28日J2リーグ21第41節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイタピック県総ひやごんスタジアムでFC琉球と対戦し、1対1でアルビレックス新潟は再三のビックチャンスを作りながらゴールを奪えずに先制を許すも後半FW鈴木孝司のゴールで同点に追いついたがその後逆転する事ができずにドローで終わり、18勝9敗14分勝ち点68得失点差+23で6位のままだった。

試合は最初から新潟がボールを支配する展開が続き積極的にゴールを奪おうとシュートを放つもゴールを割す事ができず迎えた前半35分に琉球がMF茂木にゴールを許して先制されて前半を折り返した。

後半新潟は反撃に転じて後半5分にDF藤原のクロスにFW鈴木孝司が決めて同点に追いついたがその後新潟は勝ち越す事ができずに終わりドローとなった。

これでアルビレックス新潟は勝ち点を68に伸ばして7位山形と勝ち点差3としたが得失点差で15点差離れており事実上の5位以下6位以上が確定し最終節で町田と5位との直接対決でこのファミリーとの最後の戦いに挑む!
ALBLINEUP2021-022


今シーズン14分目という事でボールを支配して主導権を握る事に成功したものの、そのおかげで失点がここ4年で最も良い38失点と1試合平均0点台はほぼ確実だ。誰でもゴールを奪えるという強みを持ちながら決定的なシーンで決められるストライカー不在がポゼッションサッカーの1番辛い現実として突き付けられた事も事実だ。

ここに磐田のルキアン、京都のウタカのようなストライカーがいたなら新潟は14分が7分位にできたと思うと決定力ある選手がいない事は昇格する上で2位以上を目指す事は厳しいという事でもあった。

しかしこの時点で3年連続2桁順位のクラブが1試合を残して5位以下6位以上を決めた事については大きな評価をできるし、アルベルト監督が来年以降J1を目指せるクラブに改善してくれた事には本当に感謝する。今年例年通りにプレーオフがあれば新潟はプレーオフ進出が決まっていた試合でもあるだけに新潟は今シーズンJ1昇格する力と可能性が合った事を示す事ができたシーズンで終われる事は大きな意味がある。

これが7位以下に終われば結局J1へいけないクラブという状況のままだっただけに6位以上で終われる事は来季を戦う上で重要な結果だ。

現時点で課題がハッキリしているし、攻撃陣が何人か抜ける事を想定できるので現時点でベテラン千葉、舞行龍、史哉が残ればそれだけでも来季の骨格は残せるし、DMFも来季の監督次第では2枚から1枚にする可能性もある。攻撃陣も1年目の三戸、小見、来季加入のシマブクは残せそうなので仮に至恩、善朗が移籍しても補えるだけの選手は残せる目途もある。

あとはFWについては高さあるストライカーと決定力ある選手の加入さえできれば大幅に今季のベースを変えなければ十分守備力を維持して競り勝てるチームを構成する事は可能だ。

このファミリーとの次の試合で最後の戦いとなる。

次節はホームで町田と5位をかけた対決となる。5位で終わる事ができれば来季へ向けて大きな自信になるし今季プレーオフがあったらJ1へ行けた可能性を示す事にもなる。最後は有終の美を飾りアルビの未来へ向けて戦おう!



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