がない。パワープレーという概念があれば秋田もセットプレーで最大谷口含めて5人マークしなければならず低いボールに集中力をそぐ事はできた。

秋田とすれば高いボールより低いボールだけに集中すれば失点しないという確証はこの数字からもあった訳で先制を許したら勝つ勝機はほぼなかったと言える。リードしていれば裏のスペースをつける可能性もあるが、リードを許せば秋田のようなチームはまず裏のスペースを埋めて裏を突く事は不可能だ。

勝つチャンスはあったが後半15分のチャンスを活かせなかった事が全てだったと言える。イッペイシノズカの負傷交代は確かに痛かった。彼のフィジカルの高さはなかなか良かっただけにどれだけで戻ってくる事ができるのかによっては前線は高さなしでの戦いを強いられる事になる。

4試合を終わって3分1敗と未勝利が続くけれど42試合という長丁場ではこういう時もある訳で大敗が続けば別だが負けた要因がハッキリしているだけに解消されれば順調に順位を上げていく事はできる。本当の勝負は連戦になった時だ。

GKについては小島で結果が出なければ阿部航斗を起用する事も十分考えられる。昨年の開幕13試合負けなしも阿部航斗が守っていた時の記録だ。代えられるGKがいるという強みは活かしていく事も今後の事を踏まえたら必要だ。

次節はホームで甲府と対戦する。監督が変わり主力も入れ替わっているだけに昨年とは違ったチームになっているだけに今季初勝利を次のホームで何としても掴みたい。