5日J2リーグ21第12節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイNACK5スタジアム大宮で大宮アルディージャと対戦し、3対2でアルビレックス新潟はDF早川史哉のプロ初ゴールで先制するもその後大宮のロングボールから同点に追いつかれ、後半には1度は裏を突かれて逆転を許すもそこから新潟は怒涛の反撃をみせて、MF本間至恩の同点ゴールに途中出場のMF星雄次の逆転ゴールで新潟が今季初の逆転勝利で、10勝0敗2分勝ち点32得失点差+22で首位をキープした。

試合は前半15分CKからDF早川史哉のゴールが決まって先制する。その後も新潟が有利にボールを支配したが前半31分に大宮はロングパス1本からFW中野にゴールを許して前半は1対1で折り返した。

後半新潟は前半同様ボールをキープしてゴールに迫るも、後半14分に中盤でカットされたボールからカウンターを食らい大宮はこれをFWネルミン・ハスキッチに決められて今季3度目のリードを許すゴールとなる。

そこから新潟は攻撃的なシフトを敷き、4-1-4-1に変更してから新潟はゴールに迫り、後半29分にMF本間至恩の同点ゴールで追いつくと、後半36分に途中出場のMF星雄次の逆転ゴールでリードを奪った新潟が最後までリードを守り切り今季初の逆転勝利を手にした。

これでアルビレックス新潟は今季初の逆転勝利で開幕からの無敗を12に伸ばして次節はホームで松本山雅と対戦する。
ALBLINEUP2021-009


今の新潟がやられるとすれば中盤でボールを回しているところをカットされて即パスでFWに決められるシーンだが、これがこの試合2度もやられた。これは今後の反省点でありやはり中盤でパスカットされた後にカバーできるかどうかで失点を防げるか防げないのかが決まる。

それでも新潟は開幕から12試合連続先取点を上げている事で慌てず戦えている。

先取点を獲った試合では新潟は昨シーズンも多くの試合で終始有利に進めていただけに今の戦術がリードをすればいかに有効な戦術なのかというのが明かだ。





その上でやっぱりボールをキープするシーンが続く事で一瞬の隙を相手が既に狙い始めている事をこの試合で痛感させられた。わかっていた事だが改めて警戒していきたいところだ。

しかしこの試合では今季3度目のリードを許した試合で会ったが、アルベルト体制になってからリードを許した試合で逆転勝利したのはこの試合が初めてだ。リードを許しても逆転する力をチームは身に付けた決定的な試合だ。

システム変更をして2列目以降に人数を掛け始めたリードされた後半から新潟の怒涛の攻撃は本当に圧巻だった。

高さがない分グラウンダーのボールで勝負する事が増えるものの、それでも相手を確り崩してゴールを奪ったMF本間至恩、MF星雄次のゴールは今の新潟の強さを象徴している。








そしてこのNACK5では通算19試合で3勝5分11敗とJ1時代には2016年に1度しか勝利できず、J2のカテゴリーに限れば2003年以来実に18年ぶりの勝利となった。18年前は新潟が初めてJ1昇格を決めた年以来となりますが、その扉を再び開いた事になる。

ただJ2屈指の資金力ある大宮が21位に低迷する位J2のカテゴリーは本当に厳しい事を改めて思い知らされたし、戦って21位のチームとは思っていない。それ位差がないので一切気を抜けない。

次節はホームで松本山雅と対戦する。2年前までJ1で戦っていた相手だけに油断ならないし、いくら低迷しているとはいえ昨年はアウェイで完敗している。油断すればやられる事をこの試合で痛感しただけに気を引き締めていこう!





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