16日J2リーグ21第34節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイトランスコスモススタジアム長崎でV・ファーレン長崎と対戦し、1対1でアルビレックス新潟は前半13分にFW鈴木孝司のゴールでせんせいし、長崎に退場者が出て1人少ない状況にもかかわらず同点に追いつかれ、あわや逆転を許すピンチを乗り切ってドローに持ち込み、17勝7敗10分勝ち点61得失点差+23で暫定4位のまま残り8試合にJ1昇格の可能性を賭ける。

試合は前半13分にMF島田のクロスにFW鈴木孝司が決めて先制すると、前半33分にはFW鈴木が決定的シーンで倒されて相手DFが退場処分となり数的有利で前半を折り返した。

後半数的不利の長崎も反撃に転じ、後半24分にDF二見にゴールを許して同点に追いつかれると、その後ゴールを割る事ができず終了間際には決定的なピンチを向かえたもののGK阿部がファインセーブで防ぎ切り新潟は長崎とドローとなり昇格の可能性を広げる事ができなかった。

これでアルビレックス新潟は3位4位直接対決にドローとなり今日との結果次第ではその差が大きく広がる事になる。
ALBLINEUP2021-018


数的有利になった状況でリードしていただけにその時点で追加点を奪えれば間違いなく勝ち点3を手にできた試合だった。それだけ長崎が4連勝と好調だった事もありこの試合で勝利すれば昇格争いに勢いをつける事もできた試合だったが、長崎もここで10人になっても踏ん張った事で流れを新潟に持ち込む事ができなかった。

意外とリードをして数的有利になっても必ずしも有利になるとは限らないのがサッカーの難しさで少ないチャンスでリスクを冒してゴールに迫ってきた事からも最後まで諦めない姿勢が長崎にはあったという事だ。

それでも後半アディショナルタイムではあわやゴールという決定的なピンチを凌いだことで最悪の勝ち点0は回避できた事はこの試合の救いだ。

勝たなければならない試合だったが負けなかった事で踏み止まれたとも言える。まだ京都が試合をやっていないだけに京都もJ2残留争いをする相手だが必ずしも楽に戦える状況ではないだけに全ては京都の結果次第でまだこのドローの価値が変わってくる。

次節はホームで秋田と対戦する。千葉が復帰してくるので心強いが攻撃では三戸が今日の負傷で1週間で回復できるかがポイントになる。

残り試合可能性ある限り勝ち点3を目指していくのみだ。



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