23日J2リーグ21第15節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで京都サンガFCと対戦し、0対1でアルビレックス新潟はチャンスは作るも決定機を活かせずに京都に先制ゴールを許して最後までゴールを破れず今季初の連敗を屈して首位陥落し、10勝2敗3分勝ち点33得失点差+20で2位に後退した。

上位対決4連戦で新潟は改めて上位に勝ち切る力が不足している事を痛感し、上位対決はこれ以上負けられない。
上位対決4連戦の2戦目は首位攻防戦となった訳だけれど、今勝ってしまう事がこのチームにとって良い事なのか?と問われると今のうちに現在地を知っておいた方が良かった試合だと感じている。

ここまで昨年の上位との対戦では勝ち切ったが多くのクラブはまだチームとして未完成だったり監督交代で上手くいかなかったりと色々な幸運もあった。

その中で最初から5月は1番厳しい相手が続くと感じていただけにその予想通りの厳しい4連戦となっている。

諜裁監督はJ2屈指の監督であり、過去2度湘南を圧倒的な強さでJ1昇格に導いた監督でもある。J1では戦力不足で下位での戦いが続いたが、それでもルヴァン杯制覇という偉業も成し遂げた。

J2を1番よく知り、1番戦い方を知っている監督相手という事でやはり予想通り手強かった。

その試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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三戸が右サイドハーフで初先発してスタートした。

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試合は開始早々新潟は決定的なチャンスを作るもFW鈴木孝司が決め切る事ができずその後京都に押し込まれる展開になるも、ここはディフェンス陣が踏ん張り失点を与えない。その中でセットプレーからチャンスを作り、前半は終了間際でMF本間至恩がゴール前まで持ち込んだ。





このシーンは京都もかなり翻弄されていたし、シュートが惜しくも正面となったが少し右に逸れていたら決まっていたシーンでもあった。

前半は0対0で折り返した。

後半新潟もチャンスを作り続けるも、チャンスを活かしたのは京都だった。後半13分中央からMF川にゴールを許して先制される。このシーンはグラウンダーのシュートだったがGK阿部航斗にはDFの足元からボールが見えづらかった故に反応が遅れた。このシーンは防いでほしかったところだがここまでゴールを守ってきただけにこの1失点は今後の糧にしてほしい。

その後も新潟は果敢にゴールを狙うも京都の堅い守備の前に再三跳ね返されてゴールを奪う事ができず2連敗となり首位から2位に後退した。

相手に研究されてきているのは承知しているけれど、やはりFWに180cmを超える選手が不在なのでどうしても空中戦で競る事が厳しい。京都は元々長身のCBが控えているので破るならドリブル突破からシュートを狙う必要があったが尽く中央でブロックを形成された。

京都も爆発的な攻撃力がある訳じゃなくここ最近は1点奪って逃げ切る戦いぶりだったがやはり諜裁監督はJ2では守備は重要と後半から選手を積極的に交代してフレッシュな選手を入れて対応してきた。

終盤の時間稼ぎの交代なんてまさに強かだ。

新潟の場合はアルベルト監督はあまり選手の入れ替えを行わない。これは代える選手がいないという事もない訳ではないがそれだけバランスを重視しているという事だ。

今季の交代はこの試合でも2人しか交代していない。確かに交代するとして誰を下げるか考えた時に後ろを下げるよりも前になるけれどその前も三戸に代えて谷口を入れると次に交代できるカードは嶋田を下げて攻撃的選手位になる。

善朗の今季の貢献度を考えると代え難いのは理解するけれど、もう少しFWに人数をかけてプレッシャーをかけても良いのでは?と感じる。疲労を考えると史哉を右サイドで起用する手もある訳だが、藤原の貢献度がそれを勝っている。

代えようとしたら変えるポジションがないと言えばない。ロメロが復帰すればまた違った采配ができると思いますが、今の新潟は対戦相手は高さある選手を起用して空中戦を封じ、ゴール前を堅めてシュートを打たせない。相手にとってペナルティエリアの外でボールを回されている事はそれほど怖い訳ではない。

鈴木もヘッドでチャンスはあったけれど、やはり長身ではないから長身選手に挟まれると厳しい。

諜裁監督に新潟の弱点を徹底的に対策を立てられた結果だったと言える。

それでも新潟が戦い方を変える必要性はないし、ここまで下位に確り勝ち点を積み重ねてきたからこそ15試合で勝ち点33と昨年は勝ち点30で折り返した事を踏まえれば昇格には85をLINEとすると21試合で勝ち点42以上必要と考えると残り6試合で3勝以上必要なので今季の昇格ラインは想像以上に上になる可能性が高い。その意味でも直接対決で勝つと負けるでは大きな差となるだけにこの試合でそれを痛感した事は今後に生きるはずだ。

次節はホームで琉球と対戦する。2位3位直接対決で負ければ3位転落となる。絶対に勝たなければならない試合で連敗を止める事ができるか?前半戦最大のピンチを乗り切ってほしい。

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