31日J2リーグ21第36節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイでシティライトスタジアムでファジアーノ岡山と対戦し、1対1でアルビレックス新潟は前半に先制を許す苦しい展開となり、後半にFW谷口海斗のゴールで同点に追いつくのが精一杯でドローとなり、17勝8敗11分勝ち点62得失点差+22で6位に後退し次節で敗戦すると京都が勝利した時点で今季のJ2残留が確定する。

試合は前半から新潟がボールの主導権を握るも前半16分に岡山はカウンターからFW上門にゴールを許して先制され前半はゴールを奪えないまま前半を折り返した。

後半新潟はメンバーを入れ替えてゴールに迫ると後半12分にFW谷口海斗のゴールで同点に追いついたものの、その後新潟は岡山の堅い守備の前にゴールを奪う事ができずにドローで終わった。

これでアルビレックス新潟は次節磐田に敗れ京都が勝利すると来季のJ1昇格は完全消滅する。

ALBLINEUP2021-019


先制を許すと苦しい展開になるのが新潟の戦い方であり絶対に先制を許してはいけない試合で早い時間で先制を許した事で試合を難しくした。3連戦で次節が中2日という事でメンバーを大幅に入れ替えたがメンバーそのものが問題があった訳ではなく出場機会の少ないメンバーも見せ場を作れた事がこの試合のポジティブな収穫ではある。

そして今季の象徴する試合展開なのだがやはりいくら前線に攻め込みクロスを上げても1トップに長身選手がいない状況では1トップに限界が生じてしまっている事は否めない。多くのクラブが自分たちより長身の選手がいるとかなり苦しむが、ロングボールで空中戦に競れる選手がいないチーム構成が後半戦になって大きく苦しめた事は事実だ。

谷口海斗だけで攻撃を担おうとする事が難しく、トップ下を高木善朗に拘り続けた事が後半戦の失速になっている事も言える。2トップで谷口と組むFWが長身で無かったとしても2トップなら役割を分担できるだけに谷口がもっとゴールを向けるのだろうが1トップが孤立するシーンを何度も見てしまうと高木善朗の前半戦の絶好調が後半戦のシステム変更を難しくしたと言えるのかもしれない。

中央に選手が入り込んでいない事も崩し切れない要因になっているがそれはFWを最後まで1トップに拘り続けた結果でもあるだけにこれはシーズン終了後の総括でFWの人選などを指摘する事になる。

ボールを保持する時間が長くなった事により守備面では劇的に改善でしたシーズンである事も否定しないしボールを保持する時間が長ければそれだけピンチになる時間が少ない。守備面についてはこのままやり方を継続して行って良い。

そうなると問題は攻撃面になる訳だが2列目以降のシステムも含めて考える必要があるだろう。しかしこの試合を来季に向けて考えるなら三戸、シマブクカズヨシ、小見と若手が躍動した事は大きな収穫だ。GK阿部も正GKとして申し分ないプレーを示しているしGKについては阿部航斗でしばらく十分だ。

次節はホームで磐田と対戦する。相手は5連戦の4戦目となり鈴木監督が入院中でチームが纏まっているだけに勝つのは相当厳しい試合になる。

敗れたら京都の勝利でJ2残留が決まってしまう試合だけに自らの手でJ1昇格の可能性を失ってはいけない。