22日Jリーグは2021シーズンの全日程を発表し、J2アルビレックス新潟は開幕戦をアウェイ北九州で戦いホーム開幕戦は第2節に長崎と対戦する。今シーズンは東京五輪の関係でJ2では珍しく中断期間があるが水曜開催は3試合しかなく週1試合の日程が続いていく。

これでJ2リーグの日程がすべて決まりアルビレックス新潟は4シーズンぶりのJ1昇格を目指す。



いよいよ日程が発表されたけれど、J2リーグの場合は昇格2クラブ、降格4クラブと少し調子を落としたら降格してしまうほど厳しいリーグだ。J2はほぼ差がない相手ばかりなので確りした準備がどれだけできるかにかかっている。

ただ幸運な事に今年はプレーオフがない事で日程が12月まで組まれた為にJ1と違い東京五輪の中断期間こそあるが、連戦が3回しかない。そこに天皇杯が加わり最低4回の連戦がある訳だけれど、ほぼ週1試合なのでアルベルト監督のようにベストメンバーを固定して戦う監督としてはこれほどありがたい日程もない。

開幕してから13節までは選手を入れ替えながらベストメンバーを探っていくだろうけれど、14節以降は36節までほぼ週末しか試合がないのでいい準備をできるかがポイントになる。

日程に目を向けるとやはり開幕カード2試合はかなり厳しい相手からスタートする。北九州も主力は多く抜けたとはいえ小林監督の手腕は侮れないし、長崎は昨シーズン3位という事で手倉森監督が退任したとはいえヘッドコーチが昇格して資金力もあるだけにこの2試合で連勝すれば新潟は勢いに乗れるが連敗すると厳しいスタートになる。

次の山場は5節のこれまで未勝利の東京Vから4月はアウェイが4試合もあり、5月のゴールデンウイークの連戦は前半戦最初の山場となる。ここを乗り越えれば意外と軌道に乗りそうだ。

そこから21節までは21節で最大の強敵である磐田と対戦があるもののそこまで磐田との対戦がない事は新潟にとっては幸運かもしれない。あと京都はJ1昇格の術を知り尽くす�調篤弔�指揮するだけに京都との対戦はかなり白熱しそうだが、京都とは過去3シーズン負けなしと相性は悪くない。

前半戦の戦いぶりで後半戦がどれだけ有利になりどれだけ厳しい日程になるのかは21節が終わった時点でわかるだけに、最初の13試合が本当に大切だと言いたい。

5シーズンぶりのJ1昇格を目指していい準備をしてほしい。
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