20日J2リーグ21第4節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでザスパクサツ群馬と対戦し、3対1でアルビレックス新潟がMFロメロフランク、FW鈴木孝司の2ゴールで勝利し、22年ぶりの開幕4連勝で4勝0敗0分勝ち点12得失点差+7で首位をキープした。

開幕4連勝となった新潟は次節で17年間未勝利の東京Vと対戦し未勝利の歴史に終止符を打つ試合となる。
開幕4連勝となったこの試合は相手は昨年の下位であったものの、昨年ホーム最終戦で敗れた相手という事でJ2では少しでも相手を舐めてかかると手痛い目に遭ってきたのはこれまで3年間で嫌というほど痛感してきていただけにやはり油断ならないのがJ2のステージという事だ。

開幕カードで昨年の5位北九州、昨年の3位長崎相手に勝利した事で選手たちは多少追い込まれても自信を持って戦えているし、確り状況判断できている。まだまだ改善の余地があるものの、その状況が今の新潟にとっては気を引き締めるいい機会だと感じている。

開幕4連勝した試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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至恩が出場停止から復帰して2節と同じメンバーでスタートした。

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試合は序盤から新潟がボールの主導権を握って展開し、前半13分に左サイドからのクロスにFW鈴木が折り返したボールをMFロメロフランクが押し込んで新潟が先制する。

鈴木とロメロは町田時代にコンビを組んでいただけに連携面では全く問題ない。それ以上に鈴木がこれほど早くチームに溶け込んだのもロメロの存在が大きい。

そしてその直後の前半19分にはMF高木善朗のクロスにFW鈴木が頭で合わせて開幕戦以来のゴールを決めた。鈴木孝司はFWとしてポジショニングが非常に良い。身長こそ179cmだがFWとしての得点を獲る為のポジショニングが良くてこの試合でもクロスに対していいポジショニングでボールを受ける事ができたからこそヘッドがあれだけ見事に決められる。

前半は完全に新潟ペースで2点リードで折り返した。

しかし今の新潟は後半に課題があって、前半あれだけボールを握りながら後半は逆に相手に押し込まれる展開となり後半10分に相手のクロスがDF千葉の足に当たってオウンゴールとなりまたも嫌なムードが漂う。

前節もDF舞行龍に当たって不運にゴールになるシーンがあっただけにGK阿部航斗には少し気の毒な失点が続いているがそれ以外では確りゴールを守っているので問題はない。

そこから何度かチャンスも作りながら外し、何度もピンチを向かえたがゴール前で確り跳ね返して迎えた後半アディショナルタイムにDF堀米のクロスにFW鈴木孝司が落ち着いてゴールに流し込み試合を決めた。

これでアルビレックス新潟は22年ぶりとなる開幕4連勝となった。

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ここまで4試合全て先取点を奪えている事で選手たちも落ち着いて戦えている。4試合中1試合だけ同点に追いつかれたが、ここ3試合は1度も同点にされていないのでそれだけ確り守れているし、それだけ確り決めるシーンで決める事ができている。

守備も千葉が最終ラインを確りコントロールしており、最終ラインから司令塔としての役割も担っている。舞行龍とのコンビは経験十分だけに周りも安心してプレーできているし、何より豊富な経験値で若い選手たちは落ち着いてプレーできている。

押し込まれる展開でもゴール前で落ち着いたプレーでピンチを未然に防いでいるし、3度のリーグ優勝経験はやっぱりチームに還元されている事を感じる。

前半はボールをキープできるが後半ボールをキープできない時間が続く事についてはここ2試合は2点リードの状況で迎えているのでどうしても相手はゴールを目指していく為に攻撃的にきている。そこからカウンターを掛けたいところなのだが、1トップだとカウンターはなかなか機能しないケースは少なくなく、中央で拾えなければなかなか次の展開が難しい。

相手も攻撃的に出てきているので3点目を後半15分までに取ってしまえば良いのだが取れないとどうしても守備が後ろに下がってしまうケースが多くなる。でもそこは後半途中で谷口を入れて2トップにする事でかなり改善された部分もあるだけに谷口の投入するタイミングがこれからカギになりそうだ。

次節はホームで東京Vと対戦する。私の古巣でもありますけれど、初対戦から17年未勝利の相手だけにいよいよその歴史の扉を開く最大のチャンスが巡ってきた。ここを突破できれば更なる可能性を広げていく事になるだけに新たなる歴史の扉を開けにいこう!

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