25日J2リーグ21第31節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1対0でアルビレックス新潟は終了間際にMFロメロフランクのゴールで競り勝ち甲府から4年ぶりの勝利を手にし、16勝6敗9分勝ち点57得失点差+23で3位のまま2位との勝ち点差9はそのままだった。

J1昇格にはこの難敵を倒さなければないだけに崖っぷちで踏み止まった。

東京V戦での勝利から残り12試合で全て勝っていく事で可能性が出てくるだけにもう勝ち続けるしかない状況だが、その前に立ちはだかったのが4年間勝利のない甲府だった。

守備をベースにしてチャンスをものにしてきて勝ち点で並んで迎えた3位4位直接対決という事で最後まで激しい試合となった。最後の最後でゴールをこじ開けた試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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CFに鈴木孝司が入り、至恩がスタメンに復帰し堀米がベンチスタートとなった。

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試合は前半から両チームとも中盤での攻防となりお互いゴール前に思うようにボールを運べない展開となる。甲府は守備時は5バックで守り攻撃時には両サイドが上がっていくシステムだけれどやはり5-4-1で守られるとスペースがなくサイドから活路を見出そうとしても5バックを形成していた前半は全くチャンスらしいチャンスを1度作れただけだった。

甲府も同じようにゴール前まで運んでも決定的なシーンは全く作れず両チーム0対0で折り返した。

後半は疲れが見え始めた事でようやく新潟はサイドから活路を見出せるようになったが、最後のシーンでゴールを奪う事ができない。

後半に限ればチャンスは多く作れていたし、鈴木孝司、高木善朗がそれぞれ決定的なシュートを放つもGKに尽く止められた。

新潟の守備については最後の最後で決めさせなかったしそれほど決定的に危ないシーンはなかった。パスミスも早い段階で回収できていたので事なきを得ていた。

このまま終わると思われた後半アディショナルタイムで新潟は途中出場のMFロメロフランクが均衡を破るゴールを決めて新潟は5月以来となる連勝でJ1昇格に望みを繋いだ。

















京都と磐田が負けないので勝ち点差はそのままだが、それでも必ず京都も磐田も苦しむ時が来る訳で残り11試合で全て勝ち続ければ可能性はない訳ではない。残り試合で京都、磐田が引き分け以下に終わる試合を待つしかない。

その為にはどんな状況でも勝ち続けるのみだ。チャンスを作っても決められなければ何もならないが、この試合では東京V戦で勝利した事が大きかったのか最後まで自分たちのスタイルを貫き通して勝利できた。

東京Vも甲府も得意とする相手ではなかっただけにこの2チームに勝利できた事は今後自信を大きく取り戻した2試合になるはずだ。

次節はアウェイで金沢と対戦する。降格圏に沈む相手だけにかなり厳しい試合になる。

勝ち続ける事でプレッシャーをかけ続けていこう!

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